#袴田巌さん #再審無罪 ――#60年近くの闘い――
#袴田巌さん #再審無罪
――#60年近くの闘い――
#死刑は憲法違反
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袴田巌さんの再審判決が静岡地裁から出されました。当然、無罪です。でもこれを勝ち取るために、60年近い歳月が掛かっています。何とかならなかったのか、そしてこれから同じことが起こらないようにするにはどうすれば良いのか。人質司法を止めさせるために何をすれば良いのか。
即効薬のないことが歯痒い限りですが、死刑を廃止することも重要です。それも死刑は憲法違反であるにもかかわらず、それが無視され続けています。この点については、拙著『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論――』(法政大学出版局、2019年)をお読み頂ければ幸いです。
偶然ではありますが、兵庫県の斎藤元彦知事が、県議会の不信任決議を受けて、失職そして知事選挙という道を選択しました。68人の県議会議員全員の意思としての不信任に対して、県民が再度意思表示を行えるという制度があるのは大切です。でも袴田さんの場合と比較して、一人一人の個人の人権をもっと迅速に守れる制度的な措置が必要なことは私たち共通の願いなのではないでしょうか。
でも、悲観的にならざるを得ないのは、「裏金議員」と言われた議員たち全員を不起訴処分にした検事が、閣議、つまり現政権の意思で検察トップの検事総長に就くような人事が行われているからです。
そうは言っても、結局、私たち一人一人が当事者として、選挙という手段、そして最高裁判事の国民審査を有効に生かさなくては、何事も始まりません。
今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう
[2024/9/26 人間イライザ]
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