« #中間目標は #2035年 ――#核保有国に #核兵器の先制不使用を宣言させる ―― | トップページ | #日本がアメリカに「No」と言えない #理由 ――#石原慎太郎氏と #盛田昭夫氏が #1989年に答えています ―― »

2025年1月10日 (金)

#米ソ間の #核全廃合意 ――#1986年に #レイキャビックで ――

#米ソ間の #核全廃合意

――#1986年に #レイキャビックで ――

220109

#レーガン大統領とゴルバチョフ書記長

広島ブログ

ブログ激励のために、上のバナーをクリックして下さい

 

昨日のこのブログでお約束した、レーガン・ゴルバチョフ・サミットの概要です。1986年、レイキャビックで開かれた米ソサミットで、アメリカのレーガン大統領と(当時のソ連の)ゴルバチョフ書記長は、米ソの持つすべての核兵器を廃棄することに合意しました。その議事録が公開されています。

250109

残念なことに、この合意は実現しませんでした。軍産複合体や、両国の官僚体制等によって潰されたのですが、こんな合意が一度でもできたことは、二度目の可能性に期待しても良いことを示しています。

この合意の背景として大切なのは、1980年代の前半には全世界で反核運動が盛り上がったという時代背景です。そして、レーガン大統領はスター・ウォーズ計画とも呼ばれた戦略防衛構想を打ち出すほどの保守派だったのですが、その殻を破って核兵器全廃に合意をしたのは、このような世論を無視することができなかったからなのかもしれません。

世論という大きな力のあることを信じると、色眼鏡を掛けて人を見たり、一国の政策を見るだけでは真実には手が届かないこともお分り頂けるのではないでしょうか。そして、その世論を世界のリーダーたちに伝えるための効果的な役割を担った人たちがいることも大切です。

推測の域を脱してはいませんが、レーガン大統領とゴルバチョフ書記長それぞれの主治医だった、バーナード・ラウン博士とエフギニー・チャゾフ博士の影響力があったのではないかと考えても良いような気がしています。この点については2年前の記事をお読み頂けると幸いです

イ―ロン・マスク氏がトランプ次期大統領に対して影響力を持っていることがどう出るのか、世論の代弁者としての役割を果せるのか、注目する上で一つの前例として参考になるかもしれません。

 

皆様にとって、2025年が素晴らしい一年になりますよう!

[2025/1/10    人間イライザ]

[お願い]

文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ

 

« #中間目標は #2035年 ――#核保有国に #核兵器の先制不使用を宣言させる ―― | トップページ | #日本がアメリカに「No」と言えない #理由 ――#石原慎太郎氏と #盛田昭夫氏が #1989年に答えています ―― »

ゴルバチョフ書記長」カテゴリの記事

核廃絶」カテゴリの記事

レーガン大統領」カテゴリの記事

ラウン博士」カテゴリの記事

チャゾフ博士」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« #中間目標は #2035年 ――#核保有国に #核兵器の先制不使用を宣言させる ―― | トップページ | #日本がアメリカに「No」と言えない #理由 ――#石原慎太郎氏と #盛田昭夫氏が #1989年に答えています ―― »

広島ブログ

無料ブログはココログ
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー