4年振りの敬老会に参加しました ――高齢化社会の現実についても考えさせられました――
4年振りの敬老会に参加しました
――高齢化社会の現実についても考えさせられました――
4年前より参加者の減った高齢者の集い
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今日、敬老の日ですが、私の住む中山間地では昨日、4年振りに敬老の日のイベントが開かれました。玖島地区コミュニティ推進協議会の森藤信賢会長の挨拶が、この地域の抱える問題点を指摘しつつ、そこに住む私たち高齢者への激励の言葉になっていましたので、以下、御本人のOKを頂きましたので全文を掲げさせて頂きます。
皆様、こんにちは。玖島コミュニティ会長でこの集いの実行委員長の森藤です。すぐに会食、ご歓談されたいとは思いますが、コミュニティを代表して一言挨拶をさせて頂きます。
ご存じの通り明日が「敬老の日」です。皆様、「ご長寿」、誠におめでとうございます。併せて、この「高齢者の集い」が多くの皆様方のご出席を賜り、盛大に開催できましたことを感謝申し上げます。 (礼)
さて、この集いは玖島に住んでいる私たちが「皆様方のこれまでのご功労に感謝し、末永いご健康を願う」、そして「皆様方に親睦を深めていただく」お祝いの集いです。このような集いですが、皆様方はもちろん、玖島にも元気になってもらいたいので、皆様にお願いを申しまして、挨拶をさせて頂きます。
ご存じの通り、今の玖島は、若者が減って、元気がなくなってきています。若者がほとんどいないのですから、今、若者に玖島の未来や活性化を託すことは難しいと思います。ここにご出席の(いつも)元気でご活躍の皆様には釈迦に説法とは思いますが、皆様が「もう十方分頑張った」と思って引退されたら今の玖島は益々さびれていきます。玖島を切り開き、守って、そして発展させてこられた私達の先祖の努力を考えると、私達はそれを引き継いで行かなければなりません。そのためには若者が少ないのですから私たち高齢者も現役であり続ける他ありません。死ぬまで現役です!!
私たち高齢者が「歳だから」と言って閉じこもるのではなく、まずは可能な限りこの集いのような色々な活動に参加しましょう。参加し多くの人と話せば元気になって「もっと頑張ろう!」と希望がわいてきます。私たち高齢者が元気になり希望を持つことが玖島を明るく元気にします。
今日のこの集いですが対象者は230人で、参加された方は67人と聞いています。
色々な事情があって参加できない方もいらっしゃいますが、もし、この2倍、3倍の人が集まれば、もっと賑やかな集いとなって元気が出て、「来年も来よう」と、もっともっと希望がわいてくるのではないでしょうか。
長くなりましたが、私たち高齢者が元気で希望をもてば、玖島は必ず元気になります。玖島が元気になれば、玖島に魅力を感じて若者も戻ってくるかもしれません。玖島の未来は私たち高齢者の手にかかっています。玖島で人生を楽しみましょう!!
生意気なこと、失礼なことを申し上げましたがお許し下さい。
前回の「高齢者の集い」は2019年で、その後、コロナ禍のため3回中止しましたので、4年ぶりの開催となります。この「高齢者の集い」の開催を皆様、毎年楽しみにされていたのではないかと思います。今回と併せて4回分楽しんで下さい。
ただ、この集いを楽しみにされていながら、この4年間で亡くなられた方もいらっしゃいます。その方々との楽しい日々も思い出されながら楽しんで頂けたらと思います。
最後になりましたが、この集いの開催をお世話して頂いている皆様、本当に有り難うございます。最後まで宜しくお願いします。ご出席者を始め、ここにお集りの皆様方の末永いご健康をお祈りするとともに玖島が元気になっていくことを願いまして私の挨拶とさせていただきます。
お弁当を頂いた後、アトラクションがあり、その後はカラオケ・タイムという出し物はほぼ同じでしたが、参加者数が減ったせいか、やはり盛り上がりには欠けました。
その対策として「玖島花咲く館」など、地域の皆さんの果敢な取り組みもあるのですが、事は全国的広がりを持つ長期課題です。それは、「地方創生」等という言葉だけでは解決しない喫緊の大課題でもあります。戦争ごっこにうつつを抜かしている政治家たちには任せておけないのですが、皆さんこの際、政治を変えるために今までとは一味違った行動を取ってみませんか?
最後に皆さんにとって、今日一日が素晴らしい24時間でありますよう!
[2023/9/18 人間イライザ]
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