環境

2024年5月29日 (水)

#廃炉館 と #福島第一原発 敷地内 #視察 ――#引き続き #午後の講義 そしてその後の #感想――

#廃炉館 #福島第一原発 敷地内 #視察

――#引き続き #午後の講義 そしてその後の #感想――

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#美しい田んぼ

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広島県原水禁の福島原発視察についての同時進行メモです。詳細はいのちとうとしさんが後日、まとめて下さいますので、備忘録として、視察の現場でのインタビューを中心にお届けします。

二日目は、東電が富岡町に立てた廃炉館で専用バスに乗りこみ、福島第一原発の敷地内に入りました。「百聞は一見に如かず」の感を深くしました。その後、浪江町に移動してお二人の方から現地の様子を詳しく伺いました。そして、参加者の中から、お二人の女性にコメントを伺いましたので、お読み頂ければ幸いです。

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中谷悦子と言います。今回は個人で来ましたけれども原水禁の常任理事ということと、日頃は被爆二世の活動をしています。今回個人で来た理由というのは、私は実は2013年、事故の2年後に自分で車を運転してこちらに来て、それかられ2年後ですねそれから1年後の2014年にもう1度来たんですけれども、その時っていうのはやはり見る ことすべてが生々しくて原発事故の大きさっていうのは確かに感じ取れました。自分が見るものに驚かされたというのが大きな印象だったんです。

それから10年来てないわけです。で、このままでは自分の中で福島のことを忘れてしまうんではないかっていう思いがあって今回参りました。

今回来て思ったのは、やはり原発事故というものがいかに巨大でそして人の暮らしを奪う、人の命を奪うという風な大きな事故であるということ。それは地震自信が原因だとは言うけれども、でもその元を作ったのは やはり東電であり日本政府であり、そこに群がる人たちだということ。

決してみんなが喜んで作ったわけではない、中には反対をした人もいる、でも事故はそういう人たちを巻き込み犠牲にしていったということで、やはりそこには許せないっていう思いを持ちました。

それともう1つ思ったのはやはり放射線の恐ろしさです。何年経とうと消えないという恐ろしさっていうのを、今回、地域の様子を見たり、それから原発の中に入ってほんとに強く思いました。

で、それを広島との繋がりで簡単にまとめると、原発も原爆も最終的には放射線を作る核分裂です。やっぱり核っていうものを絶対に人間、人類とは相容れれないもの、人類だけではなく地球と相容れないって強く思いました。

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森下敦子といいます。現在は広島平和教育研究所に所属しています。

私は2013年と2015年東日本大震災の後、北部の方、岩手県や宮城県辺りは少しだけですけども被災の状況を見たことがありますが、その時福島には行かれませんでした。でこの度福島の発電所の中を見ることができるというので、この機会は普通ではなかなか持てませんのでよかったら行かせてくださいということで申し込みました。実は私は広島市の北部の方の本当に山と山が迫った狭いところに田畑を、ほんとに猫の額ぐらいの狭い田畑を受け継いだ立場にあるんです。昨日からずっとバスでこの辺りを走ったんですけども本当に田畑が広くて、羨ましいぐらい広くて、すごい豊かなとこだったんだろうなと思いました。

私の狭い田んぼにこの間田植えをしたんですけど、田植えがしてある田んぼの風景は本当に素敵で大好きです。バスから見てもいいですし、飛行機の上から見下ろしたらそれはそれは綺麗な景観なんですよね。それがもうどこもほとんどの地域で、そんな風景がめちゃくちゃにされている。帰還もされてないというような事情で。それを見て、ほんとになんかもったいないというか、悲しいというか残念というか、そんな気持ちが第一印象です。これは東北地方の北の方を見た時にはなかった感想ですね。

原発の中を見させていただきましたけれども、これまで私たちの研究所の方でも原発事故のことは学習したり資料を作ったり随分関わってきたんですけれども、本当に今日現地に入ってみて、いやこんな状態なのかっていうことがまざまざとわかりました。まず資材の多さ。所狭しと色々な資材があったり使われなくなった機械や部品が野ざらしで置いてあったり。そういうところを写真に撮ることができなかったので頑張ってスケッチしたんですけども、まずそれに驚きました。

また働いてる方々を見ながら、働くモチベーションはいかばかりなのかなと思いつつも、世の中には誰かがやらなければならない仕事っていうのは色々あるわけですよね、だからそう思いつつ、今回のこの2011年のこの事態は今ここで働いてる方々には何の責任もないのに、結局はその責任を取るのは国民なのか、他の誰かなのかということをちょっと考えましたね。

で、大まかな廃炉に向けた工程は聞かせてもらったんですけれども、きっとこれは果てしのない作業になるのだと思います。多分、この原発の事故を知らない、若いこれから生まれてくるであろう世代の人たちもこの作業に関わるわけですね。

電気はとても必要なエネルギーですけれども、他にも色々エネルギーはありますよね。どのエネルギーにしても最後はどう片付けるのかとか色々課題はあると思いますが、原発ほどではないと思います。

実はもう一つ気付いたのは、耕作されてない田畑のあちこちに太陽光パネルがあったんです。それを見ながら、自然エネルギーではあるけれどこの電気は誰が使うのかなとか、住民は帰還してないところでしたから、美しい田園風景がなくなって今度は無機質な無機質な太陽光のパネルがあちこちに、それもこれからも増えていくでしょう。こういう田園風景は見たくないなとすごく思いました。

今そういう感想で、また広島に帰っていろんな人にこの話を伝えたいと思いました。

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今日一日が、皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう!

[2024/5/29 人間イライザ]

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2023年6月27日 (火)

日曜日に消防訓練 ――御苦労様です――

日曜日に消防訓練

――御苦労様です――

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集会所の近くの法面が舞台です

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日曜日の午前中、近くの集会所の近くで、多くの人たちが集まっています。「消防訓練実施中」とのことなのですが、訓練の中心は土嚢作りと、それを近くの法面に積み上げる訓練のようです。

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消防団による訓練ということは、皆さん仕事があるので、各地区の消防団が一緒の訓練をするとなるとやはり日曜日になるのでしょう。そして消防団の分団毎に、消防車も来ていましたので、そちらにもカメラを。

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車の上に黄色い印が付いていますが、それが分断のある地区名です。「玖島」とか「津田」という文字がありますが、それぞれ、第5分団、第7分団と番号も付いています。

日曜日の訓練、御苦労様です。そして、万一の災害時にはこのような訓練が生きることになるのですが、災害が起きないようにと祈りながら訓練中の皆さんに心の中で手を合わせました。

 

そして皆さんにとって、今日一日が素晴らしい24時間でありますよう!

 [2023/6/27 人間イライザ]

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2022年10月13日 (木)

Unfold Zero (ゼロへの展開) の署名運動に協力して下さい

Unfold Zero (ゼロへの展開) の署名運動に協力して下さい

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「Unfold Zero (ゼロへの展開)」というNGOが、「人と地球を守ろう――核兵器のない世界へのアピール」という署名運動を展開しています。以下、「アピール」と略します。

核兵器をゼロにするためのシナリオを私たち自身の手で広げ、実現して行こうという決意の下、国連を中心に据えた活動に力を入れるという特色のあるグループです。

そのグループが始めた署名活動ですが、日本からの賛同者が少ないようですので、ここに日本語訳を付けました。皆さんにも是非賛同して頂ければと願っています。

前文  このアピールは、核の脅威を終らせ、核兵器を廃絶し、そのために使われているお金や投資を、世界的な健康維持のため、COVID-19からの回復、そして持続可能な発展のために使うことを目的としています。

アピール

9か国が保有している核兵器は私たち全てに対する脅威である。これらの兵器が、偶発的に、あるいは計算違いによって、または悪意の結果使われることになると、人的、経済的、そして環境の面で壊滅的な結果をもたらす。世界に1万4000発貯蔵されている核兵器のほんの一部でも使われれば、現に私たちの目の前にある文明そのものの終焉をもたら可能性がある。

加えて、毎年核兵器のために使われる1,000億ドルは、環境、経済そして人間のために使われるべき金だ。その中の、COVID-19蔓延対策や気候変動対策そしてSDGs実施のための資金も重要である。

我々、下の欄に署名した者は、都市、議会、そして各国政府が下記のことを表明・支持・確認するよう求める。

1. 核戦争に勝者はなく、絶対に核戦争を起こしてはいけないことを確認し、核保有国は核兵器を放棄して、核戦争を始めない政策 (核の先制不使用政策) を採用すべきことを表明する。

2. 国連の創設100周年になる2045年までに、核兵器を廃絶するというコミットメントを行うこと。

3. (核保有国に対しては) 核兵器関連予算をカットすること、(すべての国の政府に対しては) 核兵器生産関連企業への投資を止め、その投資を次のような目的のために使うこと。国連のため、COVID-19の管理とその損害からの回復、気候を守るために炭素の排出を劇的に減らすこと、SDGs達成のための資金にすること。

アピールの英語版に入って、右側のあるいは本文の下にある「Endorse」をクリックして、署名して下さい。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/13 イライザ]

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2022年9月20日 (火)

台風14号の爪痕

台風14号の爪痕

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9月19日です。雨が小止みになり、川の水量もかなり減った時点での、我が家の向かい側にある田圃の惨状です。時間は午後2時過ぎでした。どのように田圃の側面が崩れて行ったのかを、時間軸に沿って御覧下さい。

まずは、ほぼ2週間前、台風11号の被害をお伝えしましたが、その時の写真です。

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真ん中の田圃は、恐らく盛り土をしてあるのだと思いますが、側面には草が生えています。右側の残骸は、吹き飛ばされた近くのJAのハウスです。

そして今朝の同じ個所です。

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朝の11時過ぎの写真です。ふと窓の外を見ると、いつもと違っていたので窓を開けて確認しました。少し側面が崩れています。雨の強さも写っています。それが、30分後には変わります。

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そのまま浸食は進みました。午後2時の様子は、冒頭の写真ですが、これは午後4時頃、水量も減りましたし、盛り土の跡もハッキリ見えます。

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この場所に居を構えてから8年になりますが、これほどの自然の脅威を目の前で見たのは初めてです。

東日本では、まだまだ台風の被害が出ているのかもしれません。皆さんくれぐれも御用心下さい。

コロナについてもまだまだ油断はできません。感染しないよう努力を続けましょう。

それでは今日一日が、皆さんにとって素晴らしい24時間でありますよう。

[2022/9/20 イライザ]

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2022年9月14日 (水)

久し振りに雉のお出ましです

久し振りに雉のお出ましです

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かなりの田舎に住んでいますので、夏は蛍やトンボ、蝶々、ムカデ等の虫たち、みな庭まで入ってきます。蛇もたまには、そして猪も近くまで出てきます。今日も、少し離れた地域にクマが出たので用心するようにという防災無線の警告がありました。

そんな中、嬉しかったのは、小さい雛を交えて雉の一家が我が家の前を歩いていたときでした。でもその後、何年かのスパンで思い返しているのですが、雉のつがいを見る機会は余りありませんでした。

季節ごとにオスが「ケーン、ケーン」と鳴くのですが、近くにメスがいないらしくつがいにはならないようなのです。

つい二三日前、雉の鳴き声がかなり大きいので、窓から見ていると、我が家の近くから出て行ったオスの雉が、もう一羽の雄の雉とごく短い時間、「縄張り争い」のような仕種をして、その後、一緒に落ち穂をつついていました。

その後、川を挟んで、向こう岸に一羽、こちら側に一羽と離れてしまいましたが、どんな意図があってのことか、我々人間には一向に分らない行動でした。

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コロナについてもまだまだ油断はできません。感染しないよう努力を続けましょう。

それでは今日一日が、皆さんにとって素晴らしい24時間でありますよう。

[2022/9/14 イライザ]

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2022年6月12日 (日)

「雨にも負けず」

「#雨にも負けず」

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21世紀を前に、社民党が作成した「2010年への政策ビジョン」、略して「2010ビジョン」です。副題は「日本型社会民主主義」。表紙の裏には、#宮沢賢治の「雨にも負けず」を掲げました。

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その作成の責任者だった私は、自分の社民党員としての決意を、「雨にも負けず」に託して表現した積りなのですが、今読み返してみると不十分な点が多々あります。

今回の選挙にあたって、この改訂版を作りたいと考えていますが、問題は時間です。でも「2010ビジョン」では、その時間枠を大切にしています。目標の年を掲げて、私たちが実現したい社会のビジョンを描いている点です。

広島市長、そして平和市長会議の会長として掲げたのは「2020ビジョン」です。2020年までに核兵器の廃絶を実現したいという目標を立て、中間目標は「2015年までの核兵器禁止条約締結」です。こちらは2年遅れで実現しています。

核兵器禁止条約が実現しましたので、その後の目標として、「2040ビジョン」、つまり2040年までの核兵器廃絶を目指しての概略地図を提案したいと考えています。核兵器禁止条約さえ認めようとしない人たち、国々をどう説得するのかが鍵なのですが、「雨にも負けず」の精神を生かす積りです。

 それでは今日、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。

[2022/6/12 イライザ]

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2022年6月10日 (金)

チラシ完成

チラシ完成

新宿駅西口での街宣には間に合いませんでしたが、チラシが完成しました。

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校正は、メールに添付された色見本で行ったのですが、実物はそれより大きく見えます。やはり迫力が違います。また、文字も大きいので読み易さでも大満足です。

新宿での街宣で吃驚したのは、チラシを取って下さる方の多いことでした。それも「嫌々ながら」という感じではなく、「自分たちが感じている政治的フラストレーションの答が見付かるのではないか」とでもいった雰囲気で、チラシを手にしてくれていたことでした。

物価に代表される生活、仕事が続けられるのか、子育て、戦争を毎日見続けることからの不安、環境や自然災害等々、現実をまともに見ている人にとっては、持って行き場のない問題が山積しています。誰か責任のある立場の人たちから、「私に任せて下さい。これこれをすることで、問題を解決します」という言葉とともに、納得の行く具体案が出てくることを期待しているような気がしました。

こうした期待に立派に応えている社民党の公約リストもできましたので、ゆっくり、詳しく説明して行きますが、今回の美しいチラシで、取り敢えずは私が立候補を予定していることを知って頂けます。

それでは今日が、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。

[2022/6/10 イライザ]

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2022年5月25日 (水)

国会議員時代の活動 ――懐かしく思い起こしています――

国会議員時代の活動

――懐かしく思い起こしています――

 

問い合わせがあって、国会議員時代の活動を振り返っていたのですが、何件か懐かしい出来事を思い起こすことになりました。

 [ニューウエーブの会]

1990年の衆議院選挙で当選した当時社会党の新人議員は61名。新しい政治を創るという意気に燃えて、仙谷由人、伊東秀子、松原脩雄、岡崎トミ子などと、「ニューウエーブの会」を30名近くで設立しました。学者や知識人、官僚等を講師に迎えて勉強会を開き、政策提言を行い、国会内で超党派のネットワークを広げ、マスコミにも積極的に発信を続けるなど、「新しい政治」のイメージ作りに大きな功績があったと思っています。

この会の最初の申し合わせ事項の一つは、「先生と呼ばない、呼ばせない」でした。国会議員や政治家を「先生」と呼んだり呼ばせたりすることで、言外に上下関係を作ってしまう弊害を避けるためだったのですが、しばらくすると、その申し合わせを守り続けていたのは、私一人になっていました。

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一人

 

[イラクの人質解放]

1990年8月2日にイラク軍はクウェートへの侵攻を開始し、8月8日にはクウェート併合を宣言しました。またイラクは、8月18日に、クウェートから脱出できなかった外国人をバクダッドに移し、「人間の盾」と称して人質にしたのです。この中には、約400人の日本人も含まれていました。

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当時の社会党は、バクダッドに社会党中東訪問代表団を派遣し、人質解放のために尽力しました。団長は矢田部理参議院議員、事務局長は私でした。10月3日に現地入りし、6日には、ラマダン第一副首相と会談し、医療情報を元に健康状態に問題のある4人を直ちに解放するよう交渉しました。その場で要請に応えてくれるとの感触を得ることができました。通訳は私自身で、実質的交渉を行ったのです。この4人は10月中に他の「人質」に先立って帰国することができました。

同時に、土井たか子委員長がジャンボ機をチャーターしてバクダッド入りすれば、全人質を解放するという交渉にも当ったのですが、結局成立しませんでした。

 [数々の議員連盟]

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(Public Domain)

国会内では、党派が違っても議員個人個人の価値観や世界観に従って、「同志」が集って「議員連盟」を作るケースが多くあります。同僚議員に誘われて、それまで関心のなかった分野で活躍する人々と出会い、新たなネットワークに属することになる場合もあったりします。

私が所属していた議員連盟は多くあるのですが、名称が変ってしまったり、活動を止めてしまった議連もあるようなので、名称は不正確になるかも知れませんが、いくつか挙げておきます。

「日本・アイルランド友好議連」――世界の国々との友好を目的とする議連は多くあり、文化的な関心や、これまで訪問した経験やこれから訪ねてみたい国々など、人気のある議連が多いのが特徴です。。

「脳死を考える議連」――私が属していたのは、脳死を人間の死と認めるべきではないという立場の議連です。脳死と臓器移植法が国会で取り上げられたとき、個人の生命観、倫理観こそ重んじられるべきであるとの考え方から、党議拘束を外して議員個人の立場で態度を決するべきだというのが、多くの政党の考え方でした。当然、超党派の議連ができ、脳死を認める考え方の議連もありました。

人間の死を国会で議論するという、大変重い場面に居合わせることができ、政治のあり方そのものを問い直す場面が何度もあったことを思い出しています。

「公共事業チェック機構を実現する議員の会」――文字通り、公共事業のあり方を具体的にチェックする力を持った専門家や市民たちとともに、国がお金を出す仕組みそのものを俎上に載せ、例えば、徳島県木頭村の細川内ダム建設事業について、村長の藤田恵さんを支援し、最終的には建設事業の中止を勝ち取った議連です。その経緯は、藤田元村長著の『国を破りて山河あり』(小学館、2010年)に詳しく描かれています。

「諌早等干潟・湿地を考える議員の会」――ギロチンが落ちるテレビの画面で有名になった諫早湾の干拓は、中止させることはできませんでしたが、名古屋の藤前干潟を守ることはできました。名古屋市民の皆さん、NGOや専門家の皆さん、松原市長の英断等、その結果を生むまでのストーリーは多くあるのですが、議連が果した役割も大切でした。

国会での活動は、この他にも委員会や代表質問、陳情のために上京する方々との対話、マスコミとの付き合い等々、まだまだ多くのことがあるのですが、追々付け加えて行きたいと考えています。

 [2022/5/25 イライザ]

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2019年7月 1日 (月)

我が家に咲いている花 ――コスモス、向日葵、トウモロコシ――

「我が家の花」シリーズです。コスモスは好きですので、毎年、どこかに植えています。今年は早咲きコスモスを植えてみました。秋を待たずに花が咲きました。

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二日遅れて、白いコスモスです。

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向日葵もあまり背の高くならない種類なのですが、花が向いているのは東です。南側に家があって、南からの日差しを遮っているからだと思います。

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その二三日前、コスモスと向日葵のコントラストを撮っておきたくて、挑戦してみました。

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そして、これも花なのですが、トウモロコシも頑張っています。雄花が元気ですが、隣の茎の雌花も同じように咲いています。受粉して、その実が食べられるトウモロコシの粒になるはずですが、今から美味しいトウモロコシを楽しみにしています。

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[2019/7/1 イライザ]

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2019年6月29日 (土)

10cm以上のムカデは当り前 ――田舎暮らしは虫との戦いです――

初めてムカデに襲われたのは、もう10年以上前でした。執務室のトイレから帰って、首のあたりに変な雰囲気を感じて触ったところ「ヌルリ」という感触があって、思わず手で叩いてみると、20センチはある太くて大きなムカデでした。

秘書課総出で退治してくれましたが、次の日、退治に使ったタオルを洗濯するために持って帰ったAさんから、そのタオルの中にもう一匹大きなムカデがいたという報告がありました。「ムカデを見掛けたら近くにもう一匹いるから」という注意が本当だったことが分かりました。

さて、ムカデは田舎では温かくなると日常的に現れます。当然対策が必要になります。一番効果のあるのか、「ムカデコロリ」です。

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毒餌が入っている8センチ四方ほどの容器を、玄関のドアの近くに置けば、それだけでムカデ退治をしてくれます。念のために、玄関ドアの右側と左側に二個ずつ置くようにしています。

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今朝も、「ムカデコロリ」の効果が顕著でした。甘い餌に釣られて、毒を食べたのでしょう、大きなムカデが、玄関の前で動かなくなっていました。10センチ以上ありました。「ムカデコロリ」と同じくらいの即効力がある「悪徳政治家コロリ」をだれか発明してくれると、世のため人のためになるはずだと、つくづく思うほどの効果です。

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ムカデはこれで何とか防げるのですが、蚊もいますし、名前の分らない小さな白い虫は、網戸の網目を潜り抜けて中に入ってきます。秋から冬にはカメムシもいますし、とにかく虫対策が大切になる田舎暮らしです。

[2019/6/29 イライザ]

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