#OEWGを生かす #大戦略 ―― #科学・言葉・プレーヤーを総動員 ――
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元々だれか素晴らしい戦術師がいて、核兵器禁止条約の締結と発効のために壮大な戦略を展開したのかもしれませんが、少なくとも結果論としては、すごい戦略が採用されていました。その戦略をお浚いしますが、常識を重んじ言葉を大切にしていることが良く分かります。
- 多数派の力を生かした、WCPという先例があった
- 1980年代から、科学的事実によって、核兵器の悲惨さ・残酷さを示し
- 「Humanitarian Consequences」という命名で人類の責任を問う。
- 「inhumane」では、被害だけが強調される。「humanitarian」によって、「解決策」を提示する人類の責任まで視野に入った 。
- 支持するNGOやリーダー国が「Humanitarian」の象徴だった。
- 核保有国や依存国に「政治的」というラベルを貼らせなかった――赤十字・平和市長会議、ノルウェー・メキシコ・オーストリアの存在が大きかった。
と見てくると、核兵器禁止条約成立に貢献した立役者たちの力の大きさに感嘆します。その立役者は誰だったのか再度まとめておきましょう。
核兵器禁止条約成立の立役者
- ICAN・赤十字・平和市長会議等の世界のNGO
- 志を同じくする国々、特にオーストリア
- 核兵器の使用が人道的に許されないことを科学的事実とともに世界にアピール
- オーストリアは、1999年、憲法により核兵器の製造、貯蔵、運搬、実験、使用を禁止
- 国連--事務総長、担当職員
ここで何より残念なのは、憲法でオーストリア同様に「戦争放棄」を謳っている日本が、しかも、「唯一の」戦争被爆国と国際社会で協調し続けている日本が、何故オーストリア以上の役割を果せなかったのか、ということです。
いや、果せなかったどころか積極的に妨害したのですから、被爆者への裏切りだと言わなくてはなりません。
皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!
[2025/2/3 人間イライザ]
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