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2024年1月16日 (火)

#忖度 は #日本文化 です ――#草履取り #秀吉 の逸話を思い出して下さい――

#忖度 #日本文化 です

――#草履取り #秀吉 の逸話を思い出して下さい――

Ca

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「忖度」は、2017年に、「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれています。

モリカケ問題で、上司の意向を察して行動する意味に使われたからですが、今回は日本の政治を抜本的に改革するためには避けて通れない言葉であることを再確認しておきましょう。

辞書の意味から始めますが、解説も付いた「Weblio辞書」には、「人の気持ちを察すること」、とりわけ「人の内心を察してうまく取り計らい対処すること」という定義が掲載されています。

これを読んですぐ頭に浮かんだのが、JALファーストクラスのチーフCAを務めた「おもてなし達人」が教える“心づかい”の極意 (p.93). (株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.)の中の言葉です。

お客さまに対しては、 こういう こと もらえ たら うれしい」 思っ いる 気持ち 先取り し、 その 気持ち 沿っ 心づかい 提供 いく こと 必要です。

これは、良い意味での「忖度」そのものではありませんか。この本の中では、このような「心づかい」が「おもてなし」の一歩先をいくもので、英語では「consideration」に相当するという説明も付いています。

さらに、「おもてなし」が日本文化として根付いていることも強調されていますので、ひとまとめにしてしまうと、「忖度」は日本文化の一部と言って良いのだ、と言って良いのではないかと思います。

ここで改めて確認するまでもなく、「心づかい」「おもてなし」「忖度」が日本文化の柱になっていることは、織田信長の草履取りだった秀吉が、懐の中で草履を温めた逸話が語り継がれていることだけからも分ります。

だからこそ、日本社会の中で、例えば官僚組織や会社組織の中でその考え方が共有され、その組織の中のメンバーたちの言動を律する原理としての役割を果してきたことは当然なのです。さらに、その行動原理が美徳としてだけではなく、立身出世のための手段になったり、あるいはパワハラを正当化するための言い訳として使われたりするようになったのも、人間社会の常なのかもしれません。

そんな背景がモリカケ事件の背景にあることを理解しないと、我が国の政治を浄化し活性化するための知恵は出てきません。そして、現在の政権についてもこの点を見逃してしまってはその本質が見えてこないのです。この項、続きます。

 

2024年のこれからも心配ですが、健康に留意しつつ、少しでも良い年にすべく頑張りましょう。

 [2024/1/16 人間イライザ]

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