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2024年9月

2024年9月30日 (月)

#栗を沢山頂きました

#栗を沢山頂きました

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#食べるまでに手が掛かります

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友人から、食べきれないくらい沢山の栗を頂きました。ざるに分けても溢れるくらいなのですが、元々はダンボール箱一杯です。

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もったいないので、親戚や友人にお裾分けしましたが、栗を美味しく頂くためには、かなりの手間の掛かることも再認識しています。イガから栗をつかみ出し、虫止め、鬼皮の下処理、皮むきとずいぶんのステップです。

「桃栗三年、柿八年」の桃や柿と比べると、とんでもなく多くの手数です。それでも美味しいのですからそれはそれは良いのですが、手間の掛かるところでの貢献度はゼロで、食べるだけなってしまう身としては、申し訳ない限りでもあるのです。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/30  人間イライザ]

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2024年9月29日 (日)

#名取裕子さん #池部良さん ――#懐かしい写真が出てきました――

#名取裕子さん #池部良さん

――#懐かしい写真が出てきました――

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#名取さんは全く年を取りませんね

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懐かしい写真が出てきました。国会映画議連(会長は田村元さんでした)の主催で、「映画を語る夕べ」が開かれて、当時活躍していた俳優さんが何人も出席してくれたのです。名取裕子さんの活躍は改めてここで御披露するまでもないと思います。

それでも不思議なのは、私は20数年分年をと取りましたが、昨今ドラマ等でお見掛けする名取さんは一向に年を取ったようには見えないことです。

 もう一枚、私のお宝は、池部良さんとの写真です。映画の世界でもファンでしたが、エッセイなどで知ることのできた池部さんは、尊敬する先輩の一人です。

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(この二枚の写真の著作権、映像権がどうなつているのか良く分りませんが、何か問題があればどなたかお教え頂けますか。)

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/29  人間イライザ]

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2024年9月28日 (土)

#石破新総裁 #防災省を #一日も早く ――#大宰相への道の出発点ですよ――

#石破新総裁 #防災省を #一日も早く

――#大宰相への道の出発点ですよ――

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石破茂ホームページから (https://www.ishiba.com/)

#防災大臣は誰に?

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元日の地震とこの度の大雨、石川県が二度にわたって言葉では言い表せないほどの被害を受けたことを考えると、今の時点での我が国の最優先事項は、自然災害から国民を守ることだと断言して良いでしょう。

そのためには、一定額の予算を毎年確保して、同時に災害対策のための実動部隊が日常的に活動する組織が必要です。これまでも、防衛省を防災省として発展的に改組すべきだという主張を繰り返してきましたが、石川県の惨状を見ると、もはや猶予はできません。とにかく防災省を作ることが最優先事項です。

幸い、防災省の創設を唱えてきた石破茂氏が市民党総裁に選ばれたのですから、新総裁の手掛ける最優先の施策として防災省を設置して下さい。一日も早く。でも今日の記者会見での発言では、ちょっと腰が引けていますね。それでは今までの総裁と同じです。自信を持って防災省を設置することで、「大宰相」への道が開けます。

新しい自民党であることをはっきり示す上で、防災相設置ほど時宜に適した選択肢はないからです。そして初代の防災大臣には山田太郎氏を抜擢するといった人事で、挙国一致体制を作ることも重要です。このような施策の一部として南海トラフ地震や首都直下型地震等についての対策が進めば、今予測されている大惨事の発生時に、多くの人命の救助と国民の犠牲の大幅削減という結果になって現れるはずです。

これだけのことが実現できれば、これから100年先に、「21世紀の政治的巨人は誰だったのか」という問の答として、「石破茂」が選ばれてもおかしくはないことになるでしょう。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/28  人間イライザ]

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2024年9月27日 (金)

#電気自動車の効用 #運転が上手くなった ――#レーンサポートシステムのお陰です――

#電気自動車の効用 #運転が上手くなった

――#レーンサポートシステムのお陰です――

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#振動で警報を出してくれます

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BYD製のSUVであるATTO3に乗り始めてから半年以上経ちますが、昨日、ある事に気づきました。

ハンドルへの振動で伝えてくれる「警報」がほとんど出なくなっていたことです。電気自動車でなくても、運転補助のためのコンピュータによる様々な機能が付いているのが最近の車ですので、多くの皆さんも同じ経験をされているのだろうと思います。

ATTO3で、レーンサポートシステムで、レーンアシストは「注意」そして、警報モードは「振動」にしておくと、道路の白線に近づくと、ハンドルが振動して警報をしてくれます。自動的に補正もしてくれますので、両側の白線内の真ん中を走れるようになります。

最初の内は、この警報の振動が度々あり、今までより大きな車になったので慎重に運転しなくてはと、意識して安全運転に努めていました。

昨日気付いたのは、最近は、この警報がほとんどなくなったということなのです。実はこのシステムは、ハンドルの真ん中にあるボタンを押すことで、簡単にON/OFFを切り替えることができますので、OFFになっていないのかを確認しましたが、ちゃんとONになっていました。

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警報に従って、真ん中をキープするように努力した結果、運転が上手くなったという証拠だと考えて良さそうです。

One cannot teach an old dog new tricks.(老犬に新しい芸は仕込めない) という英語の諺があるのですが、そうでもなさそうです。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/27  人間イライザ]

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2024年9月26日 (木)

#袴田巌さん #再審無罪 ――#60年近くの闘い――

#袴田巌さん #再審無罪

――#60年近くの闘い――

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#死刑は憲法違反

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袴田巌さんの再審判決が静岡地裁から出されました。当然、無罪です。でもこれを勝ち取るために、60年近い歳月が掛かっています。何とかならなかったのか、そしてこれから同じことが起こらないようにするにはどうすれば良いのか。人質司法を止めさせるために何をすれば良いのか。

即効薬のないことが歯痒い限りですが、死刑を廃止することも重要です。それも死刑は憲法違反であるにもかかわらず、それが無視され続けています。この点については、拙著『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論――』(法政大学出版局、2019)をお読み頂ければ幸いです。

偶然ではありますが、兵庫県の斎藤元彦知事が、県議会の不信任決議を受けて、失職そして知事選挙という道を選択しました。68人の県議会議員全員の意思としての不信任に対して、県民が再度意思表示を行えるという制度があるのは大切です。でも袴田さんの場合と比較して、一人一人の個人の人権をもっと迅速に守れる制度的な措置が必要なことは私たち共通の願いなのではないでしょうか。

でも、悲観的にならざるを得ないのは、「裏金議員」と言われた議員たち全員を不起訴処分にした検事が、閣議、つまり現政権の意思で検察トップの検事総長に就くような人事が行われているからです。

そうは言っても、結局、私たち一人一人が当事者として、選挙という手段、そして最高裁判事の国民審査を有効に生かさなくては、何事も始まりません。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/26  人間イライザ]

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2024年9月25日 (水)

#扇風機は終って #ストーブを出す ――#秋がなくてもう冬?――

#扇風機は終って #ストーブを出す

――#秋がなくてもう冬?――

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#平地より5度気温が低い地域です

 

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今朝は、起きてすぐに「寒い」と感じました。もう冬が来たのかと一瞬思いましたが、気温は23度。標高が300メートルくらいですので、平地と比べると平均5度は気温が低いのです。

とにかく、冬用に石油ファン・ヒーターを引っ張り出しました。灯油も高くなっていますので、これから大変ですが、「健康第一」をモットーに、今冬も元気な毎日を送れるよう気を付けたいと思っています。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/25  人間イライザ]

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2024年9月24日 (火)

#首相の最優先すべきことは ――#イタリアの #メローニ首相は即刻帰国――

#首相の最優先すべきことは

――#イタリアの #メローニ首相は #G7から即刻帰国――

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#代理に外務大臣では

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岸田首相がアメリカ訪問中に、石川県の豪雨災害が起きました。いや事前から分っていたのですから、対応する時間は十分ありました。

昨年5月のG7サミットで際立ったのは、イタリア北部で洪水が起き、多くの被害者が出た報道を受けた直後、G7の会議には出ずに即刻帰国する決定をしたことです。「困難な時にイタリアから離れていることはできない」という言葉と共に。

それに対して、事前の予報があったにもかかわらずアメリカ行きを強行し、実際に大きな被害が出ている石川県の惨状を耳にしているに違いない時点でも、帰国することさえ頭にないような言動の我が国の首相です。

既に岸田首相に対する批判は数多くありますので、これ以上言わなくても十分だと思いますが、一つだけ。

バイデン大統領やインド、オーストラリアの首脳との会議には、アメリカはじめ他の国の外務大臣は出席していたのに、日本の外務大臣はいなかったことです。

もし、日本人の災害、それも今年に入ってから二度目という非常時に、それを無視して総理大臣が出席しなくてはならないほど大事な会議なら、当然外務大臣も他の国と歩調を合わせて出席しているべきでしょう。しかし、それほどの重要会議より、総裁選を優先したことは、鼎の軽重を問われても仕方がありません。

総理大臣は被災地に、そして外務大臣は代理として重要な国際会議に、という常識的な対応ができないのが、我が国の政治のレベルだとすると、災害以上に日本という国を破壊しているのが誰なのかが分ってきます。

  

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/24  人間イライザ]

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2024年9月23日 (月)

#高齢者の集い ――#コミュニティー推進協会主催――

#高齢者の集い

――#コミュニティー推進協会主催――

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#最後は恒例のカラオケ大会

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私の住む地区では、毎年コミュニティー推進協会主催で、敬老の日前後に、高齢者の集いが催されます。現在この地区の75歳以上の高齢者は236人、100歳を超えた方は2人とのことでした。全人口が約800人ですから、それなりの高齢化率ですが、その内約80名が参加しての集いです。

まず、コミュ今日の会長さんの挨拶で、みんな100歳を目指して日本一長寿の地区にしようとの提案がありました。

さらに、老人会会長から、石川県の豪雨災害の被害者の皆さんに届けるための緊急募金の提案があり、皆さん快く協力してくれました。復旧と復興に向けて、石川県の皆さんへの細やかなメッセージになればと祈っています。

市民交流センター長のクラリネット演奏があり、その後は恒例のカラオケ大会でした。リクエストがありましたので、私は御近所の方と一緒に「麦畑」を歌ってきました。

この地区の中でも常連だった方の内、何人かは亡くなられ、思い出を偲びつつ、会話も弾みました。「良い会だったね」という声が、帰り道何人もの方から聞こえました。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/23  人間イライザ]

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2024年9月22日 (日)

#石川県への #災害支援 #政府も #私たちも #全力で ――#防災省設置も #最優先課題――

#石川県への #災害支援 #政府も #私たちも #全力で

――#防災省設置も #最優先課題――

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#防衛省を防災省には、次の段階でも

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《石川県への災害支援》

今年、元日の大地震に続いて、今日も石川県は歴史的にも異常なほどの大雨災害に見舞われました。詳細はここで取り上げるまでもなく、皆さん御存じだと思います。

感情に駆られてしまったことを先にお詫びしますが、石川県を通る線状降水帯のニュースを聞きながら、胸の中から大きな怒りが沸いてきました。一地方に集中して自然が何度も脅威を与え続けることに対してです。勿論、そんな怒りには意味がありません。自然が意図的に選択をしている訳ではないのですから、それに対して文句を言っても何もならないのですが、怒りとしか言えない思いが沸いてきたのです。

それに対して、私たち人間のできることは、できるだけ多くの人が協力して被災地の支援をすることですし、自然災害を避けることはできないにしろ、被害ができるだけ少なくて済むような対応を、国がリーダーとなって進めることです。

このコラムでも何年にもわたって、「防災省」を設置すべしと論陣を張ってきましたが、自民党総裁選挙では、石破候補だけがこの主張を高く掲げているだけで、ほかの候補の声は聞こえてきません。立憲民主党でも誰も防災省には触れていません。

どちらの党でも、候補者全員が「防災省」を創設しようと言えば、それだけで十分な影響力になると思うのですが、皆さんにはどう映っているのでしょうか。そんなことをすると石破候補が有利になるという理由で口を噤んでいるとすれば、事情は逆で、防災省創設を掲げれば石破候補と同じ有利な立場になると考えるべき時でしょう。

私は、防衛省を防災省に改組すべきだと今でも考えていますが、その主張を何度もシリーズで訴えてきた、最初の記事のリンクだけここに貼っておきます。長いシリーズの途中なのですが、ここからお読み頂けると幸いです。またシリーズの途中には、森嶋通夫氏の『日本の選択』等の防衛論も出てきますが、それは飛ばして防災省を創設部分だけお読み下さい。まずは防災省を、そして防衛省の扱いはその次でも良いかもしれません。

 

 今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/22  人間イライザ]

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2024年9月21日 (土)

#大谷選手 #51-51 #おめでとうございます ――#玉鷲関の #通算連続出場記録も――

#大谷選手 #51-51 #おめでとうございます

――#玉鷲関の #通算連続出場記録も――

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#背景には合理性がある?

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《おめでとう》

大谷翔平選手の大記録、文句なしに素晴らしいですし、心からおめでとうと言わせて頂きます。

そして相撲の方では、玉鷲関が、秋場所3日目に、通算連続出場1631回という記録を作りました。これも素晴らしい記録で、やはりおめでとうです。

両者について特にすごいと思ったのは、大谷選手の盗塁の美しさですし、玉鷲関については、20年間、怪我なしに場所を務めた身体管理の徹底振りです。その二つとも、結局は合理的な美しさであり強さだと思えるのですが、これほどの大記録については、小賢しいコメントは邪魔になるだけかもしれません。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/21  人間イライザ]

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2024年9月20日 (金)

#ノートパソコンの #SSD換装ー ――#10年選手ですが #理想的なノートパソコンです――

#ノートパソコンの #SSD換装ー

――#10年選手ですが #理想的なノートパソコンです――

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#メモリーは換えられないとのこと

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《理想のノートパソコン》

もう10年になりますが、2014年に買ったノートパソコンです。Toshiba DynabookKiraというニックネームが付いています。タッチスクリーンで、13.6インチだったと思いますが、使い易くて軽くて、文句なしのパソコンでした。

とは言え、2016年にはキーボードの一部が動かなくなり、取り換えて貰いましたし、元々のハードディスクは256GSSDに換えました。

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とは言え、いろいろなファイルや写真等で、SSDが一杯になり、動作が遅くなりました。メモリーを換えて、SSDも換えればかなり速くなるはずなのですが、Kiraではメモリーの換装はできないとのことです。

SSDだけでもと思い、今回は1Tのものに換えました。

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メモリーを増やさなくても、普通使っている分には問題のない速さになりました。これで後、何年使えるかですが、全く動かなくなるまで使えればと思っています。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/20  人間イライザ]

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2024年9月19日 (木)

#薬局での #プライバシー ――#大きな声で #みんなに聞かせる #必要があるのでしょうか――

#薬局での #プライバシー

――#大きな声で #みんなに聞かせる #必要があるのでしょうか――

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#困った経験も

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《答られない質問》

年を取って、病院に行きその後、薬局で薬を貰うことが多くなりました。短時間だから見過ごすこともできるのですが、薬局でのプライバシーのなさには困っています。

先ず大きな声で「誰の誰平さん!」と大きな声でフルネームを呼ばれて、それに続いて薬局中に聞こえる大きな声で説明が始まるのですからたまったものではありません。

そして職務なのか、親切心からなのかは分りませんが、答えられないし、なぜここでこんな質問を受けなくてはならないのかが理解できないことを聞かれます。

継続して飲んでいる薬の場合、「この薬を飲んでいて問題はありませんか?」がその一つです。問題があれば、先ず医師に相談しているはずですし、そうであれば、医師の方で問題のある薬の処方箋はまず出しませんよね。問題があっても、薬は続けるというのが医師の診断であっても、そのこととその理由を、素人が薬局で説明するのも変な話ですし、その内容はプライはシーに属することですので、多くの人がすぐ近くで聞いている薬局で話すことではありません。

《本当に困ったことも》

そして、私の場合は、名前を憶えている人が結構いますので、どんな薬を飲んでいるのかを不特定多数の人に聞かれるのは「嫌」です。勿論、名前が知られているかどうかが問題ではなく、これは誰にとっても「嫌」なことでしょう。

最近ではこんなことはもうないのだと信じたいのですが、かなり前にある薬局で、若い女性に対して薬局の人が、下半身用に処方された薬の説明をしていました。御本人にとっては耐え難い時間だったと思いますし、周りの私たちが注意すれば、もっと事態は悪くなります。みんな下を向いて、聞こえない振りをするのが精一杯でした。このような場合は、特別に個室を用意しておいて説明するぐらいの配慮があって然るべきなのではないでしょうか。

改善するためには、「パワハラ」に相当する「ヤクハラ」とでもいったラベルを作って、問題提起しなくてはならないということでしょうか。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

 

[2024/9/19  人間イライザ]

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2024年9月18日 (水)

#日本プレスセンターの #シンボル ――#45年前の印象は #強烈でした――

#日本プレスセンターの #シンボル

――#45年前の印象は #強烈でした――

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#建物自身には、日輪のシンボルがあるようですが

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《プレスセンターでの記者会見》

詳しくは、もう絶版になってしまった『真珠と桜』 (朝日新聞社刊、1986) をお読み頂きたいのですが、「アキバ・プロジェクト」と呼ばれる、世界のジャーナリスト招請計画が出発しました。

主催は中国新聞と中国放送が中心になってつくられた財団法人広島国際文化財団ですが、アメリカを中心に、夏の間、世界のジャーナリストを広島・長崎に招待して被爆者や被爆体験、反核運動等を取材し、自らの筆で世界に報じて貰うことが目的でした。提唱者の私の名前を使うことは事務局長の金井宏一郎さんのアイデアで、私は反対しましたが押し切られました。

それはともかく、最初の年に広島・長崎を訪問した三人の記者を初めとして、約10年間続いたことのプロジェクトの結果、アメリカを中心に原爆についての質の高い報道が世界に送られました。

最初の年1979年から、広島・長崎の取材を終えた記者たちは、東京のプレスセンターで記者会見をすることが恒例になりました。肝煎りは、このプロジェクトの出発前から全面的に支援してくれた毎日新聞社会部長・後に広告局長を務めた山崎宗次さんでした。

日本プレスセンターは1976年に竣工、ピカピカの輝かしいビルでした。東京での初めての記者会見で、記者たちも緊張していましたし、広島・長崎での重い日程後でしたので、同時にホッとした気持ちもありました。

そして、記者会見前にトイレにと向かった先にあったのが、このサインです。今までに見たこともない威厳に満ち、マスコミの重要性をシンボル化しているような印象でした。建物自身には日輪が公式のシンボルとして採用されているようですが、私にとってのプレスセンターのシンボルはこれなのです。「LADIES」のサインもあります。

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それ以来毎年のようにプレスセンターには通っていましたので、その内に慣れてしまったのですが、今年8月に、当時からの友人たちとプレスセンタービルで落ち合う機会がありました。

そしてトイレで見たこのサインから、45年前の記憶が鮮明に蘇ってきました。そして45年もの間の友情や感謝の気持で、胸が一杯になりました。

 

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[2024/9/18  人間イライザ]

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2024年9月17日 (火)

#自生の #山百合 ――#こちらのビックリは #大歓迎――

#自生の #山百合

――#こちらのビックリは #大歓迎――

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#コスモスはこれからです

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《久しぶりの草刈りで気が付く》

もう一月近く前なのですが、久し振りに庭に生い茂った雑草の草刈りを始めて、ふと見上げると、きれいな山百合が咲いていました。

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庭と畑の境界の、茂みから顔を出していたのですが、花の大きさと白さにビックリでした。上から見た写真も一枚。

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こんなビックリならいつでも大歓迎です。

 

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[2024/9/17  人間イライザ]

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2024年9月16日 (月)

#豊田真由子 が #パワハラ批判 ――#泉房穗や #橋本徹も――

#豊田真由子 #パワハラ批判

――#泉房穗や #橋本徹も――

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#マスコミは #パワハラに寛容?

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《豊田真由子にビックリ!!

ふと見かけたテレビ番組で、「あの」豊田真由子が、斎藤知事批判をしていました。基本的には、世間の流れに「アップデートできていない」との御託宣。そんな一面もありますので、コメントそのものは人畜無害にしても、豊田真由子がパワハラ批判すること自体、しかも御本人は至極真面目な顔で斎藤知事批判をするのには、思わず笑ってしまいましたが、空恐ろしい思いに駆られました。豊田のパワハラについてはWikiwandを御覧下さい。

思わず、「目〇〇、鼻〇〇を笑う」とか、「自分のことを棚にあげて他人を批判する人」という言葉を思い出してしまいましたが、井戸端会議での話ならともかく、公共の場としてのマスコミでの発言です。勿論、マスコミでもそのくらいのことは百も承知で番組に呼んでいるのですから、マスコミの考えを知らなくてはなりません。

パワハラ加害の過去を知りながら、こんな人選をしたマスコミの意図は何なのでしょうか。こんな形で権力者たちの真の姿を糾弾しているのだとするとマスコミの懐の深さと深慮遠謀振りを褒めるべきなのでしょう。でもマスコミの正義感がそんなに研ぎ澄まされているとも思えませんので、単なる笑いのネタとしてというレベルなのでしょうか。

等々と考えているうち気付いたのは、マスコミで持て囃されている人たち、そしてパワハラ批判を堂々としている人たちの中には、パワハラの加害者として名を馳せた人たちが結構いるという事実です。

《マスコミに出るにはまずパワハラ?

例えば、泉房穗。明石市長時代に、子育て等での施策で高評価もされていましたが、同時にパワハラも問題視され、出直し選挙では勝ちました。しかし、パワハラはそれで帳消しにされたということなのでしょうか。現在SNS等では、現場視線の大局的なコメントが多くの人から支持されているようですし、斎藤知事との接点についても自ら発信されてはいます。それなりに自らの立場を自覚しているように見えるのですが、自らのパワハラ加害との関係はどうお考えになっているのか、良く分りません。事実関係はWikiwandの記述を御参照下さい。

もう一人は橋下徹。マスコミでの活躍は今更お浚いするまでもありませんが、維新の創設者の一人という立場もあり、斎藤知事批判にはその複雑さが反映されているように見えます。そして彼も知事や市長時代にはパワハラが問題視されていた人です。詳細はWikiwandで御確認下さい。

こんな状況を目の前にしての感想・疑問ですが、いくつか列挙しておきましょう。

  1. 斎藤知事の場合は現在進行中なので例外として、マスコミはパワハラには寛容なのかもしれない。
  2. その理由として、視聴率を上げるためにはとにかく人騒がせな人を登場させることが近道。
  3. パワハラの加害者は、加害や犯罪といった側面には蓋をして考えると、とにかくエネルギーに溢れていて、「人騒がせ」要員としては使える人材である。

ということになると、これはそれなりの理屈になると思うのですが、結局、視聴率のため、お金のためなら何でもありという結論になってしまいます。それで良いのでしょうか。

[註  以上、マスコミ上の有名人を対象にしていますので、敬称は略しました。]

 

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[2024/9/16  人間イライザ]

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2024年9月15日 (日)

#斎藤兵庫県知事 の #病状 ――#過度の #小児型詭弁者に #責任能力はあるのか――

#斎藤兵庫県知事 #病状

――#過度の #小児型詭弁者に #責任能力はあるのか――

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#機能していない #公益通報制度の抜本的刷新を!

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《マスコミやSNS情報

斎藤元彦兵庫県知事の言動が広く報道されています。反応のほとんどはネガティブですが、百条委員会やマスコミの追及も今一の感はあり、この人の行動原理や人間としてどんな人なのかという具体的な姿がさっぱり浮び上がってこないことに疑問を感じています。

「パワハラ」や「おねだり」といった行動については多くの証言がありますので、疑問の余地はないのですが、こうしたことをしてきた人がそれを正当化しようとするだろうことは理解できます。

でも、3月以来続いているらしいこの問題のせいで、兵庫県政が正常動いているようには思えませんし、斎藤知事の弁明や自己正当化のための言動は異常としか思えません。彼の言葉は「詭弁」としか言い様がないのですが、先ず、その点を丁寧に見てみましょう。

《小児型強弁》

石丸元安芸高田市長の言動でも、「詭弁」としての特徴付けをしましたが、斎藤知事の場合もそれが当て嵌まるように思います。野崎昭弘著の『詭弁論理学』 (中公新書、1976) に依拠すると、この二人とも「小児型強弁」の典型的なパタンを辿っています。その特徴として野崎先生が挙げているのが次の五つです。

  1. 自分の意見がまちがっているかもしれないなどと、考えたことがない。
  2. 他人の気持がわからない。
  3. 他人への迷惑を考えない。
  4. 世間の常識など眼中にない。
  5. 自分が前に言ったことさえ忘れてしまう。

これはそのまま石丸元市長に当て嵌まりますが、斎藤知事の場合、⑤ に修正が必要です。それは、最初から最後まで同じことしか言わないので、「前に言ったこと」は「今言っていること」になりますので、忘れる余地さえない点です。それを強調するために、次の命題を付け加えておきます。

  6.同じことを繰り替えして言い続ける。

《責任能力》

子どもが遊びの中で、このようなパタンを繰り返してもその迷惑度は限られていますが、責任ある地位にいる大人がそうした言動を取り続けるのは問題です。しかも、「過度」と言って良いくらいの徹底振りです。かつては能力があり、周りの人たちから信頼されていた人物だということですから、人間としての本質が変った、つまり人格的に問題が顕在化したと見るのは性急かもしれません。しかし、現在の状況から、御本人にこれほどの重責を果せる能力があるのかどうかは問わなくてはならないのでないでしょうか。

人格を問うのではなく、精神的・医学的に何らかの病に侵されている可能性を問う必要があるということです。仕事の場でも、職員の言動に通常とは違うと思われることが頻発した原因が、例えばうつ病だったということもありますので、ここでは専門家の出番があるように思えるのですが---。

《公益通報制度を抜本的に刷新すべし》

もう一つ、マスコミやSNSの議論に欠けているのは、公益通報制度、または公益通報者保護制度がその機能を果していないという事実の認識です。今回のケースでは、この制度があるにもかかわらず、内部告発をしようとした職員は、懲戒処分を受け、死という選択をしているのですから、公益通報制度が目的としていることと対極の事態が起きています。

責任者に責任能力がない場合でも機能する制度、独裁者が権力を握っている場合でも機能する制度、が理想的かもしれませんが、そこまでは無理としても、今回の悲劇を点けるくらいの制度は設計可能なのではないかと思います。

改善する上でまず確認しておかなくてはならないのは、最大の欠陥が、通報先と告発されている対象との切り離しが不十分なことです。悪いことをしている組織がある、何とかしよう、という通報を、悪いことをしている組織に出すというおかしな制度で上手く回るはずがありません。公益通報の通報者保護において、利益相反 (conflict of interest) がいかに重要な要素であるのかの認識が薄いことが原因です。

この点については、このブログでも過去に触れていますが、再度まとめておきましょう。

 

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[2024/9/15  人間イライザ]

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2024年9月14日 (土)

#平和記念式典への招待基準 (3) ――#混乱や不測の事態を避けるため?――

#平和記念式典への招待基準 (3)

――#混乱や不測の事態を避けるため?――

240914

違法行為には警察や司法の力を

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《混乱や不測の事態を避けるとは》

仮に広島市が、平和記念式典に誰を招待し誰を招待しないのかの基準を作るとして、「混乱や不測の事態を避ける」ために招待はしない、という項目の入る可能性があります。事実、今年の長崎のイスラエル不招待の理由が正にそれでした。

「混乱や不測の事態を避ける」で私の頭に浮んだのは、2008年、私が現職としての仕事として直面した「事態」でした。

広島市西区の市民文化センターで、教職員組合が研修集会を開くための申請をしていたのですが、区長だったと思いますが、正に、「混乱や不測の事態を避ける」ために、センターの使用は断ることを認めて欲しいと上申してきました。

このような判断は普通、トップのレベルですることではないのですが、当時は、日教組の全国教育研修全国集会の開催会場として、一旦は契約をしていたグランドプリンスホテル高輪側が、2月に、「混乱や不測の事態を避ける」ために契約を反故にしたことが全国的に問題視されていたのです。全国紙でも産経新聞以外は社説で取り上げ、右翼の脅しに屈するのではなく、主催者、警察、ホテルや市民が協力して混乱や不測の事態を避けるべきだとの意見が圧倒的だったように思います。

でも、担当者の頭の中ではお役所としての「事なかれ主義」が優先されて、広島市でも会場は貸さないことにしたいということだったようです。

当然、使用は許可すべきだと答えたのですが、ああ言えばこう言うが重なり、最後に私が持ち出したのが、私自身の経験でした。

《右翼が市役所を取り巻く》

実は私が市長に就任した直後から、朝から何時間も広島市役所は右翼の街宣車に取り囲まれ、私に対する誹謗中傷を中心にそれこそあることないことを大音量でまき散らし、それが市役所全体を包み込んで日常的な仕事にも支障を来していました。近隣の皆さんにも勿論大きな迷惑になっていました。

市の担当職員にも指示を出して警察の力を借りるよう、また法的にできることを速やかに行うように言ったのですが、何も変わりません。こんな環境で仕事をさせることは忍びないと思い、職員に、マイクとスピーカー、そして演説をする際に使う台を用意するように伝えました。職員や警察にやる気がないのなら、私一人で街頭に立って、街宣車に対しての反論をすることくらいしか選択肢は残っていませんでした。

「それだけはやめて欲しい」と懇願した職員の代案は、告訴をすることを検討する、その第一歩としてまず街宣の内容を録音するというものでした。

ほぼ時を同じくして、右翼の街宣の中で誹謗中署の対象になった市民の一人が、勇気を持って警察に訴え、かつ右翼団体と首謀者を告訴をしました。

さすがに、右翼の街宣活動はこのころから下火になり、裁判では公的存在である市役所が録音した街宣内容も証拠の一部として、この市民の勝訴になりました。

西区役所の使用許可を出すのかどうかについて、この例を引いて私が伝えたのは、右翼の横暴を心配して、右翼の批判の対象を排除するということは、私の経験からすれば、右翼の街宣を止めさせるために、私が市長を辞めるということになる。西区民センターを使わせないという決定をしたいのなら、私の市長辞任要求も一緒に持って来い、とまでは言いませんでしたが、結論は同じだよ、そこまで考えているのか、くらいのことは言いました。

その後、この西区民文化センターでの教職員組合の集会は平穏裡に開かれ、混乱も不測の事態も起こりませんでした。

私は今でも、私の決定とその理由は正しいと考えています。暴力的な街宣 (日常業務を妨害したり、誹謗中傷が個人の権利を侵害したりしているのは「暴力」そのものです) に屈して、その暴力の対象になっている存在を排除するのは、民主主義の根幹、そして法の支配という原則から逸脱します。

「平和の原点」を守ること、政治の拠って立つ原点を守ることと一体です。

 

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[2024/9/14  人間イライザ]

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2024年9月13日 (金)

#平和記念式典への招待基準 (2) ――#何故、特定の日だけ排除するのか――

#平和記念式典への招待基準 (2)

――#何故、特定の日だけ排除するのか――

240913

閻魔大王の意味は本文で

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《核兵器が国際法違反ではないという価値観を、基準の元にしてはいけない》

平和記念式典に誰を招待し誰を招待しないのかの議論について基本的な問題提起をしてきました。元々、「基準は要らない」のですが、広島市は招待基準を作ると表明してしますので、その立場の人たちへの反論をまとめました。論点は三つにまとめてあります。

前回、第一回では、広島の場合、基準を作る基礎となる価値観が、「核兵器は国際法違反ではない」という、長い間日本政府・外務省が守り続けてきたものになる可能性の高いことを指摘しました。

その大前提として、このシリーズではずっと確認し続けてきた「基本命題」主張を再度、掲げておきます。

結論として、アメリカ人 (そして敢て付け加えますが、どこの国の人であっても) 広島に来ることには大きな意味があるのです。きちんと勉強をしてから来てくれた方がその効果はより大きくなると思いますが、それも含めて、どのような条件も一切付けずに「広島に来て下さい」と、誰にでも自信を持って勧めるべきだと、敢て言い切りたいと思います。

《基準は何故、特定の日だけに限定されるのですか?

さて、特定の国を式典から排除するということは、その日、86日に排除するということなのですが、その他の364日間には排除するとは言っていませんので、恐らく排除はしないのでしょう。

特定の国に対して特定の日に、政治的意思を表示するということであれば、その他の日、例えば、ここではランダムに99日にしますが、その日を選んで、その国に対する特別の行動を取るという可能性はないのでしょうか。

例えば、その国の大使を特別に広島に招待して、市長自ら資料館を案内し、被爆者の証言を聞いて貰った上で、核兵器の先制使用はしないという国際行動への協力や、核兵器禁止条約の批准を依頼すれば、建設的でありかつ教育的価値もあると思われます。

その上で、86日は、いわば「ヒロシマ休戦」というような意味を持たせて、招待する招待しないといった、排除の論理は捨てる日にする、という可能性も考えられます。

そうではなく、364日間は何もせず、突然86日には、「お前は排除する」とあたかも閻魔大王の如く振る舞うのは何故なのでしょうか。一つには、その日には特別の意味、多くの人が認めざるを得ないような力がある、と言って良いでしょう。

それは、被爆の実相や被爆者の持つ「平和の原点」としての力を、あたかも「閻魔大王」として使うことにより、政治的な「排除」のメッセージに権威を与えることになるのではないでしょうか。

地方自治体であっても、その他の団体、あるいは個人が政治的メッセージを発信するのは自由ですが、その権威付けのために被爆者を利用してはいけないことは自明の理なのではないでしょうか。

堂々と、そのメッセージを正面から発信し、99日でも良いですし、その他の複数の日でも良いですから、高みからの「判決」ではなく、教育と説得という手段で自らの信条への支持を取り付けるべきなのではないでしょうか。

《一度できた基準は覆し難い》

そしてこれも自明のことですが、そもそも基準が必要ではなくても、あるいは必要だがその内容がおかしいような場合でも、一度基準ができてしまうと、それを覆すことも修正することも至難の業になってしまいます。基準作るべきではない場合は、とにかく基準は作らない、あるいは作らせない、しか選択肢はないように思うのですが---。

さらにもう一点、排除の基準の一つに、式典の会場が混乱することを避ける、という技術的なものもありました。これは本末転倒なのですが、この点についても、一度取り上げましょう。

 

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[2024/9134  人間イライザ]

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2024年9月12日 (木)

#平和記念式典への招待基準 ――#何故排除するのか #虎に翼 からの教訓――

#平和記念式典への招待基準

――#何故排除するのか #虎に翼 からの教訓――

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「平和の原点」には、基準など不要

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《招待の基準とは、実は排除の基準》

平和記念式典に誰を招待し誰を招待しないのかの議論について、基本的な問題提起をしてきた積りですが、今回は、招待者を誰にするのかという基準を作るという広島市の考え方に異議を唱えたいと思います。

その大前提として、このシリーズではずっと確認し続けてきた主張を再度、掲げておきます。仮に「基本命題」と名付けておきます。

結論として、アメリカ人 (そして敢て付け加えますが、どこの国の人であっても) 広島に来ることには大きな意味があるのです。きちんと勉強をしてから来てくれた方がその効果はより大きくなると思いますが、それも含めて、どのような条件も一切付けずに「広島に来て下さい」と、誰にでも自信を持って勧めるべきだと、敢て言い切りたいと思います。

今回の目的は、平和記念式典への招待者を誰にするのかという基準を作るという広島市の考え方についての問題点を指摘することです。三つあるのですが、た長くなってしまいましたので、取り敢えず最初の一つから始めます。

そのために、先ず基準作りの意味をハッキリさせておきましょう。これまではこんな基準は存在しなかったのに、新たに基準を作るということなのですが、それは排除する人 (?) を指名することです。そして、「排除」することが原因になって様々な問題の生ずることは、これまでこのブログで説明して来た通りです。複数回にわたりますが、是非再読してみて下さい。最初の二編についてのリンクを貼っておきます。一回目はこちら二回目はここです。三回目以下も二回目の次にありますので、御覧下さい。

そして、外務省の天下り先になってしまった平和文化センターが広島市の平和行政を担っているのですから、作られた基準が外務省、つまり日本政府、ひいてはアメリカ政府の価値観を反映したものになったとしても、ある意味当然のことです。

《日本政府・外務省の考えでは、核兵器は国際法違反ではない》

一つ目の問題提起は、仮に基準が作られたとして、平和の原点としての意味を持つ平和記念式典が、これほど一方的な価値観によって仕切られてしまって良いのかという点です。この価値観の柱の一つが「核兵器は国際法違反ではない」という考え方です。

ことによると、日本政府、つまり外務省が、「平和の原点」の対極にある考え方や行動原理を持っている事実を御存じではない方がいらっしゃるかもしれませんので、以下、日本政府・外務省が一貫して、原爆投下を含む核兵器の使用は国際法違反ではない、と主張し続けてきた歴史を辿っておきましょう。

(1)  1963: 『虎に翼』で脚光を浴びた「原爆裁判」ですが、判決の画期的な部分である「広島・長崎への原爆投下は国際法違反」が脚光を浴びました。しかし、その裁判で被告だった国、そして外務省は、「国際法違反ではない」と主張し、それは今でも続いているのです。

(2)  1995: 核兵器が国際法違反かどうかについての勧告的意見を国連総会等から求められた国際司法裁判所は、1995年中に多くの国・団体・個人からの陳述を求めました。当時の広島・長崎市長も陳述の機会を与えられましたが、日本の外務省は、先ず両市長の陳述そのものを止めさせるべく妨害行為を行いし、それが失敗すると陳述内容に注文を付けました。つまり、「国際法違反」だとは言わないよう両市長に圧力を掛け続けたのです。両市長は、勇気を持って「国際法違反」だと陳述し、世界を感動させました。

(3)  2013年から2017: 国連では、核兵器禁止条約締結の努力が精力的に行われていました。この期間中、日本政府・外務省は、核保有国と核依存国の代弁者として積極的に行動しました。2017年に同条約が国連総会で採択された際に日本政府・外務省は、いち早く会見を開いて「この条約への署名はしない、したがって批准もしない」と宣言しました。

全てを網羅するスペースがありませんので、より詳しくは、『平和学から世界を見る』(多賀英敏編著、成文堂、2020) 233ページ以下の拙文を御覧下さい。

このような考え方が、平和記念式典に誰を招待するかの基準に反映されてはならないことは誰にでも理解できることではないでしょうか。『虎に翼』を御覧になった皆さんには納得して頂けると思います。

そしてその答は、「より良い」基準を作れと要求することではなく、「基本命題」に戻って、誰でも招待する、つまり基準は作らないということになることでもあります。

二つ目の問題点は、「何故、86日という日に限って、特定の国を排除しなくてはならないのか」という疑問です。

さらに三つめは、一度作られた基準を廃止するのは至難の業だということです。この二点については続いて取り上げます。

 

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[2024/9/4  人間イライザ]

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2024年9月 5日 (木)

#帯状疱疹罹患 ――#闘病しています――

#帯状疱疹罹患

――#闘病しています――

240905

このパンフレットがとても役に立っています

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二三日前から、帯状疱疹に罹りました。最初はほとんど気付かなかったのですが、湿疹のできていることに付いて医者に診て貰い、即、帯状疱疹という診断でした。

最初は痛みもなかったのですが、痛みも出てきましたし、湿疹も広がり、「闘病」と言った方が状況の伝わる気がします。

これより重症化しないことを祈りながら安静に努めています。その間、ブログは休みます。

回復後には、重要だと思っている問題提起や、次の世代へのメッセージ等、続ける予定です。

今年は8月にコロナに感染し、今回は帯状疱疹です。健康にはくれぐれ気を付けなくてはならないという警告ですね。皆さんも御自愛下さい。

 

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[2024/9/5  人間イライザ]

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2024年9月 3日 (火)

#9月1日に考えたこと ――#防災省を創る #関東大震災朝鮮人犠牲者に思いを馳せる――

#91日に考えたこと

――#防災省を創る #関東大震災朝鮮人犠牲者に思いを馳せる――

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昔のブログでの問題提起なのですが――

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《排除の結果》

のろのろ台風として記憶されるであろう台風10号から、間接的に被害を受けたのですが、それとは次元の違う直接被害を受けられた皆さんに、お見舞いを申し上げます。

91日は防災の日です。しかも、これだけ続けての自然災害が続いている年であるにもかかわらず、国の防災対策は、「その場限り」とか、「取って付けたような」とか、「場当たり的」、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」といった感じに見えてしまいます。

災害が起きてから慌てて予算を取りに行ったり、自衛隊に気兼ねしながら本来業務以外の仕事を依頼するとかといった姿勢はもう止めるべきでしょう。

防衛省を防災省にという提案を何年も続けてきましたが、防衛相は残したままでも、とにかく防災省を作らなくてはならない段階だと思います。お役所の組織として恒常的な予算があり、しかも実動部隊があるという、二つの条件を備えた防災対策が必要です。

この点については、長期のシリーズも書きましたし、一年に数回は同じ問題提起をしています。今回は今年の311日の本ブログを御覧下さい。

91日が防災の日になったのは、1923年の同日、関東大震災が起きたからです。その被害を受けられた多くの皆さんの慰霊の日でもありますが、中でも、流言飛語、あるいは意図的な扇動も雑じっての朝鮮人虐殺が行われた日でもあります。

東京という、全国そして全世界の模範となるべき都市として、この虐殺を二度と起こしてはいけないという決意を明示的に示すことは、必要不可欠なことなのですが、それを理解できない人が最近、選挙で再選されました。

都市と国家とは違う存在であり、異なった使命を持つのですが、それも含めて2017年の本ブログをお読み下さい。

 

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[2024/9/3  人間イライザ]

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2024年9月 2日 (月)

#排除ではなく #説得を ――#式典まで待つのではなく #行動を――

#排除ではなく #説得を

――#式典まで待つのではなく #行動を――

240901g8

2009年、被爆者高橋さんの証言を聞くG8下院議長たち

#平和の原点シリーズ第4

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お断りこのシリーズでは、「ヒロシマ」を取り上げていますが、本来は「ヒロシマ・ナガサキ」と書くべきところです。簡略形として「ヒロシマ」を使っていますが、意味としては「ナガサキ」を含めて議論している積りです。

 

《排除の結果》

このシリーズの大前提は、第一回の最後に掲げておきました。再度下に引用しておきます。具体的には、第一回にもリンクを貼りましたが、広島を訪問した人たちの言葉が雄弁に物語っています。

結論として、アメリカ人 (そして敢て付け加えますが、どこの国の人であっても) 広島に来ることには大きな意味があるのです。きちんと勉強をしてから来てくれた方がその効果はより大きくなると思いますが、それも含めて、どのような条件も一切付けずに「広島に来て下さい」と、誰にでも自信を持って勧めるべきだと、敢て言い切りたいと思います。

前回は、それでも「仮に」誰かを排除するとなると、その基準をどうするのか、特に誰の基準で排除するのかが問題になることをしてきました。つまり、基準そのものの是非が問題になるのです。

さらに、排除するということは「敵」を明示することであり、それは自らを敵対関係という場の当事者にする結果を生むことも指摘しました。

《排除された側はどう反応する?

それに加えて、排除された側の対応についても触れておきましょう。それも、平和の原点としてのヒロシマの役割との関連で考えてみましょう。

今年の「排除」リストに入っているのは、ロシア、ベラルーシ、イスラエルの三国ですが、全て核保有国です。そして、三国とも、核兵器を使うぞという強迫メッセージを発しています。当然、広島・長崎としては、その脅しが実行されないよう、全力を尽くしたいと考えているはずです。

でも、排除された参加国の側では、この排除の意味をどう受け止めているのでしょうか。理性を持って自らの行動を「反省」する結果になっているのでしょうか。広島・長崎による排除はもっともだと考えた上で、両都市の悲願を叶えるために、核兵器は絶対の使わないぞと決意してくれているのでしょうか。

その反対の結果を生んでいる可能性もあります。排除に反発して、広島・長崎の言うことなど聞くものか、ということになっても不思議ではないということです。逆の面も考えてみましょう。排除した結果、平和のためあるいは核兵器廃絶のために役立つ、具体的かつ建設的なメッセージや活動が何か生まれているのでしょうか。

ここは皆さんに教えて頂きたいことですので、コメントをお待ちしますが、私は、もう一歩戻って、「平和の原点」としての責任を取り上げたいと思います。

《積極的に行動する責任》

平和の原点としての意味の一つは、「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という被爆者の願いですが、それを実現させるためには核兵器の廃絶しか選択肢がないことから、人類の滅亡を避けるための具体的目標として「核兵器の廃絶」が掲げられています。

もう一つ大切なのは、どのような場面であれ、実際に核兵器が使われることを阻止することです。核兵器を使うぞと脅す国々に対しては、被爆の実相を示し、それを実体験した被爆者たちのメッセージを伝えて、それらの国々が「使わない」と決意するように、少なくとも積極的に働き掛ける責任があります。

例えば、2022年の2月にプーチン大統領が、核兵器を使うという強迫を行った時に、「使うな」というメッセージを出す責任が私たちにはあったのです。我田引水になりますが、私は、Change.orgを使っての署名運動を立ち上げました。

そこで訴えたのは、「被爆地広島出身の総理大臣」が、プーチン大統領を広島に招待して自ら資料館を案内し、プーチン大統領に「核を使わない」宣言を出すよう迫ることでした。総理大臣がだめなら、広島市長がその代りとしての役割を果すべきだとも提案しました。

Xには、Change.orgが動画を投稿してくれました。

私ではなく、「被爆地広島出身の総理大臣」がプーチン大統領を説得していたら、あるいは広島市長がモスクワに乗り込んで直談判をしていたら、ことによったら「核を使わない」という宣言が出されていたかもしれません。排除ではなく説得こそが力になるのです。

他の核保有国についても同様の議論ができます。一瞬でも良い、リーダーたちが、地獄の炎の中で苦しんだ被爆者たちの痛みを感じ貰えれば、つまり「当事者」として関わってくれれば、それが核の不使用根そして核廃絶につながると考えるのは余りにもナイーブなのでしょうか。

 

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2024年9月 1日 (日)

#式典から排除 の #基準は何ですか? ――#誰の基準か #何が目的か――

#式典から排除 #基準は何ですか?

――#誰の基準か #何が目的か――

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#平和の原点シリーズ第3

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《ヒロシマは平和の原点》

繰り返しになりますが、このシリーズの前提を第一回の最後に、次のようにまとめておきました。

結論として、アメリカ人 (そして敢て付け加えますが、どこの国の人であっても) 広島に来ることには大きな意味があるのです。きちんと勉強をしてから来てくれた方がその効果はより大きくなると思いますが、それも含めて、どのような条件も一切付けずに「広島に来て下さい」と、誰にでも自信を持って勧めるべきだと、敢て言い切りたいと思います。

前回の本ブログでは、「駐日大使」を平和記念式典に招待したいと考えた理由と背景をお伝えしました。

式典の本来の目的である慰霊と平和への祈りを共有して貰うことは勿論なのですが、広島訪問で被爆の実相や被爆者のメッセージに触れ学んで貰い、「ヒロシマ」の友達になって貰うことを期待していました。それは、核兵器廃絶という被爆者たち、世界の市民の願い実現のための友達、できれば同志になって貰うということでもあります。

このような文脈で、あなたには広島に来ないで欲しいとか、あなたには友達になって欲しくない、という発想そのものが出てくる余地はないのですが、仮に、そんな発想が生じたとして、それに関わる重要な疑問が生じますので、思考実験として、それがどのようなものなのかを考えておきましょう。

出発点として、「ヒロシマ」そして「ヒロシマの心」を定義しておきましょう。それは、被爆の実相と被爆者のメッセージを内面化し、核も戦争もない平和な世界を最優先する人たちや、彼ら彼女らの価値観、そしてその人たちの気持です。戦争や様々な悲劇の結果、同じような価値観を持つに至った人たちは、世界中にいる訳ですが、そこまで定義を広げても良いかもしれません。同時に、「ヒロシマ」がこうした悲惨な体験、そしてその体験から生まれた悲願の世界的シンボルとしての役割を果していますので、この固有名詞にこだわります。そして、広島市もヒロシマの一部として大切な存在であることも忘れてはなりません。原爆によって亡くなられた被爆者全ての名簿管理の責任があることだけからも、この点は自明です。

ラッセル・アインシュタイン宣言の中では、人類の滅亡か戦争のない世界かという二者択一こそ私たち一人一人が真正面から受け止めなくてはならない緊急の課題であることが述べられています。同時に、その具体的姿である「人類の滅亡か核兵器の廃絶か」が、差し迫った問題として私たちに突き付けられています。そのことから、核兵器の廃絶を最優先課題とする「ヒロシマ」が「平和の原点」であると結論付けて良いのではないかと考えています。

それが、「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という被爆者たちのメッセージと同じ意味を持つことも改めて確認しておきましょう。

《誰の基準で、何のために排除?

次に本稿のテーマに移りましょう。「仮に」という思考実験なのですが、今年、2024年には広島市も長崎市も選別と排除をしていますので、具体的にはそこから始めましょう。広島市の排除基準は恐らく、日本政府、特に外務省の基準でしょう。長崎市はそれに反する形で、委員会の答申に従ったと考ええて良いでしょう。

日本政府の解釈では、官僚組織の階層の中で、地方自治体は国の下位にあり、しかも外交は国の専権事項だということになっていますので、広島市は国の言うことを聞くのが当然です。最近の広島の平和行政がその通りの動きをしているのは、その結果です。それは、広島市の平和行政を請け負っている広島平和文センターの理事長が、2011年から外務省の天下り人事になっていることからも明らかです。

長崎市は、国の圧力に屈せず自らの判断を貫いての排除だったのですが、それでも、本シリーズで主張している「無条件で誰でも招待する」ことにはなっていません。

何が問題かと言うと、選別と排除は、単純化すると味方と敵を分けることです。「敵」と言ってしまうと、極端過ぎて問題なのですが、論理的な分り易さを優先してこの言葉を使います。

当然、味方の中には自分も入ります。つまり、排除という行為の特質は、自分が、二つに分けるという行為の当事者になるということなのです。戦争をしているという関係で考えると分り易いと思いますが、戦争をしている国の間で、自分はこちらの側に付くと言えば、それは、当事者の一方になり、「敵」とは戦うことを意味します。

その意味は皆さんお分りになると思いますが、次回に回します。

 

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