誤用

2024年4月 5日 (金)

#官僚の #専売特許 としての #御座います ―― #官僚度テストとしても使えます――

#官僚の #専売特許 としての #御座います

―― #官僚度テストとしても使えます――

240403_20240403180801

メタンガスの爆発も、日本語の誤用も人災です

広島ブログ

ブログ激励のために、上のバナーをクリックして下さい

少し反応が遅いかもしれませんが、3月28日に、万博会場建設現場で、恐らくメタンガスに引火した結果だと思われる爆発が起きました。

実はこの件について、昨年11月29日の参議院予算委員会のまとめの質問で、警告を発していました。東京新聞の4月2日付のウエブ版では次のように報道しています。

昨年11月の参院予算委員会では、福島瑞穂議員(社民党)が「現場でメタンガスが出ている。どういう状況か。火がついたら爆発する」と質問。自見英子万博担当相は「関連省令に基づき配管施設を設置し、ガスを大気放散していると聞いている。万博の開催時に危険はないと考えている」などと答えていた。

福島議員が指摘した通りのことが起きてしまったのですが、万博の開催後だったらもっと大きな被害が出ていたでしょうから、今の時点で万博の中止とか、最低限、カジノと同じくらいのレベルの土壌改良をしなくてはならないでしょう。この点については、ほかにも多くの皆さんが発言されているようですので、私は別の問題を取り上げます。

東京新聞の記事を読んで、もう少し詳しく状況を理解するために、昨年の参議院予算委員会のYouTubeビデオを見てみました。画像を埋め込みましたので、福島議員の質問の辺りから御覧下さい。

ここで驚いたのは、自見はなこ大臣が官僚による日本語の誤用、「御座います」、を頻繁に使っていたことでした。メモを取れたものだけリストしてみます。

  • 対応すると認識して御座います。
  • 尽きると考えて御座います。
  • 管理を行ってきたと聞いて御座います。
  • 大気放散していると聞いて御座います。
  • 判断して御座います。

問題なのは自見大臣だけではありません。その後の答弁では斉藤鉄夫大臣も、同じ誤用を繰り返していました。官僚の作文通りに原稿を読んだ結果でしょうし、官僚に「レクチャー」をされる他の政治家も同じです。これ以上書き写すだけでも気分が悪くりますので、二つだけにしておきます。

  • 確認されて御座います。
  • 判断されて御座います。

大きな疑問は、何故、高級官僚は、「敢えて」このような「誤用」を平気で使うのかということです。ヒントの一つは、官僚以外でこのような誤用をする人はほとんどいないこと。つまり、専売特許とでも言える表現であることです。

さらに、官僚以外の人がこの誤用を身に付けてしまっている場合、それは、官僚との価値観の近さや利害関係のあるなし等を反映していると考えても良さそうです。こちらは、「官僚度」とでも呼んだら良い物差しになりそうです。

この点については再度取り上げますが、実は8年前にも、同じテーマをアップしています。その後の日本社会の変化、そして私自身がその後この問題についてどう考えてきたのか等についても、触れられればと思います。

 

2024年も言葉を大切にして、知的にも情緒的にも誠実さが輝く年にすべく頑張りましょう。

[2024/4/5 人間イライザ]

[お願い]

文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ

2024年3月28日 (木)

一番最初がダントツの一位 ―― #重複表現ランキング――

一番最初がダントツの一位

―― #重複表現ランキング――

240327

最後の切り札は何だ?

広島ブログ

ブログ激励のために、上のバナーをクリックして下さい

日本語の誤用について、まだまだ書きたいことが沢山ありますので、続けます。

「注目を集める」が、誤用ではないかもしれないどころか、かなり受け入れられていることに「不快感を感じている」のですが、勿論これは皮肉です。

日本語も、社会の動きとともに変わっています。私自身の言葉に対する感覚も変化しています。例えば、かつては嫌悪感しか持てなかった「ら抜き言葉」を聞いても、腹が立たないくらいの寛容さは身に付きました。

となると、自分では「誤用」だと信じ込んでいる言葉が実は世間で広く受け入れらるようになってしまっているのかもしれません。

そんな時に目にしたのが、「つい使ってしまう重複表現ランキング」です。「古の昔の武士の侍が、馬から落ちて落馬する」というのが有名ですが、「gooランキング」の一つとして、2008年に公開されたものです。

240327-20240327-162349

この一覧を見ながら感じたことの一つは、「ビジネスパーソン」を対象にした調査で、これだけ多くの人が、「つい使ってしまう」表現は、それなりに多くの人たちの日本語についての感覚を反映しているのではないかという点です。

私も、「一番最初に」という表現はつい使ってしまいますが、その理由は、重複表現ではあっても、正確に内容を伝えるためにはこう言った方が良い、といった判断が働いているということです。正確なコミュニケーションを確実にするために、文法的な正確さは犠牲にすることは許されるのではないか、という問題提起にもなっています。

この判断基準を使って、ランキングの9つの表現を見直してみたのですが、例えば、「射程距離」はその意味で余り違和感を持たなかったのですが、「思いがけないハプニング」は、ちょっとどうかなと思いましたので、少しは意味のある基準になっているのかもしれません。

それが、重複表現を使っても良いという「最後の切り札」になるかどうかは分りませんが。

 

2024年も言葉を大切にして、知的にも情緒的にも誠実さが輝く年にすべく頑張りましょう。

[2024/3/28 人間イライザ]

[お願い]

文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ

2024年3月27日 (水)

躱すのは敵の矢 ―― #人を追い抜くことではありません――

躱すのは敵の矢

―― #人を追い抜くことではありません――

240326_20240326155501

子ども時代の体験からは、とても着いて行けません

広島ブログ

ブログ激励のために、上のバナーをクリックして下さい

もう一つ、子ども時代の体験と深く結びついているのが「かわす」です。以前にも書いたことがありますが、かつてたくさん読んだ時代小説の類では、「敵の矢を躱す」という意味での「かわす」しか意味がありませんでした。

小学校の高学年になって柔道を習いましたが、そこでの体験では、「体を躱す」ことが多くありました。相手の力が真っ直ぐにこちらの向っているときに、体を捻ってその力をやり過ごすことですです。

大人になってからは、質問を躱したり、逆に躱されないように準備をしたりという場面もありました。どこにも、「追い抜く」というニュアンスがないので、何故、「かわす」が「追い抜く」を意味するようになったのかも分りません。

でも、ネットで調べると2012年のロンドン五輪の頃には、この言い方がマラソンだけでなく、コレクションになるくらい多く使われていたようです。道浦俊彦さんのコラムをお読み下さい。

「交わす」という文字を充てて、その意味だという説もあるようですが、「言葉を交わす」とかいったニュアンスでも「追い越す」にはならないので、未だになぜ、このような「誤用」が生まれたのか、想像がつきません。何方か教えて頂けると有り難いのですが---。

参考までに、読売テレビのコラムには、ゲームをモデルにした説明があるのですが、ゲームは余りしたことがありませんので、この解説でも理解不能でした。

もう一つ、競馬の世界では前から使われていたのかもしれません。矢野義彦さんのコラムがそう示唆しています。一歩前進です。でも、なぜそうなったのかについては今一、分りません。

 

2024年も言葉を大切にして、知的にも情緒的にも誠実さが輝く年にすべく頑張りましょう。

[2024/3/27 人間イライザ]

[お願い]

文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ

2024年3月26日 (火)

私にとって#注目を集める は #誤用 ―― #号令 としての #注目の体験 があります――

私にとって#注目を集める は #誤用

―― #号令 としての #注目の体験 があります――

240326

「#注目」しているのは「#私」ですよね

広島ブログ

ブログ激励のために、上のバナーをクリックして下さい

このところ、日本語にはまっていますので、その勢いで続けます。

長い間、「注目を集める」には違和感を持ち、「誤用」だとさえ思ってきていました。ところが、尊敬する国広哲也先生の『日本語誤用・慣用小事典』の184ページには、それが正しい使い方として登場したのです。

「話題を集めた」という、ちょっと疑問符の付く表現の説明の一部に、「注目を集めた」という表現と、「話題になった」が影響し合って、「話題を集めた」になっているというのです。

手許のいくつかの辞書をチェックしてみると、集英社の『国語辞典』には、用例として「注目を集める」が載っていますので、世間的にはかなり認められてしまっているのでしょう。

でも、私には「大いなる違和感」があります。その理由を考えて見たのですが、これまでの人生、特に子ども時代の影響が大きいように思えてきました。それは、日常的に「注目」が生きていたからです。

一番、印象に残っているのは、「国旗に注目」です。学校の行事では国旗掲揚がその一部でしたが、国旗が掲揚されるときには、「国旗に注目」という号令とともに、国旗を見なくてはなりませんでした。他にも、「○○に注目」という号令が結構ありました。

ですから、私の頭の中では、「注目」の主語は「私」なのです。つまり、私が注目するという主体と行動が一体になっているイメージがあるのです。そこからは、「注目が集まる」にはイメージが飛ばないのです。

その他の、「誤用」についても同じような分析が出来そうですので、一つずつ俎上に載せたいと思います。

2024年も言葉を大切にして、知的にも情緒的にも誠実さが輝く年にすべく頑張りましょう。

[2024/3/26 人間イライザ]

[お願い]

文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ

その他のカテゴリー

#派閥 #裏金疑惑 AI DIY G7サミット Z級グルメ いじめ おすすめサイト お酒 アニメ・コミック アメリカ ウェブログ・ココログ関連 ウォーキング ウクライナ エネルギー エントロピー カナダ ガザ ギャンブル グルメ・クッキング ゲーム コロナ ジェノサイド ジェンダー ジャガイモ スポーツ スマホ デモ行進 ニュース ハンセン病 パソコン・インターネット ファッション・アクセサリ マスコミ マツダ メタファー レシピ― ロシア 万博 万年筆 交通機関 人権 企業の利益 住まい・インテリア 健康 内部留保 刑法 加藤友三郎 医療 原爆投下 参院選 友人 哲学 問題解決 国葬 国連 天皇 夫婦別姓 婚外子 子ども 学問・資格 安い給料 官僚 実質賃金 家電 岸田総理 市民派 平和 広島市 広島市議会選挙 心と体 恋愛 憲法 懐かしい思い出 掃除 携帯・デジカメ 教育 教育勅語 数学 文化・芸術 文房具 断捨離 旅行・地域 日本政府 日記・コラム・つぶやき 日露戦争 早期戦争終結 映画 映画・テレビ 春闘 晴耕雨読 書籍・雑誌 最高裁 東京空襲 核兵器 歴史 死刑 民法 法人税 派閥 消費者 漢字 物価高 物理学者 環境 生活 田舎 社会 社会的責任 社民党 福島 福祉 科学者 終活 経済・政治・国際 罪のない人たちの命を助ける 美術館 育児 脱原発 自殺 自然 自然災害 芸能・アイドル 若者 被爆者 言葉 誕生日 誤用 趣味 辞書 辰年 農作業 選挙 都市 防災大臣 防犯 革製品 音楽 高齢者 黄禍論

広島ブログ

最近のコメント

無料ブログはココログ
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリー