#都立 #東京大空襲資料館を! ――#民間の東京大空襲・戦災資料センターに加えて#――
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――#民間の東京大空襲・戦災資料センターに加えて#――
#都立の施設が必要です
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御縁があって、恵泉学園中学・高等学校で講演をさせて頂くことになりました。その準備をするためのパワーポイントの資料を作っているのですが、その中で、東京都立の大空襲資料館の必要性に触れたいと思っています。
でも東京には、「東京大空襲・戦災資料センター」という民間の資料センターがあり、20年以上、地道ではありますが大変重要な役割を果して来られています。まずは、このセンターについて、また会費や寄付によってその活動が行われてきたことを知って頂くために、センターのホームページから引用します。
「東京大空襲・戦災資料センター」(以下、「戦災資料センター」と略)は、「東京空襲を記録する会」や「財団法人政治経済研究所」などの募金の呼びかけに、4000名を超える方がたのご協力によって、2002年3月に「財団法人政治経済研究所」の付属施設として開館しました。さらに、多くの方がたのご支援を得て、2007年3月に増築を実現することができました。
東京大空襲から75年以上が経った今、私どもは貴重な資料をいかし、研究と調査、展示と学習普及活動にいっそう努力してまいります。そして、戦争の惨禍を風化させないで、次代に伝えるとともに、学びあう場として、多くの方に活用していただくことを希望しております。
2017年には来館者をより安全に受け入れ、博物館機能を充実させるべく、構造変えを含む建物の、また、2020年6月には常設展示のリニューアルをおこないました。
こうした「戦災資料センター」の運営・管理・維持経費は、すべて皆さまの維持会費や維持募金によってまかなっています。今後ともぜひご協力をお願いします。
このように立派な活動をされているのですから、「都立の大震災資料館を」という考え方を私が広めることで、センターの活動や広報の邪魔になってはいけないと思い、思い切って電話をしました。
電話で対応して下さった方(済みません、お名前を伺いませんでした)からは、次のような点を御教示頂きました。
- これまで20年のセンターの活動実績には誇りを持っているし、市民からも高い評価を受けている。これは今後も続ける必要があり、その積りである。
- 私たちセンターとは別に都立の資料館ができることも重要だと考えている。
- そのための運動をしている人たちもいる。
- 仮に都立の資料館ができたとして、その施設と融合したり一緒になったりすることは考えていない。
この考え方を伺って、大変感動しました。そして私の考え方、簡単にまとめると、国の責任で始めた戦争の結果としての大空襲に対して、国の責任を明確にするための「都立」の東京大空襲資料館を建設する必要がある、をさらに広めたいと思いましたし、センターへの協力をして来なかったことを申し訳なく思いました。
広島・長崎の資料館も市立ですが、国の責任を、被害を直接受ける市民の立場から明確にすること、その立場から戦争も核も止めさせることが、平和市長会議を立ち上げた趣旨でもありますので、「都立」や「市立」ということには大きな意味があるのです。
なお、3月10日には、東京大空襲がジェノサイドだという記事をアップしました。それもお読み頂けると幸いです、
最後に、今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう
[2024/10/29 人間イライザ]
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