#ACジャパンのCM ―― #毒々しさがありません ――
#ACジャパンのCM
―― #毒々しさがありません ――
#NHKでも流して貰いたいくらいです
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1月27日には、広島県原水禁の第94回総会、そしてその前には、ノーベル平和賞受賞報告会が開かれました。
受賞報告会では、広島県被団協理事長の箕牧智之さんと第27代高校生平和大使の甲斐なつきさんが、主にオスロでの活動を中心に高揚した雰囲気を伝えてくれました。その後、原水禁の代表委員である金子哲夫さんが、「ノーベル平和賞受賞と県原水禁の課題」というテーマで、分り易い、そして私たちの課せられた今後の責任についても言及する講演をしてくれました。
それに続いた第94回原水禁の総会では、節目である被爆80周年の今年、原水禁として取り組むべき活動についての決定を行いました。
このどちらとも、金子さんからの報告があると思いますので、そちらにお任せして、私はこのところ気になっているコマーシャルについて一言。
中居正広さんを巡る報道がマスコミ界を揺るがしていますが、その結果として、フジテレビの流す、多くの(ほとんどと言って良いのかもしません)コマーシャルが、「ACジャパン」のものに差し替えられています。
ACジャパンそのものが多くの企業に支えられているのだから本質は変わらない等の見方もあるようですが、私は清々しさを感じています。
一つには、ACジャパンのコマーシャルには、その他の多くのコマーシャルの特徴である「毒々しさ」がありません。大切なポイントをストレートに語ってくれています。それも、私が喋ればお説教になってしまい説得力はなくなるようなことを、思わず引き付けられるようなストーリーとして、動画にまとめています。
再び大岡信さんの言葉を引けば、ACジャパンに取って代られた、これまでの垂れ流されるテレビのコマーシャルは、
日本の、とりわけ政治的風土につきまとう根本的な病状--二枚舌が、まかり通る世界、素直な思考がはなから嘲弄されされ、幼児扱いされる世界に特有の、微温的ペシミズムと「長いものにものに巻かれる快適さ」を愛する病気--と切り離すことのできない現象
の典型的な表現だ、ということになります。ACジャパンのコマーシャルは、「幼児扱いされる」「素直な思考」の結果生まれたコマーシャルだと言えるのではないかと思います。
その内容も、災害に備えるためのヒントとか、これまで聞いたことがなかった「アイフレイル」とか、いじめやハラスメント、若者の自殺等、ニュースの場合でもセンセーショナルになってしまいがちなテーマについて、心に届くような扱いをしています。
褒めすぎかもしれませんが、NHKでもお笑い芸人を多用する傾向をここいらへんで止めて、ACジャパンのコマーシャルを流したらどうでしょうか。
皆様にとって、2025年が素晴らしい一年になりますよう!
[2025/1/28 人間イライザ]
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