#渋沢栄一 を #毎日見たくはありません ――#今更ですが シリーズ 1――
#渋沢栄一 を #毎日見たくはありません
――#今更ですが シリーズ 1――
好き嫌いはいろいろありますので、難しいですが
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一週間後、7月3日に新一万円札が登場予定です。日銀が決めてしまつたことですので、今更ではあるのですが――。元々、毎日使う立場の私たちの意見など全く聞く気がない人たちの決定そのものへの違和感もあります。そして、渋沢栄一を毎日見たいかと問われると、答えは「No」です。
いろいろ理由はありますが、それはまたの機会にして、「では替りの人物はいるのか」と聞かれたとすると、答えは、「Yes」ですし、複数の候補が並んでいます。
例えば、広島出身の初の総理大臣だった加藤友三郎。昨年は彼の没後100周年ということで、軍縮に尽くした彼の業績を改めて振り返るためのシンポジウムを開催しました。そのホームページがこちらですので、御覧頂ければ幸いです。(シンポジウムの要約を載せた英語版もあります)
とは言え、友三郎は軍人でしたので、その点でお札には相応しくないという結論になりそうです。
その他の人と言えば、子どもの頃、一生懸命集めた「文化人切手」の肖像になった人たちはどうでしょうか。
第一次の「文化人」としては、次の18人がいます。Wikiwandから転載しました。左の日にちは、切手の発行日です。
1949.11.3 野口英世 医学者、1876-1928
1950.2.3 福沢諭吉 教育者、1835-1901
1950.4.10 夏目漱石 文学者、1867-1916
1950.5.23 坪内逍遥 文学者、1859-1935
1950.9.13 九代目 市川団十郎 俳優、1838-1903
1950.11.22 新島襄 教育者、1843-90
1951.2.27 狩野芳崖 日本画家、1828-88
1951.3.23 内村鑑三 宗教者、1861-1930
1951.4.10 樋口一葉 作家、1872-96
1951.5.9 森鴎外 文学者、1862-1922
1951.9.19 正岡子規 俳人、1867-1902
1951.9.21 菱田春草 日本画家、1874-1911
1952.1.31 西周 哲学者、1829-97
1952.8.25 梅謙次郎 法学者、1860-1910
1952.9.26 木村栄 天文学者、1870-1943
1952.10.16 新渡戸稲造 教育者、1862-1933
1952.11.3 寺田寅彦 科学者、1878-1935
1952.11.3 岡倉天心 画家、1862-1913
この中で、野口英世、福沢諭吉、夏目漱石等はもう登場していますので、残りの人たちの中からというと、例えば、新島襄とか、寺田寅彦など、如何でしょう。
もう少し範囲を広げると、第二次の「文化人切手」があります。これもWikiwand からの転載です。
1992.11.4 関孝和 数学者、1642-1708
1992.11.4 与謝野晶子 歌人、1878-1942
1993.11.4 島崎藤村 文学者、1872-1943
1993.11.4 鈴木梅太郎 化学者、1874-1943
1993.11.4 渡辺崋山 文人画家、1793-1841
1994.11.4 宮城道雄 邦楽家、1894-1956
1994.11.4 速水御舟 画家、1894-1935
1995.11.6 伊能忠敬 測量地図作者、1745-1818
1995.11.6 西田幾多郎 哲学者、1870-1945
1996.8.27 宮沢賢治 詩人、1896-1933
1996.8.27 塙保己一 国学者、1746-1821
1997.11.4 幸田露伴 小説家、1867-1949
1997.11.4 安藤(歌川)広重 浮世絵師、1797-1858
1998.11.4 滝沢馬琴 戯作家、1767-1848
1998.11.4 藤原義江 声楽家、1898-1976
1999.11.4 川端康成 小説家、1899-1972
1999.11.4 葛飾北斎 浮世絵師、1760-1849
1999.11.4 上村松園 日本画家、1875-1949
2000.11.6 長岡半太郎 物理学者、1865-1950
2000.11.6 中谷宇吉郎 物理学者、1900-62
2000.11.6 中村汀女 俳人、1900-88
2001.11.5 本居宣長 国学者、1730-1801
2001.11.5 竹本義太夫 浄瑠璃語り、1651-1714
2002.11.5 正岡子規 俳人、1867-1902
2002.11.5 鳥居清長 浮世絵師、1752-1815
2002.11.5 田中舘愛橘 地球物理学者、1856-1952
2003.11.4 斎藤茂吉 歌人、1882-1953
2003.11.4 北里柴三郎 微生物学者、1853-1931
2004.11.4 小泉八雲 小説家者、1850-1904
2004.11.4 イサム・ノグチ 彫刻家、1904-88
2004.11.4 古賀政男 作曲家、1904-7
ここでは数学者、和算の権威、関孝和が入っていますので、彼が一押しです。音楽の分野も入っていますので、古賀政男なんてどうでしょうか。
日銀とすれば、GDPを押し上げるためには、できるだけ多くの人が一万円札を愛し、財布にたんまり一万円札を入れ込んで、たくさん使って貰いたいでしょうから、多くの人に愛される人物を世論調査でも何でもして調べるべきだったのではないでしょうか。
とは言え、キャッシュレスの時代にもなっていますので、結局一万円札には誰の肖像を使おうとも、好き嫌いは無視する、という方針だったのかもしれません。
その上で一つ別の例を持ち出しておくと、2000円札が不評でほとんど存在価値を失くしたことも覚えておく必要はあるのかもしれません。
今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう
[2024/6/27 人間イライザ]
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