パソコン・インターネット

2022年6月15日 (水)

Facebookを再開しました

Facebookを再開しました

Facebook

と言っても、まだアカウントを作っただけで、これから自己紹介を入力しなくてはなりません。

沢山「友達」ができて、参議院選挙出馬のニュースを広めて貰うのが目的ですので、一人一人の「友達」と丁寧に友情を育むという目的にはそぐわないかもしれません。

まずは、必要な情報の入力、そして「友達」の追加です。追加も結構手間が掛かりそうですので、もし失礼なことがあったりしてもお許し下さい。

それでは今日、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。

[2022/6/15 イライザ]

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2022年2月28日 (月)

親友の80歳誕生日 ――お祝いのビデオを送りました――

親友の80歳誕生日

――お祝いのビデオを送りました――

 親友のM君が、とは言えアメリカ人ですので通常はファースト・ネームですが、3月に80歳の誕生日を迎えます。娘のCさんから、友人知人たちに作成して貰ったビデオを集めて、サプライズ・ギフトを作りたいというメールが来ました。[という訳で、この記事については口外なさらないで下さい。念のためお願いです。]ウクライナ情勢について、取材を受けたり考えをまとめて発表可能な論考を作りながら、ビデオを撮影して娘さんに送りました。長さは90秒です。

Joe   

彼は長くバーモント州の住んでいるのですが、ボストンに住んでいた時には家族で頻繁にM家を訪ねていましたので、息子にもビデオを作って貰いました。彼は、M家の庭で遊んだこと、そしてM君のユーモアのセンスについての思い出を短く語ってくれました。

 私は、半世紀以上にわたる友情に感謝することから始めて、様々な場面で彼が新しい世界を紹介してくれたことに感謝しました。最初は1968年、大学院に入ってすぐ数学科の3時のお茶の時間に彼が声をかけてくれたことでした。その次の年にはベトナム戦争反対の集会で、彼が後に結婚したJさんに出会ったこと、また、私の核廃絶運動に常に理解を示してくれて、大変な時には激励をしてくれたことについても感謝の意を表しました。

 2009年には夫婦で広島を訪問してくれたことも懐かしい思い出ですし、現在は数学や科学についての何冊もの本の著者として売れっ子になっている彼が、最近は、核廃絶についても書き始めてくれて、私にも書く場を提供してくれていることにも当然お礼を言いました。

 最後のこれからの20年、私たちが100歳になるまで、友情がさらに発展し輝くであろうことを祈ってビデオを終えました。私も今年80歳になるとは感覚的に信じられませんので、100歳までの予言が現実になる可能性もあり得ます。

 [2022/2/28 イライザ]

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2022年2月21日 (月)

デュアル・ディスプレーを使っています ――仕事が捗ります――

デュアル・ディスプレーを使っています

――仕事が捗ります――

コロナの影響はこんなところにまで及んでいました。PCのディスプレーの変化に気付かなかったのです。友人たちと頻繁に会っていれば、当然、効率的な仕事の仕方についても話していたでしょうし、仕事で立ち寄るオフィス等でも目にしていたであろう、最新情報が届かなかったのです。

それは、今やデュアル・ディプレーが当り前になっていることです。原稿を書いているときに、沢山の資料を参照することも多いのですが、その資料をそのまま開いておいてワードの文書に戻れれば、一手間省けますので確かに効率的です。

ということで、しばらくの間節約をして二台目のモニターを買いました。その結果は、予想通り快適に仕事ができるようになりました。画面を見て下さい。

Dual-display

左のモニターで、英語の雑誌に投稿する論考を書いているのですが、右のモニターでは、1957年に出版され1959年には映画化された『渚にて』と、1983年に世界的なベストセラーになった『When the Wind Blows』についてのWikiwandのページを開いています。

どちらも核戦争後に世界が滅亡するという筋書きなのですが、正確さを期するためにこれらのページで何点かを確認したのです。ただし問題もあります。

一つは、欲張って4Kのモニターを買ったので、右と左がアンバランスになったことです。経済的に余裕ができたら、新しく4Kをもう一台と思っています。

もう一つは、Zoom会議で自分の目の前の画面を参加者全員と共有するための機能が使えなくなったことです。幸いなことに、その解決策は見付かりましたので、それも共有して頂ければ幸いです。

英語の原稿も順調に仕上がっていますので、明日最終チェックをした上で提出したいと考えています。

[2022/2/21 イライザ]

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2022年2月11日 (金)

iPhone Xに機種変更しました ――そして改めて気付いたこと――

iPhone Xに機種変更しました

――そして改めて気付いたこと――

 

これまで使っていたiPhone 8 Plusの支払いがようやく済みそうなのですが、息子から回ってきたiPhone Xを使い始めました。とは言ってもかなりの傷物で、まずは画面のフィルムを貼らなくてはなりません。

そのために買ったのが、Over’s ガラスザムライで、家人に貼って貰いましたが、完璧でとても快適に指が滑っています。

Photo_20220210231301

しかし、iPhone Xの背面は悲惨な状態です。息子が落とした時に割れたのだと思いますが、ほぼ全面ヒビが入っています。これは、DAISOで買ったフィルムで補強して貰いました。

そして今までの指紋認証ではなく、顔認証で起動する簡単さと利便性は重宝しているのですが、フト、新たな疑問が生じました。最近良く見る昔の番組に現れる折り畳み式の携帯がその引き金になりました。

小さいので、結構ポケットから落ちてしまうこともあり、尻のポケットに入れておくと、座った瞬間にかなりの衝撃を加えることもありました。でも、壊れたことはほとんどありません。それ以前に、画面に保護フィルムなど貼る必要もありませんでした。

Photo_20220210231401

でも歴代のiPhoneの場合、あるいはiPad、そしてより一般的にはスマホ全てが入るのかもしれませんが、それらでも同じだと思います。まずは画面保護のためのフィルムを貼らなくてはならないのです。そして何故か滑り易い表面加工のため、私も何度か落としたことがありますし、若い人たちの間では、バリバリに割れたスマホを使っている人がかなりの数に上るようです。

でも良く考えると、これって、私たちは欠陥商品を買わされているということですよね。例えば車に搭載されているタッチパネル式のカーナビに、まず保護フィルムを別に買ってそれを貼らなくてはならないとしたら、「欠陥商品」というクレームが寄せられて当然ですよね。

あるいは、食事用の箸やナイフ・フォークの表面がツルツルで、手に取る度に落とすようなことになれば、そんな商品を買う人はいないでしょうし、これまた「欠陥商品」のラベルを貼られるのではないでしょうか。

本来の目的のために、普通に使うことができず、まずは余分な出費をして最低限の安全性を確保しなくてはならない商品がスマホなのです。

通常の商品の常識が全く無視されているのが、スマホです。誰かが、「欠陥商品を売るな」という声を上げ始めなくてはならないと思ったのですが、皆さんの御意見は如何でしょうか。

[2022/2/11 イライザ]

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2022年2月10日 (木)

Zoomでの画面共有ができるようになりました ――高性能モニターとバーチャル背景が原因でした――

Zoomでの画面共有ができるようになりました

――高性能モニターとバーチャル背景が原因でした――

 

Zoomを使って会議をしたり、Webinarで講演会に参加したりする機会が増えていると思いますが、例えば自分の撮った写真だとかパワーポイントのプレゼンを参加者の皆さんと共有することで、より効果的なコミュニケーションが可能になる場面もあったのではないでしょうか。

私の場合ですが、少し前までは全く問題なく画面の共有ができていました。Zoomを使ってのパワーポイントのプレゼンテーションができることを発見したときには、事前に苦労して動画のファイルを作っておく手間が省けるので、小躍りするほど嬉しかったことを覚えています。

でも最近、それが上手く行かなくなりました。原因は、二つありました。一つはバーチャル背景を使っていたからですし、もう一つは、デュアル・ディスプレーを使うために、4Kモニターを買ったからです。

最初のバーチャル背景を使うかどうかですが、使わなければ自分の画面上の情報量が減りますし、PCそのものへの負荷が減りますので、共有の妨げになる原因が減るので、まずはこれを試してみて下さい。それでダメなら次の方法があります。

4Kの導入で精細な画面で美しい写真が見られ、ワードやパワーポイントを使っての編集作業も快適になり、それは有り難かったのですが、でも、私の目の前のモニター画面を共有しようとすると、それができずに、ほかの参加者の画面には黒い四角形しか映らなくなってしまっていたのです。

[対策①]

新しいモニターが原因であることは分かっていますので、このモニターはつなげずに、昔から使っているHDモニターだけを使ってZoomに参加する。

これは上手く行きました。でも、Zoomに参加する度に、PCの背面にあるDPのプラグを抜かなくてはならないのも、かなりの手間です。そこで、もう一つの可能性を試みました。

[対策②]

新しい4Kモニターで、4Kの機能は使わずに、HDのレベルに落す。さらに、HDRはオフにするという二つの手続きを踏む。

Hdr

この説明図は、モニター・メーカーのEIZOのホームページからお借りしましたが、何故、[対策②]が有効なのかが一目で分ります。4kのモニターでは、上の図のピンクの外側で示しているくらいに性能が上がります。それでも、⑤の輝度は、通常のHD並なのですが、HDRをオンにすると、5角形の外側まで機能が高くなります。

Zoomの共有機能を使うためには、内側のグレーの5角形までモニターの性能を落とす必要がありますので、そのためには、(1) HDRをオフにして、(2) 4Kのレベルの精密さではなく、HDのレベル、つまり 1920 x 1080 の解像度でモニターを使う、という二つの手続きが必要だったということなのです。

この方が、座ったままで、コントロールパネルのディスプレーを開いて、二回クリックするだけで済みますので、「楽勝」ということになりました。

バーチャル背景を使わないという選択肢では、クリックは一度で済みますので、こちらを試してから4K対策という順序が良いかもしれません。

[2022/2/10 イライザ]

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2019年7月 7日 (日)

オリンピックの本を執筆します

いよいよ来年は東京オリンピックが開催されます。これが「ヒロシマ・オリンピック」として実現されていたかもしれない--少なくとも可能性はあったのですが――2020年を前に、「ヒロシマ・オリンピック」の記録が本になるかもしれません。

実は、「ヒロシマ・オリンピック」の基本計画は、今でも優れた内容だと思いますし、トウキョウ・オリンピックにはない素晴らしさも沢山持ち合わせていました。巨大化・商業化・国家化し過ぎてしまったオリンピックを改革しなくてはならないと考えている人たちも多くいますので、その面においても参考になる計画だと自負しています。

190705

少なくとも「ヒロシマ・オリンピック」の意図したところ、その結果として出来上った基本計画等のブルー・プリントを記録として残した上で、次の世代あるいはその次の世代の皆さんが、今世紀中に「ヒロシマ・オリンピック」を実現するための一助にして貰えれば、と考えていたのですが、なかなか時間が取れませんでした。その理由の一つは、『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』執筆のために時間が必要だったからです。この度、法政大学出版局から刊行して頂けることになりましたので、いよいよオリンピックの方に本腰を入れることが可能になりました。仮に「オリンピック・プロジェクト」と呼びますが、元々は、私と中村良三氏が中心になって執筆しようと単純に考えていました。

中村氏は、多方面の才能の持ち主ですが、本来は建築家です。長く早稲田大学の建築学科で教鞭を執り、かつ広島市のためにも多大な貢献をしてくれていました。例えば、元宇品のグランド・プリン・ホテル・ヒロシマは、氏が西武建設時代に責任者として建設した建物ですし、その後広島市のアストラムラインの社長やシャレオの社長としても腕を振ってくれました。「ヒロシマ・オリンピック」についても、建築の専門家として大きな貢献をしてくれていました。

今回は、その中村氏の早稲田時代の御縁で、滋賀県立大学の環境科学部環境建築デザイン学科の白井宏昌教授と山崎泰寛准教授に、このプロジェクトに参加して頂けることになりました。特に白井教授は、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで博士号を取得する際の研究テーマが、ロンドン・オリンピックですので、オリンピックの専門家、しかも国際的な視点からのオリンピックならびに建築そして都市経営の専門家ですので、鬼に金棒です。

そして、お二人のお陰で、このプロジェクトが一回りも二回りも大きくなりました。一つには、「ヒロシマ」だけではなくオリンピック開催に手を挙げた他都市についても視野に入れることで、客観性も増し多様な視点からの分析が可能になったこと。そして、「都市経営」あるいは「都市の未来」という枠組みからもこれまでの事例を検証することで、より大きな器ができたことです。これから出版社に打診するための企画書の最終版をまとめますが、長さの点では、岩波のブックレットくらいを最初の目標にしたらと考えています。(A5版で、約60ページほど)

今の段階で、この本に盛り込む内容としては、三つの柱を考えています。一つは、オリンピック開催に手を挙げたものの、結果として開催にまでは漕ぎ付かなかった都市にとって、オリンピックはどのような意味を持ったのか、そしてこれらの都市がオリンピックに残してくれた遺産はどんなものだったのかの検証です。二つ目には、2016年大会開催を目指した福岡の試みを検証しますが、新たなオリンピック空間を創出するという視点から大きな示唆が得られそうです。そして三つめは、2020年大会開催を目指した広島の試みを検証し、オリンピックという概念そのものの再構築という視点に注目します。

このプロジェクトは始まったばかりですので、今後、多くの皆さんからのインプットを頂きながら、内容を充実させて行きたいと考えています。

[2019/7/7 イライザ]

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2019年7月 4日 (木)

「ファクトチェック」と「論理チェック」

昨日の続き、第二弾です。『ファクトチェック最前線』が、如何に楽しい、しかもためになる本なのかは、目次にざっと目を通すだけで分って頂けると思いますので、まずは目次です。

まえがき

1章 ファクトチェックとは何か

    ファクトチェックの定義

    フェイクニュースとファクトチェック

    ネットのフェイクニュース

    筆者のネットギーク取材体験

    誰でもできるファクトチェック

 

2章 ファクトチェックをリードするFIJの取り組み

    ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)の設立

    FIJ設立の趣旨

    ファクトチェックのガイドライン

    ファクトチェックへのメディアの参加

    「問題ある情報」を幅広く収集するために

 

3章 総選挙でのファクトチェック

    スマホでの問い合わせ

    総選挙をファクトチェック

    消費税2%の増税でなぜ5兆円強の税収なのか

    正社員になりたい人がいれば、かならずひとつ以上の正社員の仕事はある?

    野党党首の発言のファクトチェック

    内部留保300兆円は事実か

    ネットやメディアの情報もファクトチェック

 

4章 沖縄県知事選挙でのファクトチェック

    普天間基地をめぐる痛恨の記憶

    「沖縄にアメリカ軍基地は集中しているのか?」をチェック

    ファクトチェックは地味、されど大切な作業です

    NHK記者として沖縄赴任していた時のこと

    沖縄一括交付金の創設をめぐるファクトチェック

    調査報道から見える沖縄のファクト

    本土米軍の沖縄移転のファクト

 

5章 大阪ダブル選挙でのファクトチェック

    善悪を議論するのは止めましょう

    吉村候補「マニフェスト9割達成」発言のファクトチェック

    二重行政と都構想

    都構想をファクトチェック

    東京都創立の歴史的経緯

    ファクトチェック記事への反応

    飛び交うネットでの偽情報

    巧みなフェイクニュース

 

6章 ファクトチェックの国際的な潮流

    国際ファクトチェックネットワークと世界ファクトチェック大会

    ヨーロッパのファクトチェック

    世界がモデルとするアメリカのファクトチェック

    活発化するアジアのファクトチェック

    そのほかの地域

あとがき

著者紹介

 

この中に出てくる「FIJ」とは、「ファクトチェック・イニシャティブ・ジャパン」の略で、ウエブ・サイトには、「ファクトチェック」の訳が、「真偽検証」だという説明が付いています。

また、「ファクトチェック」を要領よく紹介しているコミックも掲載されていますので、そちらもクリックしてみて下さい。

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『ファクトチェック最前線』のテーマは当然「ファクトチェック」つまり、真実かどうか、事実かどうかをチェックすることなのですが、拙著『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』を「○○チェック」という風に特徴付けるとなると、「論理チェック」と言ったら良いのかもしれません。もちろん世の中の様々な事どもは、この両者がないと動かないのですが、それは例えば、次のようなシナリオで理解して頂くのが手っ取り早いかもしれません。

「地球は丸い」は真実です。人類は、それまでの「地球は平ら」という「フェイクニュース」(と言わせて下さい)を、「ファクトチェック」によって否定し、この真実に辿り着いたのでした。この真実を元に、だとすると、西に向って航海して、もやがては東にある東洋に辿り着ける、という「論理チェック」の結果、大航海時代が始まったのです。

私の悪い癖で、本論に入るまでに時間が掛っていますが、『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』と『ファクトチェックの最前線』との関係については次回に。

 [2019/7/4 イライザ]

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2019年7月 3日 (水)

『ファクトチェック最前線』を読んで「ファクトチェッカー」になろう

昨日の続きです。

『テニアン』の他にも、あけび書房は「今」私たちが必要としている情報やスキルを提供してくれる多くの良書を出しているのですが、最近出版されたものの内から、特にお勧めする一冊を取り上げたいと思います。立岩陽一郎氏著の『ファクトチェック最前線』です。

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その理由の一つは、近く発売になる小著『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』で取り上げたトピックと、ピッタリ平仄のあっている書物だからです。

そもそも、嘘によって人を騙すこと、また洗脳によって多くの人を惑わし操ること、さらにこうしたことの結果として人心を掌握し権力者になること等は古くからおこなわれてきています。トランプ大統領以前から「フェイクニュース」はあったのです。しかし、コンピュータとインターネットの発達によって、例えばSNSといった形で、誰でも手軽にフェイクニュースの発信者になれる時代になりました。そんな時代背景を生かして力を握ったのが、「ドナルド・トランプ」という特異なキャラクターです。トランプ大統領の場合は、匿名ではありませんが、それ以上に問題にしなくてはならないのは、発信者がどのくらい信頼できる人間なのかは全く隠されたまま、フェイクニュースだけが独り歩きする現実です。

幸いなことにこれは両刃の剣です。SNSはフェイクニュースに対抗する手段でもあるのです。だから「アラブの春」や「オキュパイ」、そして今の香港でも多様なエネルギーをまとめる力になっています。多くの市民が協力することで、技術的にも組織的にも不可能に近い結果を残したという具体例もあります。

2003年にスペースシャトル「コロンビア」が大気圏突入後に空中分解し、7人の宇宙飛行士が死亡した事故がありました。その調査に当って、大気圏突入後のコロンビアの航跡を確定する必要があったのですが、それが正確にできたのは、全米で天体観測、特にスペースシャトルの観測を行っていた数えきれないくらい多くのアマチュアの撮った写真、しかも時間と撮影地点の情報が付いたものがあったからです。

こうした市民の力を生かして「フェイクニュース」に対抗するために、私たちが身に付けるべき具体的な方法を教えてくれるのと同時に、それを実践した著者の立岩氏がどのような成果を挙げて来たのかを報告してくれているのが『ファクトチェック最前線』です。彼の基本的なスタンスを見事に表している一節が「まえがき」の中にありました。ちょっと長いのですが、引用します。

 

 「立岩陽一郎って馬鹿なの? 国連の登録名が「北朝鮮」「南朝鮮」」


 最近、ツイッターで批判されることの多い私ですが、これはそのひとつです。このツイートは、私が日刊ゲンダイに連載している「ファクトチェック・ニッポン」で、「北朝鮮」という呼称を使うことを止めるべき、と書いたことに対する意見かと思われます。

 この記事で私は次の点を指摘しました。

 北朝鮮とは朝鮮民主主義人民共和国を略したものとして使われていること。その国の人々は、この北朝鮮という呼称を好ましく思っていないこと。通常、正式名称を略する場合、「北」といった新たな言葉を加えることはないこと。また、北朝鮮という国名は、かつての西ドイツと東ドイツのように、南朝鮮という国名があって初めて意味をなすこと。そして、日本では南朝鮮とは言わず、韓国と言っていること。

 そのうえで、略するなら「朝鮮」が妥当である、と書きました。

 時あたかも、安倍総理が日朝交渉に前向きな姿勢を示した時でしたから、「安倍総理は日本テレビの取材に、無条件で日朝交渉に応じる考えだと語ったそうだ。では、ひとつアドバイスしたい。まず、北朝鮮との呼称をやめるべきだ。そうした小さな取り組みもできないようでは、相手側に対話の機運は生まれない」と指摘しました。

 前記のツイートをされた方は、その内容が気に入らなかったのでしょう。もちろん、私の意見を批判するのは自由ですし、批判は歓迎します。しかし、「国連の登録名が「北朝鮮」「南朝鮮」」というのは事実ではありません。

 これは、国連のウエブサイトを確認すればすぐにわかることです。国連の加盟国のところには、「Democratic People’s Republic of Korea」と書かれています。これが登録名です。

ちなみに、自由奔放な発言で知られるアメリカのトランプ大統領は時折、DPRKを使います。これが正しい略だからです。もちろん、North Koreaとも言いますが、これは西ドイツ、東ドイツのケースと同じで、英語では、普通に朝鮮半島の南北を、South Korea とNorth Korea と言い分けているので、自然なことです。

 

実は、この考え方や論理の進め方が、『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』を書く上での私の基本的なスタンスと一致しているのです。長くなりましたので、次回に続きます。

[2019/7/1 イライザ]

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コメント


の前に、まずはご著書『数学者として憲法を読む』をと、
amazon予約しました。
↑注文のたびに、町の本さんスミマセン🙇と。
(が、都心にいても老体には大助かりではあります)

「硬い心」様

コメント有り難う御座いました。そして、Amazonで予約して下さったのも、感謝・感謝です。

『数学書として憲法を読む--前広島市長の憲法・天皇論』を読むとどんな良いことがあるのかを、これから何回かに分けて説明しますので、多くの皆さんにお読み頂きたいと思っています。

 

 

 

2019年5月29日 (水)

往復はがきの印刷が上手く行かない ――解決策はPDF――

家人がお世話になっているある会で、案内状の作成と発送の担当になりました。文面等はこれまで担当された方が、毎年ファイルを残して下さっていますので、それをアップデートすれば良いのですから、それほど手間は掛りません。

出欠の返信も頂きたいのですから、案内状は当然、往復はがきということになります。そこで我が家のプリンターの出番です。良く使っていますので、数年に一度は新型機に買い替えてきましたが、ここ30年くらいは全て、HP、つまりヒューレット・パッカード社製の複合機を使ってきました。トラブルに見回れたこともありましたが、HP社の神対応ですべて解決して貰えました。

しかし今回は一寸厄介でした。往復はがきの印刷が上手く行かないのです。元の原稿はワードで作っていますし、印刷画面で「往復はがき」の範囲にきちんと収まっています。

Photo_116

でも、これを「印刷」すると、この画面通りには印刷されず、往復はがきの上部は白くなってしまいます。左右の両方とも、上の部分には印字されていないことを確認して下さい。どこがハガキの境界なのかが分り難いと思いますが、全体のバランスを御覧下さい。

190514_4

 

この状態を改善するためには、ワード側、そしてプリンター側の両方での設定が間違っていないことを確認するのが、第一歩です。それは何回も確認しましたが、何の変化もありません。結局その日は諦めて、次の日の午前中に、HP社のサポート窓口に電話をしました。

担当者は、中国語アクセントがちょっと残ってはいますが、とても正確な日本語を話す女性で、大変親切に対応してくれました。まずは私が前日に行ったチェックを再度実行し、その結果、何の変化も起らないことを確認してくれました。そのとき感心したのは、仮にマニュアルに従っているにしろ、一つ一つのステップを音声化して確認してくれたことです。「○○して下さい」という指示の後には必ず「××の表示は□□ですね」という形での確認も欠かせませんでした。さらに、不愉快な言葉を使う人もいておかしくはない状況で、礼儀正しく丁寧な対応を貫いてくれたことです。

その結果、一つ私が見落とした変更をしてくれました。

印刷の設定をする画面の一番下を変えるのです。そこのプルダウンメニューを開くと、「往復はがき」という選択肢があるので、それを選ぶ必要があったらしいのです。その結果がこちらです。

Photo_117

往復はがきの大きさを示す数値が現れました。これで大丈夫だろうと、印刷をしてみると、何と言うことでしょうか。結果は次のようになりました。

190514_5

上下のバランスは上手く取れるようになったのですが、全体としては、印字面が縮小されてしまっています。これでは往復はがきとしては使えません。ここまで来るのに、2時間近く、電話をつなぎっぱなしで、また印刷された結果を見て貰うために、HPからの遠隔操作もして貰っての結果です。

そこで、担当の女性と私とほぼ同時に、もう一つの可能性のあることに気付きました。それは、ワードの文書を印刷するのではなく、ファイルをPDFとして保存し、PDFの文書として印刷することです。その結果ですが、もう言うまでもないと思います。上手く行きました。

190514_6

さらに恥ずかしいことには、かなり前に、ワード文書が上手く印刷できないことがあり、そのファイルをPDFに変換してから印刷することで上手く行った経験があったのです。担当の女性も「このことにもう少し早く気付けば、時間の節約になったのに」と言っていましたので、思いは同じようだったようです。

結局、ワードの設定もHPプリンターの設定も問題がなく、何故、往復はがきにはきちんとした印刷ができなかったのかは分りませんが、解決策だけは分りました。そして、以前にもHP社の神対応について取り上げたことがありましたが、今回の経験で信頼度がさらに高くなりました。プリンターなら無条件でHPをお勧めします。

これで一件落着。お昼にはビールで乾杯しました。

[2019/5/29 イライザ]

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2019年5月27日 (月)

返品の山 ――アマゾンは大丈夫でしょうか――

「返品の山」と言っても、木久蔵ラーメンの話ではありません。アマゾンの話です。

アマゾンが日本に進出してから、ずっと大ファンとして買い物を続けてきました。ほとんどの品物に大満足してきたのですが、このところ、恐らく「初期不良」だと思われる商品が多くなって、ちょっと心配しています。

不良品は、迅速にかつ効率的に返品出来ますので、その点は問題ありません。心配なのは、これまでの経験より返品の頻度が増えているような気がしますので、アマゾンシステムのどこかに問題があるのではないかという点です。

ここ6か月間に返品しなくてはならなかった商品をざっと挙げておきましょう。

これはプリンターのインクです。

Photo_112

 

次は、Windows 10です。Windows 7が入っていたPCにインストールするためです。

Windows-10

 

猫背サポーターですが、姿勢を良くするために役立ちそうだったのですが、一人では装着できませんでした。

Photo_113

そして伸び縮みする山水ホースです。ホースの口径のせいでしょうか、水圧が低くて遠くまで届きませんでした。

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最後にどう脱撃退記ですが、恐らくメーカーは同じだと思える商品を数年前に買って効果があったので、再度購入しました。音はしないはずなのにジージー音がして、数日で機能しなくなりました。

Photo_115

これまでも、初期不良品に当る頻度は多いような気がしていたのですが、アマゾンでの返品ですので、やはり気になっているのです。

[2019/5/28 イライザ]

 

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コメント

Amazonの魅力はいつでもどこからでも簡単に注文できて、安くて速いことですが、あくまで流通システムです。そこで販売する業者は、Amazonのシステム(返品対応など)が優れていることと、ブランドイメージがAmazonに隠れてしまうため、品質を上げるコストと、返品対応するコストの比較において、どうしても後者を軽くみる傾向にあると思います。

ただ、私も結構買っていますが、初期不良は年に1度あるかないか、1%以下だと思いますので、イライザさんは多いようにも思いますし、最近増えたというころであれば、当たり年ということで、宝くじでも買ってみると良いかも知れません。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

実は「不良品」に当るかも、と考えながら注文したものもありますので、ここでの書き方は「誇張」の面もあることは否めません。

御提案のように、宝くじを買ってみるのが最善の対応策だと思います。

大学の工学部では「フォード・ピント事件」から、フォードが自動車の欠陥対策にかかるコストと事故発生時に支払う賠償金額とを比較し、賠償金を支払う方が安価であると判断し、 180人が焼死し180人が重症に至ると予測される欠陥を放置したことを、あってはならない選択だと習いますが、もしAmazonがそういう選択を見逃すようなら、心配かも知れません。
ただ、おそらくAmazonのAIは、そうしたことを見逃さないのではないかとも思います。

「工場長」様

続けてのコメント有り難う御座いました。

アメリカ企業が日本の企業相手に訴訟を起こすことが一時、流行りましたが、それも同じような考え方が元になっていました。価格競争で勝つより、ダンピング訴訟を起してその場で勝負した方が得だという論理です。

ただし、アマゾンの品質管理はそれなりに理解できる範囲だとは思っています。同時にファンとしての心配もちょっぴりというところです。

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