いじめ

2023年6月 8日 (木)

学校でとんでもないことが起きているようです。 ――生徒や学生はどうすれば良いのでしょうか――

学校でとんでもないことが起きているようです。

――生徒や学生はどうすれば良いのでしょうか――

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生徒から「ダメ」と言えば変るのでしょうか?

 

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「社会と数学の関わりを話し合う数学人の集い」の準備会については、10月3日に報告したのですが、その後、12月、2月、4月、そして6月と大変盛り上がる会を4回続けてきました。そのレポートをなかなかアップできないでいるのですが、それは、話題提供をして下さった4人の方、さらには参加者の皆さんの熱の入った議論の中身をコンパクトにまとめられないからです。いずれ、どこかで報告させて頂きたいと考えています。

「数学人の集い」の特徴の一つは、優れた教育関係者が多いことなのですが、世の中にはそうでないケースもある、というのが今日のテーマです。中・高、大学での出来事について最近耳に入った事例をお知らせしたいと思います。

生徒や学生の皆さんが嫌だと考えていても、さらには保護者の皆さんも「えっ!」と驚くようなことばかりなのですが、当事者の生徒・学生にも、保護者にも現状を変える力のない点も大きな問題です。

(事例A)  皆さんが勉強した「教室」のほとんどは、黒板の近くと部屋の後方、二か所に出入り口がありましたよね。ほとんどが開閉するドアだと思います。ある学校では、黒板近くの出入り口は先生専用で、生徒は使ってはならないのだそうです。

それだけではなく、その出入り口の一番近くに座っている生徒は、先生が教室に入るときに立ち上がって扉を開けなくてはならないのだそうです。極端な場合、反抗して開けなかった生徒がいても、先生は中に入ってから、当番の生徒にドアを置けるように指示して、また教室の外に出るまでして、これを強制するそうです。

(事例B) もう一つ、こちらは大学です。一年間の間に取得しなくてはならない単位は全て合格して取得していても、上の学年に上がるためには、それとは別の「進級試験」を受けなくてはならない大学があるそうです。これ自体もおかしいのですが、その試験に落ちると、留年するだけではないのです。もちろん一年分の授業料はもう一度払わなくてはならないのですが、それに加えて、その年に取得した単位は全て認められなくなるのだそうです。つまり、一度合格して単位は取れた科目を全て、もう一度学習し直して再度単位を取らなくてはならないのだそうです。

両方ともあまりにも理不尽で、学校側が生徒や学生の「いじめ」をしているようにさえ見えるではありませんか。しかも救済策はないのです。

以前、「日本が壊れて行く」シリーズをアップしましたが、その続きでもあります。何方か良い知恵をお持ちの方、是非教えて下さい。

 

そして皆さんにとって、今日一日が素晴らしい24時間でありますよう祈っています!

 [2023/6/8 人間イライザ]

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2022年4月25日 (月)

「尾木ママ」との対談の後編が出版されました ――Meishaミーティングの2回目もオンラインで開催――

「尾木ママ」との対談の後編が出版されました

――Meishaミーティングの2回目もオンラインで開催――

教育評論家で、自他ともに「子どもの声の代弁者」として認められている尾木直樹さんとの対談ですが、前半は、2月に二回にわたって報告しています。こちらが一回目と、こちらの二回目です。今回は、その後編が出版されました。

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今回のテーマは、「子どもに寄り添うこと」、「「いじめ」問題と平和教育」そして「子どもたち主体の教育アプローチ」です。

尾木ママと私の対談を直接読んでみたいという方がいらっしゃれば、手持ちの部数に限りがありますので先着3名の方に、春号をお送りします。コメント欄に住所と氏名を書き込んでください。もちろん、公開はしません。

さて、オンラインで開かれた、「Meishaミーティング」では、「明るい社会づくり運動」(略して「明社」)の今後について話し合いました。「今後」を今、取り上げる必要性は、多くのNPOが直面している課題と共通の課題を明社も抱えているからです。

一つは、明社の目的や活動内容を今の時点で点検して、これからの明社の姿をより明確に描き直す時が来ているのではないかという点です。その背景には、参加者が高齢化していて、どうしたらもっと多くの若者に参加して貰えるのか、という問題意識もあります。それと密接に関わっているのが活動資金をどのようにより効率的に集めるのか、という課題です。それに関連するのが、資金的にも支援して貰っている協力団体である立正佼成会との関係を進化させることです。明社の提唱者である庭野日敬師の設立の趣旨を生かしながら連携して行くことは自然なのですが、資金面も含めてより独立性を高めて、明社の新たなアイデンティティーを確立し他のボランティア団体や行政との協働がし易いような形を作ることも大切なのです。

こうしたことを議論するために、今日は約2時間、50名ほどのメンバーがオンラインで話し合いをしました。特に地域で活動している人たちが中心になりましたが、日頃からの素晴らしい実践の数々に触れることができて、新たなエネルギーを貰いました。

それにしても、異口同音に語られたのが、コロナによって活動が中断されたことです。明社の活動の典型的なものは、地域毎に集って、公園とか多くの人たちが使う施設等の清掃活動なのですが、屋外での行動とは言え、多くの人が集まるという「密」の一つになりますので、清掃活動も控えているところがほとんどだったのです。

でもそんな中でも、「個人」で清掃活動を続けていらっしゃる方も多いという報告があり、頭が下がりました。

伺った全ての活動を報告したい気持ちはやまやまなのですが、一つだけ取り上げると、奈良県の橿原市の明社の活動です。三つの主な活動があるとのことなのですが、一つは講演会の開催です。30年にわたって年一回、続けて来た講演会は当初の「子育て中のお母さんたち」のためのものから、「明るい社会を作る」ための講演会とテーマを変え、毎年、100人ほどの人を対象に開催してきたとのことでした。市長や社会福祉協議会からの挨拶もあり、地域にしっかり根付いた行事になっているようでした。

二つ目は、橿原神宮の清掃作業です。こちらは20年ほど続いている活動で、初詣に訪れる人たちのために12月中頃に行っているとのことでしたが、市のボランティア活動連絡会の仲間である高校の先生方との交流の中で、2021年には200人の生徒や先生のボランティアも加わっての活動になったとのことでした。

また、浄瑠璃で良く知られている壺阪の養護盲老人ホーム慈母園との交流も30年近く続けてきているとのことでした。

最後に、今回の皆さんの活動を聞きながら感じたのは、話をされているお一人お一人の優しい声であり、語り口の穏やかさ、そして謙虚さでした。明社の魅力は何かという問いも、今日のミーティングでは出てきたのですが、私の答は、今日お話を伺ったお一人お一人の声、姿、そしてこれまでのボランティア活動です。

[2022/4/25 イライザ]

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2022年3月 8日 (火)

ないものねだり ――マーク・ハットフィールド上院議員――

ないものねだり

――マーク・ハットフィールド上院議員――

 

マーク・ハットフィールド上院議員と聞いて「ああ、あの人だ」と頷く人はそれほど多くはないでしょう。でも今のような混迷の時代にこそ、彼のような政治家に活躍して欲しいと考えるのは、「ないものねだり」なのですが、その理由です。

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public domain

彼は、1922年生まれ、2011年に亡くなっていますが、オレゴン州の知事を経て、530年共和党の上院議員を務めています。映像的な記憶力をお持ちの方には、1981年のレーガン大統領の就任宣誓の際に、レーガン大統領が手を置いたく聖書を捧げ持っていた人だと言えば思い出して頂けるかもしれません。

 それほどの共和党の重鎮だったのですが、政治的には大変リベラルな面がありました。ウイキペディアの記述を一部引用します。

ハットフィールドは平和主義者で、共和党穏健派の中でも異色の議員として知られた。敬虔なキリスト教徒であった彼は、上院での反戦活動で知られた。ハットフィールドはジョージ・マクガヴァン、ユージーン・マッカーシーらと共に議会でのベトナム反戦活動の先頭に立った。その後も、湾岸戦争に反対するなど、安全保障問題でその異色ぶりは際立っていた。加えて、核軍縮運動に熱心な議員としても知られ、1982年にはエドワード・ケネディ上院議員との共著で核凍結を訴えた。また、中国のチベット支配に反対し、ダライ・ラマ14世がオレゴン州ポートランドで演説した際の紹介役を務めた。
(https://www.wikiwand.com/ja/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89)

彼が、政治家になろうとの志を持ったのは、1945年の9月、海軍中尉として広島に進駐し、被爆後の広島の状況や被爆した子どもたちとの交流があったからだと話してくれたことがありました。

 1980年、広島青年会議所の主催でシアトルとワシントンで「広島・長崎原爆展」を開く際に、アメリカ側の肝いり役として、上院議員会館のラッセルビルを使うこと等ワシントンでの準備一切を仕切ってくれ、会期中もホストとして他の上院議員たちを巻き込んで支援をしてくれたのです。

 説明役として、資料館の館長だった高橋昭博さんが同行しましたが、高橋さんとハットフィールド上院議員は、それ以前から文通を通しての知り合いでした。その関係で、青年会議所の展示会をワシントンで開く道が開けたという経緯もあります。

 私は、当時アメリカに住んでいたため、通訳兼案内役として青年会議所の皆さんや高橋さんと行動を共にしたのですが、そのときにハットフィールド上院議員の話してくれたことで、とても印象的なエピソードがあります。34日に、日本の国際連盟脱退について触れましたが、国連がロシア非難の決議を採択した時にそれを思い出したのは、ハットフィールド上院議員の話があったからです。

 脱退の時に全権を務めていた松岡洋右は、アメリカで苦学した後、オレゴン州立大学に入りました。オレゴン州知事の経験があるハットフィールド上院議員によると、学生時代に松岡は大変な差別を受け、その結果としてアメリカ嫌いになっていたというのです。国際連盟の脱退も、その後の日本の運命も差別やいじめがなければ起らなかった可能性が高い。だから自分は人権や平和の問題では一歩も譲ることができない、といった内容でした。

 志を高く持ちながら保守的な政党の中でも一目置かれる存在だったハットフィールド上院議員のような政治家の出現を望むのは、やはり「ないものねだり」なのかもしれませんね。

 [2022/3/8 イライザ]

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2022年2月18日 (金)

「尾木ママ」と対談しました (7) ――いじめについての抜本的な対策――

 

「尾木ママ」と対談しました (7)

――いじめについての抜本的な対策――

教育評論家で、自他ともに「子どもの声の代弁者」として認められている尾木直樹さんとの対談で特に印象に残ったテーマを報告しています。御著書『取り残される日本の教育』もお勧めです。

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前回は「子どもの権利条約」について、特に地域毎に「子どもの権利条例」を制定する運動が広がらないことを取り上げました。対策は、「○○市子どもの権利条例制定市民委員会」のようなグループを立ち上げ、一人でも二人でも共感してくれる市会議員を探して、この運動の輪を広げることです。簡単には行かないかもしれませんが、子どもたちのために大人が頑張っている姿を子どもたちが見ることもとても大切です。

子どもたちが置かれている環境を考えるとき、いじめの問題を避けることはできません。当然、尾木ママもこの問題については一貫して子どもの立場から強力な発信をしてきました。尾木ママが評価するいじめ対策の具体例では、従来の解決策である、学校と教育委員会に任せる方式ではない、子どもたちが中心になる活動、あるいは、いじめを解決するための専門的な人員配置や組織作りが必要だということが分ります。

例えば、大津市ではいじめ専門の教師を小中学校全部に配置していて、教科は教えず、昼休みにパトロールをしたり子どもたちの声を聴くという仕事を専門にしているとのことです。これは市長の越さんという方のリーダーシップがあって可能だったとのことです。

また、寝屋川市では、市長部局に「監察課」という部署を作り、いじめについての教育的なアプローチが上手く行かない場合に「監察課」が積極的に関わることで問題解決につなげるというシステムだとのことです。その際に、いじめの被害者を助けるために、すぐ使え目資金的なバックアップの重要性なども話して頂きました。

その他、フィンランドでの取り組みである「Kiva」というシステムも話題になりましたし、私からは、学校とは独立した第三者機関が、被害にあっている子どもを即時に救い出せるような力を持つことの重要性なども指摘しました。

実はいじめの問題は、このブログの姉妹ブログである「新・ヒロシマの心を世界に」で、昨年の8月から10月まで、9回にわたって取り上げ、皆さんとともに考えてきました。オリンピックの開会式の重要メンバーだった小山田圭吾によるいじめの問題がきっかけだったのですが、短期間に集中的に勉強した結果、それなりの理解ができたからです。そのまとめとしての第9回目、できればそこに至るまでの軌跡もお読み頂ければ幸いです。

大変熱の入った対談になりましたが、後段は『はーとふる』の春号に掲載予定です。その内容は再度、アップします。

最後に、尾木ママと私の対談を直接読んでみたいという方がいらっしゃれば、残りの部数がありませんので先着3名の方に、冬号をお送りします。コメント欄に住所と氏名を書き込んでください。もちろん、公開はしません。郵送料は私が持ちますが、それに相当する額を、Wikipedia, Change.org, Thunderbird等の無料で有意義な活動を行っている団体に寄付してください。

[2022/2/18 イライザ]

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