ネタ

2024年7月 1日 (月)

#チームとともに #市民とともに #以外の選択肢のあるのが不思議です ――#芸予地震 #消防団――

#チームとともに #市民とともに #以外の選択肢のあるのが不思議です

――#芸予地震 #消防団――

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帰心矢の如し

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東京都知事選挙を巡って、石丸候補が、マスコミSNSでの話題作り、つまりネタ作りのために災害を使っていたことを知りました。これまで、三回にわたって、なぜ私が違和感を持ったのかを説明してきましたが、その続きです。第一回目はこちら二回目はここ。続いて三回目です

前回は1999629日の、「629豪雨災害」時の私の体験をお伝えしましたが、例えば土石流という言葉にも馴染みがなく、急傾斜地の危険性についての認識は低く、線状降雨帯という言葉はまだ日常の語彙の中には入っていませんでした。

その後、建設省にもお願いをして急傾斜地対策についての法律を作って貰ったり、また自主防災会とともにハザードマップの普及や避難訓練など、自助・共助・公助というあらゆる視点からの対策に全力を集中しました。

しかしながら豪雨災害についての知見も十分ではなく、地域の防災の中核を担う消防団にも犠牲が出てしまったことがあります。

6.29後に起きたある豪雨災害の際、地域の降雨状態と河川の増水の状況を調査していた団員の足元が水の勢いで崩れ、二名の団員が殉職してしまったのです。その河川についても、また水位と雨との関連についても熟知していた団員が文字通り足を浚われたのは、集中豪雨の勢いがあまりにも強く、河川の流れも豪流となっていただけではなく、その瞬間的な強さがそれまで経験したこともないような力で、堤防の下の部分を抉り取って、その上に立っていた団員が気付くのと同時に堤防が崩壊したということでした。

その報告を受けて、その場にいたとしても私にも消防隊にもなす術はなかったはずなのですが、残念さと何もすることのできなかった無力感に襲われました。同時に、私たちの生命を救うための使命の一環として、チーム全体としての仕事を全うしてくれたことに限りない感謝の気持を抱きました。

ここで一言説明しておくと、消防団とは、常勤の消防署とは別の組織で、団員は本業を持つ一般市民であり、装備や報酬は支給されるのですが、ボランティア組織と言った方がその実態が伝わる、非常勤地方公務員です。

火事の場合が分り易いかもしれませんが、火事が起きた場所の近くに必ずしも消防署やその分署がある訳ではありません。しかし、消防車の車庫と消防団の建物は比較的近くにあることが多く、初期消火の面では欠かすことのできない存在です。それは、他の災害の場合も同じです。

二人の尊い犠牲からの教訓は、その後の消防団の訓練や避難訓練等に生かされています。そして今の時代に、命の危険に晒されながら、いわばボランティアとして市民の安全を守る仕事をしてくれる人たちのいることで、わが国もまだ捨てたものではないと思っています。

もう一つ、私は、災害対応のチームと一緒に仕事をしなくてはならないときに、それができなかった経験をしています。

2001324日の午後327分に起きた芸予地震です。広島市内での震度は5強から5弱でしたが、家屋の一部損壊が3万を超えるほどの被害を被りました。

その日、私は東京出張からの帰広途中で、着陸間際にCAさんが広島地方で大きな地震が起き、震度は5を超えているという情報を耳打ちしてくれました。

着陸後、直ちに市役所と連絡を取り、対策本部の立ち上げと地震災害時の対応措置が遺漏なき内に進んでいるとの報告を受けました。しかし、それまでの広島では経験したことのない震度の地震です。とにかく現地チームと合流して、あらゆる手を尽くさなくてはという思いで、正に帰心矢の如し、と言えばぴったりする気持でした。

地震のせいで道路も交通も大きく影響を受けていましたので、ヘリコプターを迎えにやらせましょうかという提案もありましたが、非常時のヘリコプターは重要な救済手段です。とにかく少しでも空いている道を探して車で戻ることにしました。

その決断ができたのは、6.29豪雨災害後に、緊急事態のために市長車には衛星電話を設置していたからです。時々刻々、報告を受けつつ状況を判断し、市長の指示が必要な場合については、その場から担当部署とのやり取りができ、普段の3倍以上の5時間掛かって市役所に到着しました。

これらは災害が実際に起きた時の対応ですが、災害の予測がかなり正確に出ている時でも、心構えは同じです。例えば台風や豪雨の予報があれば、消防団や自主防災会等では、土嚢作りをしたり避難のための準備をしたりという作業が始まるからです。

災害が実際に起こるタイミングを見計らって、ネタにするためにわざわざ遠くに出掛け、その直前に現場に戻るというような発想自体、私には市民や消防等への裏切りだとしか考えられません。市民とともに、チームとともに以外の選択肢のあることが不思議です。だから、「災害をネタにするな!」なのです。

 

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[2024/7/1  人間イライザ]

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2024年6月30日 (日)

#災害対策は #チームワーク ――#1999年6月29日の記憶――

#災害対策は #チームワーク

――#1999629日の記憶――

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未曽有の土砂災害の中でのチームワーク

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東京都知事選挙を巡って、石丸候補が、マスコミSNSでの話題作り、つまりネタ作りのために災害を使っていたことを知りました。これまで、二回にわたって、なぜ私が違和感を持ったのかを説明してきましたが、その続きです。念のため、一回目二回目のリンクを貼っておきますので、クリックしてください。

災害には被害者がいます。そもそも被害者がいなければ、災害という概念は成り立ちません。人災もありますが、ここでは自然災害を考えています。多くの場合、災害そのものの被害は避けられなかったから被害になったものです。あと少し早く逃げていたら、こんなに低い土地に家を建てなければ等々、被害後には、自分たちの力で何とか出来たのではないかという思いに駆られることも多いでしょう。

できれば時間を巻き戻して、死や喪失、惨害や悲劇そして絶望に襲われる前に戻ってくれないかと願うのも、目の前の悲しみに「何故」を見付けようとする働きなのかもしれません。

頭では分っていることですが、それは不可能です。こうした「理」は、それでも私たち自身が生き続け生活しているという現実に裏打ちされ、「こんな悲しみを、悲惨な思いを二度とさせてはならない」という形で未来への時間が流れ始めます。

でもそれだけではありません。時が流れ始まるのは、そこに、「人」がいるからです。怪我の治療をしてくれたり、抱きしめてくれたり、話を聞いてくれたり、激励してくれたり、食べ物を料理してくれたりと、リストアップすれば限りがありません。

被災者を助ける立場と言えば、当然、災害時の救援に力を発揮してくれる消防や警察、そして自衛隊等が頭に浮かびます。自らの命を賭けてまで被災者のために頑張ってくれる姿には頭が下がります。その力が「チームワーク」の賜物だということは言うまでもありません。

そしてそのチームの全てのメンバーはチームの一員として、組織そのものとの一体感を共有して仕事をします。他のメンバーとその場に一緒にいて仕事をするのだという意識は、身体浸み付いていると言っても良いでしょう。キャプテンだとか、リーダー党名称は違ってもそのトップには、さらに責任者という重みも加わって、チームとの一体感が増しても不思議ではありません。

しかし、こんな組織論を超えて、災害の際の体験は、重く深くしっかりと脳裏にそして胸の奥に刻まれるものなのです。

1999629日》

これを書いているのは629日ですが、奇しくも丁度25年前の1999629日に、広島地方は大豪雨に襲われました。議会開催中でしたが、議場の屋根に落ちる雨の音が大きくて、それ以外の何の音もしばらくは聞こえないほどでした。雨以外の何物も存在しないと言っても良いくらいの大きさでした。またその後の被害も想像を絶していました。広島県内で、死者は32人、土石流は139か所、がけ崩れが186か所、床上、床下浸水合わせて4,000戸という数字が残っています。

市の講堂に災害対策本部を設置して、情報の把握、被害の拡大防止、被害者支援、復旧等の仕事を始めましたが、これほどの豪雨に遭遇するという経験は初めてであり、とは言えできる限りのことはしなくてはなりません。消防はじめ市役所が一体となって取り組みました。自衛隊にも出動を依頼し、私も徹夜覚悟で職員とともに指揮を執りました。

被害の状況も刻々と明らかになり、職員の表情にも悲痛さが加わってきました。そんな中、鮮明に印象に残っているのが、私立の保育所が土石流に襲われ、勤務中の保育士が土砂に呑み込まれているという報告でした。職員一同、手はつなぎませんでしたが、「何とか生きていて欲しい」という気持が一つになっていたことは、切々と感じ、私たちは祈り続けていました。

残念ながら、私たちの祈りは通じず、職員一人が帰らぬ人となりました。でも後日、御両親が市役所に来られた時には、市の職員が一つになって最後まで彼女の命とつながっていたことを報告することはできました。

災害についての思いは続きます。

 

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[2024/6/30  人間イライザ]

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2024年6月29日 (土)

#災害には #被害者がいる ――#今更ですが シリーズ 3――

#災害には #被害者がいる

――#今更ですが シリーズ 3――

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リンカーン (public domain)

市民の市民により市民のための市政

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東京都知事選挙を巡って違和感を持ったことを書き連ねています。前回に続いて取り上げているのは石丸候補が昨年928日に行った記者会見についての感想です。前回を再度お読み下さっても有り難いのですが、再度、Wikiwandからの概要を掲げておきます。

2022917日から19日の3連休中に、大型台風14号が中国地方に接近する中で、石丸は18日に千葉県で開催されたトライアスロン大会に参加していた。広島県においても18日から20日にかけて、この台風14号は強風と観測史上最大を更新する記録的な雨量(広島県土木建築局の安芸太田支所所管内)により各地道路・住居に大きな被害を与え、床下浸水も安芸高田市では1件が確認されている

石丸候補の言い分も含めると、18日中には安芸高田市に戻り、台風対策についても、市外に出る前には事前の準備万端整えていったし、当日も市長として陣頭指揮を執ったので問題はないということなのです。

休暇を取って自分の趣味に時間を使い、予想された台風が実際に猛威を振るう前には公務に戻っていたし、被害もありはしたものの想定内だったのですから、それで「お仕舞」で良かったのではないかと大方の人は考えたようです。

しかし、928日の記者会見で石丸(当時の市長、今は候補。以下候補と言います。)候補は、この件には触れない記者たちに向って、わざわざ、なぜこの件についての質問をしないのかと疑問を呈した上で、

・トライアスロンに行ったのは計算ずくで狙ってのことだった。

・それは話題作り、つまりネタにするため。

・お手本は、2019年に千葉県を襲った台風の際の森田知事の言動が炎上したこと。

という解説を丁寧にしています。

千葉で行われたトライアスロン大会の参加者にはお金持ちが多く、それがひいては安芸高田市のためになるという説明までしているのですが、ネタに使おうとした「災害」には被害者がいることにはまったく触れていません。その中には2019年の台風で被害を受けた千葉県民もいるのですが、お金持ちについての言及はあっても、千葉県の被害者には触れずじまいです。

SNSのフォロワーが増えるという目的のためには周到な準備をして、災害さえネタとして使うということの是非は明らかでしょう。災害を弄ぶこは許されません。それは災害には生命、生活、財産その他多くの面での被害者がいるからです。生命そのもの、そして生活の場だけではなく、人生設計が狂ったり、精神的にも辛い思いをし、その後も長い間苦しむ人たちが多くいるからです。そして、そのことが「ネタ」として扱われることで多くの人が傷付くからです。

青臭いことを承知で繰り返すと、行政の役割、特に基礎自治体の役割は、災害が破壊してしまう生命や生活、財産や人生等、住民や市民の大切な価値を守ることです。災害だけではなく他のことが原因であっても、市民・住民の生命・生活・財産・人生等が破壊されないようにするのが、行政の帰任であり、その最終責任を担うのが、市町村長です。

特に災害時には、その役割が重くなることは改めて確認するまでもないでしょう。

私が市長に就任した時に、理想の市政として掲げたのは、リンカーンの言葉の都市版である「市民の市民による市民のための市政」でしたが、市民が嬉しいとき、悲しいときには真っ先に市役所に来てくれるような存在になれたらということも強調しました。

「市役所」というより「市長」という意味を込めた積りなのですが、市民の中には困ったときでも誰に相談に行けば良いのか分らなかったり、嬉しいことを一緒に喜んでくれる家族や友達がいない人もいるでしょう。そんな人たちでも、「市長」という言葉は知っているでしょうから、そこに相談に行く、話をしに行くということが気軽にできる存在としての行政を心掛けなくてはというメッセージです。実現することは難しいにしろ、目標として全職員に共有して貰うよう努力だけはした積りです。

台風が来るからと不安に思っていた時に、両親から、「大丈夫。お父さんたちがちゃんと守るから」と言われて安心して寝ることのできた思い出をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。市長にもそれに似た役割、そしてそれを越した役割も果せます。

市長は常に市民と一体になって、市民の立場を守る義務があります。そして自らの生命を賭して市民を守るための仕事をする消防をはじめとする職員たちには、感謝の気持を伝えつつ、リーダーとしての責任を担わなくてはならないのが市長です。職員とも一体になってしこ度をするということです。

次回は、そんな気持で私が経験した災害のいくつかについてお読み頂きたいのですが、それに照らしての疑問です。

ネタとして使うために、ぎりぎりの時間まで市外で過ごし、テクニカルには市長の仕事をしたことになっても、それが、市長と市民の一体感を創り上げる上で役に立つものなのでしょうか。過去にリーダーとしての責任を果せなかった人についての報道振りを見て、その騒ぎを自ら作り出そうとする市長に一体感を持つ市民や職員が大多数だったのでしょうか。

  

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[2024/6/29  人間イライザ]

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2024年6月28日 (金)

#災害を #ネタにする? ――#今更ですが シリーズ 2――

#災害を #ネタにする?

――#今更ですが シリーズ 2――

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災害には被害者がいます。そして災害対策はチームワークです。

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東京都知事選挙を巡って実に多種多様な人たちが、自分勝手な発言や表現をして自己アピール・他己アピールをしています。 (敢えて「自分勝手」と言わせて貰いますが、人間誰しも究極的には「自分勝手」だと考えることもできますので、それを前提にすると、ネガティブな意味だけにはならなくなります。「他己」もそれなりに使われています。)

政治の世界、それ以上に政治家の、あるいは選挙という環境を使ってのメリハリのなさに呆れています。醜悪とかスキャンダラスと言った言葉の方が適切かもしれません。誰かスカッとする候補の演説でも聞けば、爽やかな気持になれるのかもしれませんが、そのために上京するだけの余裕もありません。でも候補者の発言や発言拒否、選挙中の挙動について強く違和感を持った点がいくつかありますので、フラストレーションを溜めないために、ここで数点吐露させて頂きます。

このブログは、XにもURLを貼り付けて、より多くの皆さんの目に触れるよう努力していますので、自然に他の方の投稿にも触れる結果になっています。その中で、何人かの方がツイートされていた、2023928日の石丸伸ニ候補 (当時は安芸高田市長) の臨時記者会見の様子にびっくりしました。

世代の違い、価値観の違い、政治観や政治家として拠って立つ基本的枠組みの違い等、いろいろ理由があると思うのですが、まずは皆さんも、昨年秋の彼の言い分を読んで下さい。テーマは、「台風接近中の千葉県でのトライアスロン大会出場」です。いきなり記者会見では分りにくいと思いますので、最初にWikiwandから概要を引用します。

2022917日から19日の3連休中に、大型台風14号が中国地方に接近する中で、石丸は18日に千葉県で開催されたトライアスロン大会に参加していた。広島県においても18日から20日にかけて、この台風14号は強風と観測史上最大を更新する記録的な雨量(広島県土木建築局の安芸太田支所所管内)により各地道路・住居に大きな被害を与え、床下浸水も安芸高田市では1件が確認されている

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クリックして頂くと、画像は大きくなります。他に文字化された会見中の発言が見つかりませんでしたので、「取材不足」さんのYouTube画像からコピーさせて頂きました。連絡方法も分りませんので、「取材不足」さん、もし不適切でしたらお知らせ下さい。削除します。文字化した部分は37分21秒くらいからです。

[なお、記者会見の動画そのものは、安芸高田市の公式ページに掲載されています。そちらを御覧になった方が分り易いかもしれませんので、埋め込んでおきます。]

 

ここで注目して頂きたいのは、「これはやっぱりネタになる」です。ネタの構成要素は、トライアスロンと台風、つまり災害です。

私のリアクションは、「災害をネタにするな!」でした。

 「ネタ」という言葉を、私たち世代では日常的に使わない人の方が多いかもしれませんので、その定義を、お浚いしておきましょう。これもWikiwandからです。·  タネ」の倒語

  • 文材。話の種。
  • 転じて、人に笑いを起こさせる事物・行動・要素。
  • ガセネタの略。真実ではない、悪ふざけの言動。いかにも真実であるかのように語られる。即興的なものも含む。
  • 作品(小説、ゲームなど)の内容のうちの重要な部分。ネタバレを参照。
  • 手品などのトリック
  • 寿司用語の一つ。酢飯や海苔、カンピョウ等を除く寿司の食材のこと。
  • 犯罪などの証拠
  • シンナー覚醒剤等のブツ隠語

お笑い芸人さんたちが使う場合、「転じて、人に笑いを起こさせる事物・行動・要素」なのでしょうが、石丸記者会見では、「人に笑いを起こさせる」の代りに、「ネットで話題になり、(炎上する)」くらいでしょうか。

さて、元に戻って、私は、なぜ「災害をネタにするな」と反応してしまったのでしょうか。

まず、トライアスロンを考えましょう。それだけなら問題はないどころか、自分の住む町の市長がトライアスロンを趣味にしている!大会にも出ている!というだけで、多くの市民は「市長さん、すごい!」と称賛の声を上げることになった話題だったからです。それだけのインパクトのあるテーマです。

これだけでも立派な「ネタ」だと思うのは、「話題としてのレベル」が違うからでしょう。石丸候補が狙っていたのはそんな平凡な評価ではなく、「炎上」するような結果だったからでしょう。「炎上」にまで至ることを条件に加えましょう。

そのお手本になったのが、2019年の森田知事の災害時の炎上事件だったことを、石丸候補は自ら記者会見の中で述べています。森田知事の場合は、災害と帰宅とか散髪に行ったという災害時のプライベートな行動という組み合わせが問題にされました。

石丸候補の場合は、プライベートの方はトライアスロン、そして台風15号がちょうどその頃来襲するという予報があったという組み合わせです。

災害にトライアスロンという組み合わせがたまたま目の前にあったので、森田健作「師匠」のお手本を使って、それくらいの炎上が期待できると踏んだのでしょう。

「災害」が使える、と考えた訳も推測できます。組み合わせのもう一方が、例えば、「市役所主催のバーベキューを開きます」とでもいった、緊急性のないものだったら「1+1=2」にはならず、「1+0=1」という計算結果になるので、新たな定義の「ネタ」にはなりません。これも仮の話ですが、「災害」ではなく、何らかの補正予算案の協議という重大な予定が入っていたという状態だったとしても、延期も可能だということもあり、「ネタ」にはならなかったのではないでしょうか。

以下、私がなぜこんな違和感を持ったのかを説明しておきたいと考えています。老人の戯言ですが、市長として災害とどう関わってきたのかも交えながら、次回から何回かに分けてお届けします。

 

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[2024/6/28  人間イライザ]

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