#石丸候補支持 の #問題点 ――#同級生の投票行動から考える・第7回――
#石丸候補支持 の #問題点
――#同級生の投票行動から考える・第7回――
#頭を通さない #事実を知らない
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東京都知事選挙を出発点にして、選挙についての論考を続けています。
前回は、石丸候補支持の多くは、現状打破を期待したと書きました。現状打破派としては蓮舫候補の支持者も重要ですが、SNSの利用という点でかなり性格の違った広がり方になったことにも注目すべきであることも指摘しました。
石丸支持の輪の広がり方の特徴として、加速度が貢献したことも含めて、その速さがカギになりますが、それは別の視点から見ると、大きな問題を変えていることでもあります。
これはSNS全体の特徴だと捉えるべきなのかもしれませんが、何かを受け取ってから (受け取らない場合も含めてなのですが) 発信するまでの時間が短いということは、頭を通さずに、画面を見た途端に指なり口が動いて発信しているということです。頭を通さないという点が重要です。
特に、候補についての情報が正確なものなのかという吟味をする時間がないままに、「支持」が増え続けたという結果につながったのかも知れません。
実は、その点について、「取材不足」というハンドルネームで、石丸候補についての情報を細大漏らさず検証している方がいます。例えば石丸候補の記者会見の全部などの、安芸高田市の公式サイトで公表している一次情報を元に、分り易いまとめを主にXを通して私たちと共有してくれています。
それを元に、石丸候補の何が問題なのかという私なりの分析や感想もこのブログにアップしてありますので、今回は、回り道して、その紹介です。石丸選挙がなぜ上手く行ったのかを客観的に整理することと、石丸候補の主張や実績、人間としての基本的価値観とは全く別物です。別物であることを明確に伝えておかないと、選挙戦術が上手く行ったから候補の主張も評価できるものだという短絡的な思考になる危険がありますので。繰り返しになりますが、それでも、大切な点は大切なのです。
最初の記事は、「災害をネタにするな!」というタイトルで、石丸候補が、2019年の台風5号襲来時の森田健作千葉県知事の行動 (炎上しました) をお手本に、災害時の自らの行動が炎上の切っ掛けになるような仕掛けをし、それをマスコミが報道しなかったことに文句を言っているという事実です。(注記: 「今更シリーズ」の第一回は新一万円札でしたので、石丸問題は二回目以降ということになりました。)
そのページから、順次、次の日を辿って頂ければ、その理由が分ります。なぜ「災害をネタにするな」が問題なのかを、行政の長の役割、1999年6月29日の広島の豪雨災害、消防等の災害担当者が市民と一体になって被害軽減のために頑張っているのか、そしてチームとしての都市や行政のあるべき姿から描きました。
次回は選挙に戻って、現状打破を試みてきた経験を元に、そんな動きを強化するためには何をすればよいのかについて考察を始めます。
今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう
[2024/8/18 人間イライザ]
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