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2025年2月20日 (木)

#気になる日本語 ―― #実体験とかけ離れた言葉 ――

#気になる日本語

―― #実体験とかけ離れた言葉 ――

250220

#体を躱す #時間です

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日本語の中でとても気になる言葉がいくつもあるのですが、何故なのかを考えてみました。その一つの答えは、私自身の実体験に裏付けされている言葉には執着がある、ということでした。

例えば、「かわす」です。マラソンや駅伝で、前の人を追い抜くことを「かわす」と実況しているアナウンサーがかなりいるのですが、その人たちは恐らく柔道等の経験がない人なのではないかと思い至りました。

実は小学校の時から柔道を習っていたのですが、「かわす」とは「体を躱す」ことでしかありませんでした。相手が力で立ち向かってくるときに、体を開いてその力をやり過ごす動作です。        時代小説等でも、相手の剣先を躱したり矢を躱したりといった場面が必ず出てきますので、それは、子どもの「実体験」そのものと言えるくらいの意味を持っていたのです。

それが突然、「追い抜く」という意味に使われてしまったとしたら、違和感以外の何物でもありません。昨日までは「ごはん」と呼んでいたものが、突然「パン」になるくらいの違和感です。

もう一つ、相撲の実況で、制限時間一杯になったときの知らせ方です。これまで何十年、「時間です」とか「制限時間一杯です」という言葉でそのことを伝えてくれていたのですが、人によっては、「立ち合いです」という言葉を使う人が出てきました。

「立ち合い」とは、相撲そのものが始まることですから、意味としては間違いとは言えないのかもしれませんが、これまでの経験ですが、時間一杯にならないときに両力士の呼吸が合って、立ち合いが始まったことがありました。となると、「時間です」が伝えている意味と「立ち合いです」の伝えている意味は違います。

そして、多くのファンが何十年にもわたって聞き慣れてきた言葉を簡単に他の言葉に置き換える力は、誰がどのような権威で与えたのでしょうか。

時代の変化に付いて行けない老人の繰り言でした。

 

皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!

[2025/2/20    人間イライザ]

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