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2024年2月28日 (水)

#98条 と #96条との矛盾は96条2項が解消している ――それこそ#憲法を #論理的に #読まなくてはならない #理由――

#98 #96条との矛盾は962項が解消している

――それこそ#憲法を #論理的に #読まなくてはならない #理由――

240227

矛盾解消

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『数学書として憲法を読む』改訂版では、これからの展開が、一つの山場になりそうです。

前回は、[改竄禁止定理 (憲法に関しての改竄禁止律) ]を証明しました。その結果として、「憲法を改正することは許されない」ことを示す[改憲不可定理]が出て来てしまいました。他方、96条では憲法改正の手続きが決められていますので、これは大きな矛盾です。

《しかし、矛盾は存在しない!》

その答は96条内にありました。再度96条です。

96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

憲法を字義通り、そして論理的に読み意味を示している好例になるのですが、それは上記、96条の第2項です。その結果、新たに次の定理が得られます。[改憲不可定理]が実は、本物の定理ではなかったことを示しています。

[改憲可能定理] 憲法96条の手続きを経れば、憲法改正は可能である。

[証明] 仮に憲法が改正されたとなると、[改憲不可定理]の証明中「憲法ダッシュ」と呼んだ文書、つまり改憲後の憲法に注目する。「不可定理」の「証明」中、これは憲法とは別の文書として扱った。(それが普通の考え方です。)

しかし、この「憲法ダッシュ」と呼んだ文書は、実は「憲法と一体をなすものとして」扱うのだという言明があるので、別の文書や法律として扱わなくて良い。つまり、元の憲法に反するかどうかの判定をしなくても良いということである。Q.E.D.

実は、96条の「憲法と一体をなすものとして」という一節が何故そこに加えられているのか、私にとっては長い間謎だったのですが、これで氷解しました。98条と96条を合わせて読むことで現れる意味の深さに、改めて脱帽しています。

制定当時、国会で上記の矛盾についての議論が行われたのかどうかについて未調査ですが、憲法の草案 (日本語の草案です。念のため) を作成した人は、この矛盾に気付いていて、その矛盾を解消するために第2項で「憲法と一体を成すもの」という見方を示したのだとしか考えられません。

というのは、あくまでも推測です。しかし、「数学書として憲法を読む」立場では、憲法の起草者や制定の仮定を問題にはせず、あくまでも、文書化され国会を通過し公布された憲法を素直に読むことだけが判断の材料でした。その視点から考えても、第2項の、「憲法と一体を成すのものとして」は、98条の結論との論理的矛盾を解消しているという結果から、憲法そのものには、高度の論理性が備わっていると判断すべきです。

ということから、次の定理が成り立ちます。

[一体定理 (正文律・論理律・素読律・一意律の定理) ] 九大律の内、①の「正文律」、②の「素読律」、③の「一意律」、そして⑤の論理律は、96条第2項から導かれる憲法の読み方である。

 

[証明] 既に指摘したように、962項には、「論理的意図」があるとしか読めない。つまり、98条の「最高法規」が、論理的には改憲を禁止しているという結論に至ることを理解した上で、改憲を可能にするという論理性が備わっている。この前提なくして96条の2項を読むと、その意味を理解できないことがその証拠である。それほどの論理的注意深さで書かれている憲法を読み正確に理解するためには、徹底的に論理性を重んじて良くなくてはならない。そのためには、「素読律」で強調した素直な読み方をしなくてはならない上に、「一意律」で示した「改竄禁止律」も守らなくてはならない。対象が日本語の憲法であることは前述のように当然であり、98条からの帰結でもある。Q.E.D.

以上、憲法が「最高法規」であるという規定から出発すると、それは憲法の読み方の基本を示していることにもなりました。このような結論に至るとは、ほとんどの皆さんは想定もしていなかったのではないかと思います。それほど深い結果に到達することになったのですから、もう一つ付け加えておくと、98条は「数学書として憲法を読む」必然性を示していると言っても良いのではないでしょうか。

次に、99条からの帰結について俎上に載せます。

2024年も健康に留意しつつ、少しでも良い年にすべく頑張りましょう。

[2024/2/28 人間イライザ]

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