#野ばら を #原語で歌ったら ―― #有名人のエッセイ に #取り上げられました――
#野ばら を #原語で歌ったら
―― #有名人のエッセイ に #取り上げられました――
#バラの花
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一日中忙しくて、難しいトピックを続けるエネルギーが残っていませんので、軽い話でお茶を濁します。
昔の話になりますが、ある外国の有名人――多分ドイツ大使だったと思いますが――の書かれたエッセイに、私が無名の若者として登場したことがあります。
そのエッセイは、『文芸春秋』か何かメジャーな雑誌の随筆欄に掲載されていました。場所はお堀端だったと思いますが、大使が散歩をしているとすれ違った日本の若者が、美しい声でしかも完璧なドイツ語で「野ばら」を口遊んでいた、という内容です。
当時私は高校生で、ドイツ語を習っていました。その一環として「野ばら」の歌詞をドイツ語で暗記しました。場所は、そのエッセイに出てくる場所だったのですが、その場所で、どこかに行く途中だったと思いますが、そんなことを「仕掛けた」記憶があります。
その日、たまたま向こう側から外国人の男性が歩いてきたので、事によったらドイツ語の分かる人かもしれないと思い、習ったばかりの「野ばら」を歌ってみたのです。自慢する気持ではなく、何となく、通じたら良いなくらいの気分だったのですが、特に反応はなく、そのまますれ違って二人とも歩き続けたということだったのです。
そして、数か月たって、本当に「たまたま」、雑誌のエッセイの中に全く同じ状況が書かれていましたので、これは自分に違いないと、信じ込んでしまいました。
でも、「美しい声」や「完璧な」と書かれていたいうのはこちらの思い込みでしょうし、そもそも、自分のことが有名人のエッセイで取り上げられていたと信じたい願望のなせる業かも知れません。
でも、「野ばら」を暗記していたことは、随分後になって役に立ちました。大変お世話になった方の誕生日に、リクエストに応えて歌うことができたからです。とても喜んで下さった記憶とともに、故人を偲んでいます。
2024年も言葉を大切にして、知的にも情緒的にも誠実さが輝く年にすべく頑張りましょう。
[2024/3/20 人間イライザ]
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