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2023年4月15日 (土)

アレクセイ・リュビモフ ピアノ リサイタル ――引退宣言を撤回して再度来日してくれました――

アレクセイ・リュビモフ ピアノ リサイタル

――引退宣言を撤回して再度来日してくれました――

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昨夜14日は、アレクセイ・リュビモフさんのピアノ リサイタルに行ってきました。廿日市のウッドワンさくらぴあが会場でした。

御存知の方も多いと思いますけれども、リヒテル亡き後「最後の巨匠」と呼ばれるピアニストです。それも、古典派のモーツァルトからロマン派の演奏は勿論、現代音楽まで広い範囲の楽曲に積極的に挑戦してきた芸術家です。

国境を越えての音楽活動と平和に対する思い入れの強い人で、特に広島にこだわって日本での演奏の機会があると常に広島で、という希望が出てきたそうです。

「自分の満足の行く演奏ができている内に引退したい」という気持から、一度は2019年に引退宣言をしたのですが、その後の世界情勢にいたたまれず、特に「ウクライナを広島、長崎に続く被爆地にしてはならない」という思いで、しかし「自分が今できることは演奏すること」と決めて、演奏活動を再開しています。(「アレクセイ・リュビモフ “No More HIROSHIMA”への想いを込め、シルヴェストロフを弾くために再び 東京 広島のステージに_ タワーレコード渋谷店にて特設コーナーも」(『シアターテインメントNEWS』 2023415日閲覧))

今回の来日でも「今回は広島で弾きたい。広島の人であれば今迫る危機に声をあげてくれる。」と信じての、414日、廿日市さくらぴあでのリサイタル実現になりました。

演奏曲目の目玉は、リュビモフの盟友であり、ウクライナ出身のヴァレンティン・シルヴェストロフの作品でした。

そしてアンコールはシューマンの即興曲90-2でした。その曲は20224月にシルヴェストロフの作品を含むリュビモフのコンサート中に、警察官が会場に入ってきて演奏を中止させようとしたとき、最後まで弾き切った楽曲でした。

 (5分くらいから警官が登場します)

アンコールにはリュビモフの広島への強い思いが込められていたのです。私たちもそれに応えて行かなくてはなりません。

 

最後に今日一日、皆さんにとって、素晴らしい24時間でありますよう!

 [2022/4/15 イライザ]

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