親友の80歳誕生日
――お祝いのビデオを送りました――
親友のM君が、とは言えアメリカ人ですので通常はファースト・ネームですが、3月に80歳の誕生日を迎えます。娘のCさんから、友人知人たちに作成して貰ったビデオを集めて、サプライズ・ギフトを作りたいというメールが来ました。[という訳で、この記事については口外なさらないで下さい。念のためお願いです。]ウクライナ情勢について、取材を受けたり考えをまとめて発表可能な論考を作りながら、ビデオを撮影して娘さんに送りました。長さは90秒です。
彼は長くバーモント州の住んでいるのですが、ボストンに住んでいた時には家族で頻繁にM家を訪ねていましたので、息子にもビデオを作って貰いました。彼は、M家の庭で遊んだこと、そしてM君のユーモアのセンスについての思い出を短く語ってくれました。
私は、半世紀以上にわたる友情に感謝することから始めて、様々な場面で彼が新しい世界を紹介してくれたことに感謝しました。最初は1968年、大学院に入ってすぐ数学科の3時のお茶の時間に彼が声をかけてくれたことでした。その次の年にはベトナム戦争反対の集会で、彼が後に結婚したJさんに出会ったこと、また、私の核廃絶運動に常に理解を示してくれて、大変な時には激励をしてくれたことについても感謝の意を表しました。
2009年には夫婦で広島を訪問してくれたことも懐かしい思い出ですし、現在は数学や科学についての何冊もの本の著者として売れっ子になっている彼が、最近は、核廃絶についても書き始めてくれて、私にも書く場を提供してくれていることにも当然お礼を言いました。
最後のこれからの20年、私たちが100歳になるまで、友情がさらに発展し輝くであろうことを祈ってビデオを終えました。私も今年80歳になるとは感覚的に信じられませんので、100歳までの予言が現実になる可能性もあり得ます。
[2022/2/28 イライザ]
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