好きなものが消えて行く
――「一つの物にこだわらない」が答かも――
「日本が壊れて行く」シリーズはまだ途中ですが、「日本」に帰するべきかどうか良く分りませんので、独立編として取り上げます。
蕎麦が好きなので、何年間か昼には蕎麦で通した時代がありました。その他にもマカデミア・ナッツやグレープフルーツ・ジュース、エビスビールにもこだわってきました。マカデミア・ナッツについては6年前にこのブログでも取り上げましたし、昨年も取り上げています。
もう一つ好きなものとしては、お祝いの時などには登場していたフェラーリがあります。
自動車ではなく、イタリア産のスパークリング・ワインです。「シャンパンを超えるスパークリング・ワイン」という評価もあるくらいの味ですので気に入っていました。価格も私の手に入る範囲でしたので、文句なしに愛用していました。
最近、お祝いしたい出来事が重なりましたので、もちろんFerrariの登場です。いつもはコストコで買っていたのですが、今度は近くの酒屋さんでした。
「乾杯」の後、一口飲んだ時です。少量を舌の上で転がした時点で、何とも不快な味だったのです。Ferrariの味の良さの一つはその安定感なのですが、2リットル数百円のワインでもなんとかワインと言える味なのに、今回は、黴でも混じっているような酷い味でした。
買った店に持って行き、返品をしましたが、これで当分の間Ferrariは買えません。喪失感は大きいのですが、二つの教訓を貰ったような気がしています。
一つは、レストランでワインを注文したときに、ソムリエが勧める「ホスト・テイスティング」の大切さが分ったことです。もう一つは、こんなことが起きたときに、好きなものの代りになるもう一つの好きなものを作っておくことです。
Ferrariの代りは何にするのかを今、検討しています。
最後に、今日一日が皆様にとって素晴らしい24時間でありますように!
[2022/2/6 イライザ]
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