音楽

2022年5月22日 (日)

沖縄のシンポジウムも盛り上がりました ――喜納さんの演奏が感動的でした――

沖縄のシンポジウムも盛り上がりました

――喜納さんの演奏が感動的でした――

 

このブログの執筆時間と公開する時間にずれがありますので、昨日は間に合わなかったのですが、東京での「核兵器禁止条約を考える集会」では、最後に「核兵器禁止条約を推進する議員連盟」を作りますと、舩後参議院議員が決意表明をしてくれました。心強い限りです。

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議員会館の集会で、左から喜納さん、舩後議員、秋葉

そして、沖縄での「戦争も核もない世界へ――すべての武器を楽器に」も想像以上に盛り上がりました。沖縄だけではなく、東京からは鳩山元総理がビデオ参加、長崎そして広島からの参加もありましたので、多元的なシンポジウムになり、詳細はまた報告させて頂きますが、私にとって一番感動的だったのは、喜納さんとチャンプルーズ、そして金城吟呼さんの演奏でした。

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一曲目は、『石笛のうた』です。沖縄、広島、長崎の悲劇と魂、そして愛を石笛に乗せて歌った、情緒溢れる曲です。そして二曲目は、『花』でした。二曲とも、涙なしでは聞けないくらいの名演奏で、これを聞けただけでも今回沖縄に来た甲斐がありました。

 [2022/5/22 イライザ]

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2022年3月12日 (土)

5月に沖縄で平和シンポジウムを開きます ――核兵器禁止条約推進の都市ネットワークづくりがテーマです――

5月に沖縄で平和シンポジウムを開きます

――核兵器禁止条約推進の都市ネットワークづくりがテーマです――

 

皆さんは喜納昌吉さんを御存知ですよね。沖縄出身のアーティスト、平和活動家、そして参議院議員も務めたことのある政治家でもあります。世界一なのかアジア一なのか覚えていませんが、とにかく日本の外でもポピュラーな歌「花 すべての人の心に花を」の作詞・作曲もしています。

 「すべての武器を楽器に」というスローガンを掲げて、核なき平和な世界実現のための広範な活動でも有名です。事実、「花」は素晴らしい反戦歌でもあります。

 一番最近御一緒したのは、201939日に沖縄で開かれたシンポジウム、

 沖縄から開こう!

核なき世界の扉

人類の新たなる挑戦“核兵器禁止条約”の実現に向けて

世界最大級・核兵器拠点 OKINAWA からの提言

 でした。こちらがその時のチラシです。

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2019年ですから、まだ核兵器禁止条約が発効していないときです。しかしながら日本政府ははっきりと反対の姿勢を打ち出していました。それに対して喜納さんは、沖縄から声を挙げよう、という積極的なメッセージで答えたのです。

 「核兵器禁止条約」は一部の国の特権を認めず、加盟するすべての国に平等に核兵器の保有や使用を禁止するという画期的なもので、 世界平和に向けての人類の新たな挑戦と言って良いでしょう。ところが残念なことに、唯一の被爆国であり、本来ならば核廃絶へ向けて世界を主導するべき立場であるはずの日本政府は、「 核兵器禁止条約」への参加を拒んでおり、いまや世界の良心の失笑を買っているありさまです。

 私たちは、 日本が当然果たすべきリーダーシップを果たさないのであれば、 過去も現在も核兵器拠点とされてきたこの沖縄が日本に代わって声を上げ、世界のすべての国が「核兵器禁止条約」 に加盟するように国際世論を高めてゆく先頭に立とうと思います。

 核兵器なき世界への扉を、沖縄から、私たちの手で開きましょう!

 自画自賛になりますが、とても濃い内容のシンポジウムで、さらに、都市のネットワークを作って日本政府に迫り、核兵器禁止条約を批准させよう、という話にもなりました。そして、ウクライナでロシアが核兵器を使うぞとの脅しまですることになった今、続編としてのシンポジウムを開いて、沖縄、広島、長崎、そして東京を結ぶ核兵器禁止条約推進のネットワークづくりに拍車を掛けようという流れになりました。

 現在という時点での核政策は沖縄抜きでは語れませんので、三年前のシンポジウムと同じく、5月に那覇市で開くことになりますが、できれば各都市ともネット会議を通じて現地からの参加も募りたいと考えています。

 詳細は来週15日に那覇市で開かれる記者会見で発表されますので再度お知らせしたいと考えています。

 [2022/3/12 イライザ]

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2022年2月24日 (木)

『音楽高校からメロディが消えるまで』 ――感動的なフィクションです――

『音楽高校からメロディが消えるまで』

――感動的なフィクションです――

著者の須磨光氏はビジネスコンサルタントとして意欲的な活躍をされている方ですが、2018年に小説として『誰が音楽高校を潰したのか?』を上梓、広島の音楽関係者に高い評価を受けました。

つい最近、その文庫版が出版されました。『音楽学校からメロディが消えるまで』というタイトルです。文庫版と言っただけでは不十分で、前作と比べて、広島音楽高校の廃校という事実を、極端に言えば突き放す感じでフィクションとしての完成度を高めた好著です。

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著者の音楽と音楽高校への愛に満ちているのですが、それだけに止まらず、生きる意味について真摯に問いかけつつ、人間の持つ限界を踏まえてのユーモアに富む楽しめるフィクションでもあります。

多忙な方には、本書の最後の4ページだけでも読んで頂ければと思います。

前著『誰が音楽高校を潰したのか?』の感想をAmazonに載せて頂きましたので、それも参考にして頂きたく、ここに再掲します。

『誰が名門音楽高校を潰したのか?』は音楽と音楽教育を愛する全ての人に読んで貰いたい好著である。読み易く楽しいだけでなく、人間としてどう音楽や芸術に関わるべきかについても考えさせられる啓蒙書でもある。

本書はフィクションの形を取っているが、舞台が私立の広島音楽高等学校であることに、多くの方が気付かれるのではないだろうか。須磨氏がフィクションの形を採用したのは、一つには、登場人物を傷付けたくないという著者の優しさであり、また本書のテーマには普遍性のあることを強調したかったからではあるまいか。

そのテーマの大前提として、世界には音楽を愛する様々な人たちが存在し、音楽の神髄を若い世代に伝えて行くために多くの大人たちが努力し続けている現実がある。そしてややもすると世間的理解では、「音楽の世界」を構成するのは、音楽を提供する作曲家やパフォーマーとそれを楽しむ聴衆、音楽事務所や演奏会やテレビ番組等の関係者、そして音楽の専門家になりたいと研鑽を続ける若者たちくらいなのだが、本書では、音楽の勉強に打ち込む多感な若者たちを支える「保護者」に焦点を合せた点が特筆に値する。それは著者自身の経験であるとともに、保護者の目を通した音楽教育論であり、学校という組織運営論でもある。また、都市という視点からの文化論でもあり、もっと身近な効用としては、PTA役員のための実戦的マニュアルとしても役立つかもしれない。

音楽高校で学ぶ若者たちの心意気から、音楽を愛する先生方や市民たちの織り成す物語は保護者である著者の魂を揺さぶり、未来への希望となって終末を迎える。それは、「噂」や「風評」も含めて、人間たちの作り出す複雑な絵模様から抜け出して、スッキリとした光に照らされる未来だ。その感動を味わうために一読をお勧めする。

[2022/2/24 イライザ]

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2019年7月19日 (金)

日本のテレビは「いじめ」を助長している ――みんなで声を上げましょう――

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘! BGTと略)」は、「いじめ」について、積極的に関わり、「いじめはいけない」「いじめを受けた子どもたち、受けている子どもたちよ、頑張れ」といったメッセージを出し続けています。

それに対して、日本の子どもたちは、日常的にテレビからどんなメッセージを受けているのでしょうか。サイモンと同じように、批判に晒され反省することでテレビ番組の内容が変ることを期待していますが、取り敢えず現状を簡単に見てみましょう。

日本のテレビ番組で、隠れた才能を発掘する目的を掲げているのは、テレビ東京の「カラオケバトル」があります。堺正章が「オウナー」ということで、高校生や中学生、時には小学生までが出場しています。それと、出場者は芸能人ですが、俳句や華、水彩画等の才能を評価する、TBSの「プレバト」くらいでしょうか。

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「プレバト」は私が好きな番組なのですが、それは、番組の大きな枠組みを無視して、純粋に才能の評価が行われている場面に限っての話です。まず、司会の「浜ちゃん」の言動は、テレビなら「いじめ」は許されるのか、と言っても良い暴力性に満ちています。人の頭を殴ることは日常茶飯事、しかも擬音まで使ってそれを強調しています。また、芸能界では「いじる」と表現されるようですが、本当は「いじめる」の短縮形だとしか考えられない言葉の暴力には辟易しています。さらに、さすがに今は減りましたが、俳句の先生である夏井いつきさんを梅沢富男という男が、「ババア」呼ばわりしていたことも、多くの人々の顰蹙を買っていました。

私たち大人なら、このような言動を不愉快だと思い、より大きな世界の判断基準に従って対処することは可能です。でも世界が狭い子どもたちにとって、ましてや、学校で「いじめ」に遭っている子どもの場合、周りの加害者からも先生からも「あれはふざけているだけのこと」と問題にされない場合、このような番組を見せられれば、「おかしいのは自分の方だ」と思い込んでしまうことがあっても不思議ではありません。

「いじめ」が原因で自殺した子どもたちのケースが何度も報道されながら、調査をしたはずの担任が、加害者と傍観者の「あれはふざけていただけ」を鵜呑みにしてしまう背景に、「プレバト」のような番組の、「いじめ」助長とも思われる言動があるとしたら、私たちがもっと声を上げなくてはいけないのではないでしょうか。

「カラオケバトル」では、さすがに子どもの頭を叩いたり、言葉による「いじめ」は見られませんが、それでも、信じられない光景を先日目にしました。

出演者は、北海道の高校に通っている女子高生です。工業系の学校だということで、一クラス約50人の生徒のうち、女子は2人だけだということでした。このような環境に置かれている女子生徒の立場が難しいことは誰でも理解できるはずですが、それでも耳を疑ったのは、この二人の女子生徒に対して、男子生徒は一切話し掛けもしないという事実があることでした。しかもそれは、一種の温かいエピソードとして扱われていて、「カラオケバトルで優勝したら話し掛けて貰えるかもしれない」ことが強調されていたのです。

でも考えてみて下さい。全員が男子だとして、二人だけ全く話し掛けてももらえない生徒がいるとしたら、それはどんな定義を適用したとしても「いじめ」です。でもその二人が女子生徒だと、途端にいじめではなくなってしまうし、学校側でも何の対応もしていないとは、呆れて物が言えません。

BGTとAGTでのサイモンの言動を問題にした人たちは、普通なら「いじめ」でもテレビで同じことをすれば称賛されるのはおかしくないか、と主張しました。それは、「被害」に遭った子どもたちの人権という視点からは当然のことです。日本のテレビ界でも、そろそろ、子どもの人権という視点から番組の内容を考えることをはじめても良いのではないかとも思いますが、皆さんは如何お考えになりますか。

[2019/7/19 イライザ]

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2019年7月18日 (木)

「いじめ」をなくそう (3) ――テレビ番組の役割――

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘! BGTと略)」は、「いじめ」について、積極的に関わり、「いじめはいけない」「いじめを受けた子どもたち、受けている子どもたちよ、頑張れ」といったメッセージを出し続けています。

一寸穿った見方をして、仮にこのような姿勢が、「「涙もろい」視聴者の心理に付け込んで視聴率を上げるための商業的な意図」に基づいていたとしても、「いじめ」についての正しい考え方を発信し続けること、特に「いじめ」を受けている子どもたちに寄り添おうとすることには、大きな意義があります。これについて書き始めたのですが、二回にわたっての「準備」が必要になりました。

さらに、もう少し調べてみると、BGTやAGT(America’s Got Talent、つまりBGTのアメリカ版)のプロデューサーで、最近は一貫して「いじめ」に反対の姿勢を示している、審査員のSimon Cowell (サイモンと略)は、辛口のコメントで知られており、かつては番組の出演者に対する彼のコメントや行動が「いじめ」だとの批判を受けたこともあったようです。

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サイモンのFacebookから

その反省があるからかもしれませんが、最近のBGTやAGTの番組でサイモンは、一貫して「反」「いじめ」に徹しています。何人か、「いじめ」に遭ったことのある出演者へのコメントは、人によって違うこともありますが、大体次のような内容です。

 

  • 「いじめ」に遭って辛かったであろうことに対する理解を示し被害者に寄り添う。
  • 被害者が「いじめ」に遭っていたことを公にして、社会的に共有したことについての高い評価を示す。
  • 「いじめ」に負けずに、闘ったことを評価する。[番組中の被害者の問題解決が転校による場合の多いことも、出演者の言葉から分ります]
  • 「いじめ」の原因は、被害者が加害者より優れているからだという「因果関係」を宣言する。
  • 自分も、被害者の側に立ち被害者に寄り添っていることを示すために、また「いじめ」は許せないというメッセージを発信するため「金色のボタン」を押すなどの行動を取る。
  • 「いじめ」の加害者に満足感を与えないために、「被害者」としての過去と決別することなどのアドバイスをする。

 

テレビや音楽界の大物のサイモンが「いじめ」についての姿勢を明確にしていることで、社会的にも「いじめ」についての理解が深まっていることは、例えば、前に紹介した「Bars and Melody」の番組が放映され、大きく広まったことで、「いじめ」の「加害者」から「被害者」に謝罪のメッセージが届いたことが報道されたりしていることに現れていると見ることも可能です。

それに対して、日本の子どもたちは、日常的にテレビからどんなメッセージを受けているのでしょうか。サイモンと同じように、批判に晒され反省することでテレビ番組の内容が変ることを期待していますが、取り敢えず現状を簡単に見てみましょう。また長くなったので、次回に。

[2019/7/18 イライザ]

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2019年7月17日 (水)

Wii Uにカラオケのアプリがありました ――田舎暮らしのオアシスです――

田舎暮らしで苦労するのは、ムカデのような虫が多いからだけではありません。ある物だけではなく、「ないもの」も多いのです。例えば、近くにカラオケ・ボックスがありません。30分くらいのところにあったシダックスはくら寿司に代ってしまいました。広島市内まで出掛けて駐車代も払って、一時間一人カラオケをするのもちょっと気が引けます。

という悩みが解消されたのは、東京の友人宅を訪れたときでした。彼の家には豪華なカラオケセットが置いてあったのです。

Photo_20190716213702

元々音響関係の仕事をしている彼の家のシステムは、スピーカーやアンプ等を合せると百万円を軽く超えるほどのシステムなのですが、ソフトはゲーム機に付いているものでした。Wii Uのアプリなのです。

早速歌わせて貰うと、本格的なサウンド・システムの音は素晴らしく、それに気を良くして歌い続けるうちに点数も上がりました。

Photo_20190716213703

素晴らしい発見だったのですが、わざわざ東京まで出掛けてカラオケという訳にも行きませんので、「田舎のカラオケ」システムを準備しました。まず、息子から今は使っていないWii Uのゲーム機を送って貰いました。それをテレビに接続して、ゲーム機を起動します。確かにカラオケアプリがあるではありませんか。

Photo_20190716213701

アプリは丸で囲んでおきましたが、それを押せば、カラオケ・ボックスと同じようなカラオケが楽しめます。そして、このカラオケはJOYSOUNDというサービスなのですが、採点機能を使うと、もう一つのシステムであるDAMと比べて、より精密な音程で自分の声の状態を見ることが出来るようになました。左上の黄色の波線を見て下さい。それが私の発声の状態です。

Photo_20190716213704

かなり微妙な形で声が出ていることが分りましたので、これから、発声練習するにも良いデータになりました。これで、田舎暮らしの悩みの一つは解消されましたし、いくら大きな声を出しても周りに迷惑になることはありません。カラオケに行ってもに三曲しか歌わない家人も、最初の夜には2時間歌いっ放しでした。次のカラオケの会で成果を披露するのが楽しみです。

 [2019/7/17 イライザ]

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コメント


こちらの町内会館でも古いカラオケセットに加えて、Wii Uのカラオケも設置されています。更に、若い人たちはプロジェクターとスマホを使い、以前ブログでも紹介したsmuleを使って、離れた知人とのデュエットなども披露しているようです。

カラオケ好きのSNS
http://hiroshima.moe-nifty.com/blog/2016/12/post-89fd.html

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

全く知らない人とのデュエットは経験していませんが、一緒に歌う時は、同じ場所で一緒に、という形しか頭に浮びません。時代に遅れているのでしょうか。

 

 

 

 

 

2019年7月13日 (土)

「いじめ」は世界的問題です ――マスコミがどう取り上げるのかも大切では――

『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』(法政大学出版局刊)の紹介はこれからも続きますが、今回は、別の問題を考えてみたいと思います。「いじめ」です。それも少し違った視点から取り上げたいと思います。

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘!)」を御存知ない方も多いかもしれませんが、あのSusan Boyle(スーザン・ボイル)さんを発掘した番組だと言えば、分って頂けるのではないでしょうか。2007年に始まり、イギリスとアメリカでは大人気を誇り、世界中の多くの国々でこのアイデアを元にした番組が作られています。アメリカのテレビ番組のパクリでは人後に落ちない日本で、この番組の日本版が作られていないのが不思議なくらいなのですが、その点についてはまた別の機会に取り上げられたらと思います。

Susan-boyle

御覧になったことのない方は、YouTubeで、「Britain’s Got Talent」の短縮形である「BGT」を検索すればいくつものエントリーがすぐ見付かりますので、一度試してみて下さい。

どのような才能でも良いのですが、この番組で3分間、その才能を披露して審査員が「合格」と決めると、次のレベルでの出演が決り、年間の最優秀者はメジャーでのデビューと王室の出席者の前で公演することが出来ます。

素晴らしいタレントの持ち主が次から次へと現れ、見事なパフォーマンスを見せてくれるのは圧巻ですが、最近のBGTで気が付いたことが一つあります。それは、出演者の人生で大きな障害に遭遇した人を応援する姿勢がこの番組の柱の一つになっていることです。ガンその他の病気に罹ったり、家族が病気と闘っていたり、身体的な障害のある出演者がその障害とどう向き合っているのかといったエピソードが、この番組を感動的なものにしている一つの要素なのです。

もちろん、視聴率を上げるためだけに、このような感動的なストーリーを「使う」ことには問題があると思いますし、「涙もろい」視聴者の心理に付け込もうとする商業的な意図には十分な注意が必要です。にもかかわらず、とても多くの人が視聴する番組の中で、大きなハンディがあるにもかかわらず勇気をもって生きている人たちの姿を取り上げることには意味があるように思います。

こんな気持になったのは、BGTの中で、「いじめ」にあった子どもたちのケースが、かなり多く取り上げられていることに気付いてからです。例えば、ここに紹介するデュオのBars とMelodyです。この内の「Bars」を芸名にしているのはレオンドル君ですが、彼はいじめに遭っていたときの経験を元にして、Hopefulという曲のラップの歌詞を作り、メロディーを歌う、メロディーとともに、2014年BGTに出演しました。

Bgt

その舞台で、審査委員長から、「金色のボタン」と呼ばれる特別の評価を受けて、準決勝に進みました。決勝では3位でしたが、それでも、メジャーのデビューができ、レコードもリリースしましたし、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアでも人気のあるデュオになりました。日本での公演も実現しています。

Photo_20190712235701

他のケースについては省略しますが、本題に戻ると、BGTでは、「いじめ」られた経験のある人たちに、時には「これ意図的なのか」と思ってしまうほど多く出演させているような気がします。

「いじめ」をテレビ番組の中で取り上げる上で、BGTのやり方は、「いじめ」に負けないで頑張れというメッセージをハッキリと出し続けています。それがいかに大切なことなのかを、日本のテレビ番組との比較で強調したかったのですが、「本論」は次回に。

[2019/7/13 イライザ]

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コメント


おぼえがあります。この子たちのこのシーンは
観たことが有ります。ちょっと違和感を感じた
のは先生が指摘された部分だったんだと今気
が付きました。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

理由はどうであれ、人気番組が「いじめは駄目」というメッセージや、いじめの被害者に寄り添う姿勢を強力に発信し続けることは大切だと思います。

 

 

 

 

2019年7月 6日 (土)

扇ひろ子さんのコンサート・二葉あき子さんの歌碑

このブログにも何回か登場して頂いた、広島音楽芸能文化懇話会を主宰する上村和博さんから連絡がありました。扇ひろ子さんが広島に来られているとのこと。すぐ駆け付けたいところでしたが、次の日には安芸高田市のイベントで歌われると聞き、久し振りにステージを見せて頂けたらという思いに駆られて、安芸高田市まで行ってきました。イベントは合併15周年記念・安芸高田市社会福祉大会の記念公演会でした。

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公演会の目玉は綾小路きみまろさんだったようですが、私はその前のミニ・コンサートがお目当てでした。最初に安芸高田市出身の真木洋介さんが登場しました。真木さんは、美空ひばりさんの反戦歌『一本の鉛筆』を歌い続けてきた事でも有名ですが、菅原洋一さんの弟子として、あらゆるジャンルの歌が歌える歌手としても人気があります。故郷である安芸高田市で特に熱が入ったのは、今年4月に開港した愛郷小学校の校歌でした。可愛(えの)小学校と郷野(ごうの)小学校が合併して新しい小学校になったのですが、校章も新しくなりました。そして新しい校歌は真木洋介さんの作詞・作曲でした。これは褒めているのですが、校歌らしくない、ちょっとシャンソンぽい、洒落た歌でした。

この日は真木さんの持ち歌ではなく、会場に多かった高齢者にもお馴染みの歌ということで、岡晴夫さんの『憧れのハワイ航路』と伊藤久男さんの『イヨマンテの夜』を聞かせてくれました。どちらも声量がカギなのですが、会場の全員、大拍手で熱演に応えていました。

扇さんは、1967年の大ヒット『新宿ブルース』で、私たちの世代なら誰でも知っている歌手ですが、「ヒロシマ」との縁も大切です。生後6か月ほどのとき段原で被爆した被爆者ですし、1964年、19歳のときに平和記念式典で大竹出身の石本美由起さんが作詞、遠藤実さんが作曲した『原爆の子の像』を歌っています。この日は、その次の年にヒットした『哀愁海峡』、『華の女道』、そしてもちろん『新宿ブルース』を披露してくれました。最後に、一番最近のリリース『おんな流れ花』でした。フランク・シナトラの『My Way』の演歌バージョンとも言われているようですし、しかも女性版ということですので、そのうち爆発的な人気が出てくるのではないでしょうか。

扇さんも真木さんも、広島市、広島市民のために手弁当で貢献して下さっています。最近では2015年の「被爆70年 24時間チャリティーコンサート」でも、プロの音楽家として出演して下さり、このコンサートを盛り上げ成功へと導いて下さいました。広島の姉妹都市であるホノルルとの交流では真木洋介さんが頑張って、姉妹都市50周年の記念式典で会場を盛り上げて下さいました。広島市制120周年記念の際には、扇さんが『原爆の子の像』を心を込めて歌って下さいました。

安芸高田市のコンサートの後、真木さんと扇さんと一緒に写真を撮って貰いました。男性陣もまだまだ元気ですが、扇さんが数年前にガンの手術をなさっているとはとても信じられないくらいです。

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その後、広島市内の二葉の里で、二葉あき子さんの歌碑にお参りしました。戦前から人気歌手として活躍していた二葉さんは、原爆のとき広島市にいたのですが、乗っていた列車が中山トンネルに入っていたため、直爆は免れたという経験の持ち主です。戦後ヒットした歌の中には、『夜のプラットフォーム』や『水色のワルツ』があります。なかでも『夜のプラットフォーム』は戦前に作られた反戦歌なのですが、軍部から禁止されたことでも知られています。

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二葉あき子歌碑建立委員会の皆さんとともに、扇さんの平和に寄せる思いや二葉あき子さんとの交流等についてお話を伺うことが出来ました。歌を通して平和を考え、人生を辿る素晴らしい一日になりました。

[2019/7/7 イライザ]

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2019年5月13日 (月)

サウンド・バー ――ウーハーがお腹に響きます――

我が家のテレビは液晶ですが、音声部分ももう少し改善が必要かなと思って、長い間、ONKYOのミニコンポを通して聴いていました。それなりに良い音でしたので満足していたのですが、昨年あたりから雑音が聞えるようになりました。20年物のコンポですので、そろそろ劣化してきたのかなと考えて、原因を調べて見ました。

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まず、CDを大音響で聴いても問題はありませんので、アンプやスピーカーは大丈夫。となるとテレビ側なのかもしれないのですが、テレビのスピーカーからは雑音は聞えません。結局テレビをアンプにつないでいるインチ―フェース、それもテレビ側の端子以外の可能性のないことが分りました。

となると、他の端子、例えばHDMIを使ってアンプにつなげれば良いのですが、この際、もっと簡単にサウンド・バーを取り付けてみたらと考えて、早速、ネットで注文しました。子どもたちもサウンド・バーは持っているようですし、満足しているようなのでそれなら大丈夫だろうという予測が立ったからです。

190508_3

テレビの前に置いたサウンド・バーですが、小型でも、なかなか良い音です。テレビのスイッチと連動していますので、テレビに付属しているスピーカーのように動いてくれますので、手間入らずで助かります。特に、サブ・ウーハーの低音が部屋中に響き渡って、お腹に響きます。これは、ミニコンポの上を行っています。

190508_1

残念なことに、パナソニック製ですので、東芝のレグザとは完全には同期していません。たとえば音楽番組の場合と映画の場合、それぞれのイクオライザーの設定はリモコンでしなくてはなりません。その他にもいくつかの機能はリモコンでしかできません。

ところが連休中にこのリモコンが全く利かなくなってしまいました。本体の方でウンともスンとも言わないのです。ネットで、代りを探したのですが、どれも同じような形をしていて、例えば周波数の設定等についての情報は乗っていないので、仕方なく、パナソニックのコンシューマー・センターに電話をしました。

190508_2

保証期間中なので、実物を見た上で対応するとのことでした。早速、連休最後の日にアポを入れて貰って、サービス担当の人が我が家まで足を運んでくれました。二三のテストの後、リモコンが壊れているとの診断でリモコンの代替品ですべての問題が解決しました。その他にもテレビや家電業界の最新情報も聞くことが出来ましたので、とても有り難い訪問修理になりました。

[2019/5/12 イライザ]

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2018年8月21日 (火)

小樽運河で小樽の人と ――北海道に来ています――


小樽運河で小樽の人と

――北海道に来ています――

 

我が家のメンバーは、北海道に縁がなく、これまで北海道まで足を延ばしたのは私だけでしたので、昨年からスケジュールを合わせて、ようやく北海道旅行にやってきました。最初の訪問地は小樽です。ここは全員初めて訪れる街なのですが、「小樽運河」や「小樽の人」という名曲を通して、馴染みの深い土地だと思い込んでいました。そして、実際に来てみるとこじんまりして気取りのない雰囲気に満ちていました。

 

ホテルについてまずは運河の周辺を散策しました。昼間の運河です。

 

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そして北海道の演歌には必ず出てくるカモメも、手の届くくらいのところに止って観光客を歓迎してくれていました。

 

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その後、ビール工場を覗いたり買い物をしたり。そして夕食もゆっくりと楽しみました。帰りの街はすっかり暗くなっていて、夜の運河もロマンチックでした。

 

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ホテルに戻ってから、田舎住まいではなかなかできないことを決行 することにしました。ドゥオモ・ルッソというバーに行ったのです。

 

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結構若い人たちもいて、バーの文化が消えていないことも、バーテンさんのシェーカーを振る音とともに懐かしく安心しながら見守りました。また、このバーで感激したのは、野菜スティックです。北海道産が美味しいということでしょうか。野菜そのものは柔らかいのに、シャキッとした食感は爽やかそのものでした。


Photo

 

そして、バーの外からは夜の運河を上から見ることができました。このアングルからの小樽運河も風情があります。スマホですから、セピア色にまではできませんでしたが、どこかから「Yesterday」が聞こえてきたような気がしました。

 

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[2018/8/20 イライザ]

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