#何故2045年なのか #補強説明 ――#抑止力を持つのは #被爆者――
#何故2045年なのか #補強説明
――#抑止力を持つのは #被爆者――
#ジョン・ハーシーさんの言葉です
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「2045年を合言葉にしよう」と呼び掛けましたが、2045年が被爆100周年であることから、その年を期限に核を廃絶しようと考えるのは当たり前、といった気分に流されてしまいました。そして100年経てば人々の記憶が薄れてしまう、となると核廃絶へのエネルギーも薄くなるだろうという点を強調しました。
今回は、その点を補強しておきたいと考えています。
カギになるのは、作家のジョン・ハーシーさんの言葉です。彼は、1946年に広島で6人の被爆者をインタビューしました。彼ら/彼女らの言葉は、1948年8月31日号の『ニューヨーカー』誌の全紙面を割いて掲載され、同誌は一日で全発行部数30万部が売り切れるという記録を作りました。ハーシー氏は、「20世紀アメリカ・ジャーナリズムの業績トップ100」の第一位に選ばれています。
1985年には、被爆40周年という節目に広島を訪れ、「被爆者が話すことで、三度目の使用を防いだ。それは被爆者のお蔭だ」と私に話してくれました。別の言葉に言い換えると、核の「抑止力」を持っているのは被爆者なのです。
ノーベル平和賞委員会は、それを「核のタブーを創った」と表現しています。
問題は、被爆者亡き後に、核兵器に対する抑止力を持つのは誰なのかという点です。現在でもプーチンやナタニエフといったリーダーたちが核の使用に走るかもしれないといった状況なのですから、それが加速してもおかしくはありませんし、偶発的な核兵器の爆発も、これまでもニアミスがあったのですから、心配しなくてはなりません。
私には、それまでに核兵器を廃絶しておくということに全力を注ぐという選択肢しか思い付きません。つまり、まだ何人かの被爆者の方がお元気でいらっしゃるであろう2045年までに核廃絶をという目標を掲げるということです。
核廃絶には時間が掛かります。それでも、来年の80周年から20年間、という時間があれば、何とか間に合うのではないかという、かなり楽観的な考え方を採用したいと思っています。その20年間に何をするのかという具体的な行動計画を作ってみよう、本腰を入れてその計画を実行しようという提案です。
逆に、来年から始めなければもう手遅れになる、という危機感も共有できればと祈っています。
最後に、今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう
[2024/12/3 人間イライザ]
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