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2025年1月30日 (木)

#人類破滅まで89秒 ―― #Doomsday Clockが1秒進みました ――

#人類破滅まで89

―― #Doomsday Clock1秒進みました ――

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#Bulletin of Atomic Scientists128日に発表

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『原子力科学者会報』は、アメリカ時間128日に記者会見を開き、この会報が1947年から発表してきた「終末時計」を、人類滅亡89秒前に進めると発表しました。

2023年に、90秒前に設定してから1秒を進めましたが、78年の時計の歴史上、真夜中に一番迫った時刻になりました。2018年に2分前になった時も危機感は大きかったのですが、今回はそれ以上です。

The Bulletin of the Atomic Scientists (原子力科学者会報)はマンハッタン計画で最初の核兵器の開発に貢献したアルバート・アインシュタイン、J・ロバート・オッペンハイマー、シカゴ大学の科学者によって1945年に設立されました。会報は 2 年後、人類の存在と地球に対する人為的な脅威を伝えるために終末時計を作成しました。時計は、地球規模の大災害に対する世界の脆弱性を示す指標として広く認識されています。

最近はネットでこの会報を読んでいますが、1960年代にアメリカでThe Bulletin of Atomic Scientists (ついでに付け加えると、Scientific American もそうなのですが) 出会ってからの愛読者でした。

そして、Doomsday Clockも、初期は象徴的な意味も大きかったのですが、近年は世界の置かれた状況を現実的に反映するだけでなく、未来のあることを保証する上で非常に重要な役割を果しています。

為政者の皆さんが、この会報の警告に耳を貸して下さることを祈っています。その為政者の責任範囲は、核兵器だけではなく環境の問題、AI等のテクノロジーの問題、最後にウイルスも含まれる生物的な脅威だと会報は述べています。

この全てが同時に何かを起したときに人類の滅亡を憂慮する必要があるという意味ではなく、どの一つをとっても、そのすぐ先に人類滅亡につながる道が待っているということなのです。

数字で表すことのできないほどの長い時間を経て、奇跡という言葉の結晶そのもである宇宙や地球、そしてその中に生きる私たち一人一人、その奇跡を私たちの時代に無にしてしまうようなことのないよう、何か一つだけでも一歩前に出ることから始められればと思います。

 

皆様にとって、2025年が素晴らしい一年になりますよう!

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[2025/1/30    人間イライザ]

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