#大目標の前に #中間目標を ―― #核不使用宣言(No First Use)はどうだろう?――
#大目標の前に #中間目標を
―― #核不使用宣言(No First Use)はどうだろう?――
#中核目標の期限は2035年
ブログ激励のために、上のバナーをクリックして下さい
今回は、大目標を達成するには中間目標が必要なことに焦点を合わせます。星野珈琲店で考えていたのは、中間目標の重要性を多くの皆さんに伝えて、行動に移して貰うためにはどんなプレゼンをしたら良いのかという点でした。
さて、中間目標の大切さなのですが、1968年に、当時ハーバード大学に移ったばかりの広中平祐先生の説明が印象的でした。ハーバードやMITに留学していた若者を何度も御自宅に招いて下さって、後に参議院議員になる和歌子夫人の手料理で、激励して下さったのです。手料理と言っても、和歌子夫人の天ぷらは、一流料理店に引けを取らなてくらい美味しいことで有名でした。
談論風発、いろいろなことを教えて頂きましたが、その中で、中核目標の大切さの話が出てきたのです。数学でも他のことでも、大きな問題を解くためには、その前提になる中間的な問題を設定することが早道だということです。
広中先生が例えとして持ち出したのが、誰とデートをするのかという話です。アメリカで生活している若者にとって、女性とデートすることには関心がありますので、耳をそばだてて聞き入りました。
仮に君たちがミス・アメリカとデートをしたいと考えたとしよう。でも、アメリカ中で一人だから、デートをして貰える可能性は低い。だったら、先ず、ミス・マサチューセッツに的を絞ってアタックして見たらどうだろう。可能性は少しは高くなる。それも難しいと思ったら、ミス・ハーバードに申し込んでみるのが順序だろう。
現実問題として、ミス・ハーバードにデートを申し込んでも、応じてはもらえないと思いますし、そもそも、ミス・○○が出てくるのは今なら問題かもしれません。でも当時の私たちには広中先生の伝えたい意味が良く分りました。それは今でも通用する真理です。大目標に近付く一歩になる中間目標を設定すること、そしてそれを達成すること。また必要があればそれを何回か繰り返すことで大目標に至る道を創る、という作戦です。
私たちの主題に戻ると、私が中間目標として提案しているのが、2035年までに核の先制不使用宣言を核保有国にして貰うということです。英語で短く表現すると、「No First Use」ですが、もっと省略して、「NFU」を使うこともあります。
何故核の先制不使用なのか、何故2035年なのかについては、次回説明しますが、核の先制不使用以外の候補があれば、是非、御提案下さい。さらに、2035年以外の提案も歓迎しますので、その理由とともにコメント欄に投稿して頂ければ幸いです。
最後に、今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう
[2024/11/27 人間イライザ]
[お願い]
文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« #星野珈琲店で #考えた ―― #2025年の次は? #2045年の前は?―― | トップページ | #被団協の #ノーベル賞受賞についての #インタビュー ――#東京新聞 #11月23日号に掲載―― »
「中間目標」カテゴリの記事
- #2035年が #大切な訳 ――#一人でも多くの被爆者に喜んで貰いたい―― (2024.12.06)
- #核の先制不使用は #実現可能 ――#5つの理由があります―― (2024.12.05)
- #大目標の前に #中間目標を ―― #核不使用宣言(No First Use)はどうだろう?―― (2024.11.27)
- #2045ヒバクシャ・ビジョン #公表は来年 ――#目標年・2045年を合言葉にしよう―― (2024.11.24)
- #核の先制不使用 (No First Use) を実現しよう ――#三つの #マジックワードで #3分で―― (2024.10.07)
「先制不使用」カテゴリの記事
- #2035年が #大切な訳 ――#一人でも多くの被爆者に喜んで貰いたい―― (2024.12.06)
- #核の先制不使用は #実現可能 ――#5つの理由があります―― (2024.12.05)
- #大目標の前に #中間目標を ―― #核不使用宣言(No First Use)はどうだろう?―― (2024.11.27)
- #危機感の違い #世代を超えて共有できるか ――#キューバ危機に比肩する危機的状況―― (2024.10.30)
- #核の先制不使用 (No First Use) を実現しよう ――#三つの #マジックワードで #3分で―― (2024.10.07)
「核廃絶」カテゴリの記事
- #12月11日(水) #報道1930に出ます ――#被団協のノーベル平和賞受賞に合わせて―― (2024.12.07)
- #2035年が #大切な訳 ――#一人でも多くの被爆者に喜んで貰いたい―― (2024.12.06)
- #核の先制不使用は #実現可能 ――#5つの理由があります―― (2024.12.05)
- #中間目標として採用するための条件 ――#締約国会議へのオブザーバー参加では?―― (2024.12.04)
- #何故2045年なのか #補強説明 ――#抑止力を持つのは #被爆者―― (2024.12.03)
コメント
« #星野珈琲店で #考えた ―― #2025年の次は? #2045年の前は?―― | トップページ | #被団協の #ノーベル賞受賞についての #インタビュー ――#東京新聞 #11月23日号に掲載―― »
聖典…!100歳の方!
本日朝日朝刊「声」欄!
残念ながらデジタル版ではノン!
兵庫県の出来事とはエライ差!救われます!
!!! もうビックリマークの連続 !!!
投稿: 硬い心 | 2024年11月27日 (水) 09時19分
「硬い心」様
コメント、有難う御座いました。朝日新聞の声欄、ディジタル版でも読めました。URLを貼り付けます。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16093349.html?iref=pc_rensai_long_494_article
100歳の方から、『原爆詩集』や『原爆の子』、そして『ヒロシマ・ノート』や『問われる広島』と一緒に『報復ではなく和解を』を取り上げて頂き、光栄この上ない思いです。
被爆体験から生まれた思想のエッセンスを読み易くまとめて世界に発信したいですね。どなたか手を挙げて頂けると有り難いのですが。
投稿: 人間イライザ | 2024年11月27日 (水) 14時52分