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2022年10月

2022年10月21日 (金)

免許証の更新をしてきました

免許証の更新をしてきました

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高齢者講習については、以前書きましたが、今日は更新そのものに行ってきました。時間が掛かるのは覚悟していました。特に時間のかかる講習も受けなくてはならないのだろうと心の準備はしていたのですが、受付から30分で済みました。

まず、手数料を払って、次に申請書に記入、視力検査に進み写真を撮って、少し待つだけで済んだのです。高齢者講習のお蔭かもしれません。

運転免許センターの外に出ると青空が広がっていました。

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それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/21 イライザ]

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2022年10月20日 (木)

面白いプロジェクトを始めていますので、ブログとツイッターはしばらく休んでいます。

面白いプロジェクトを始めていますので、ブログとツイッターはしばらく休んでいます。

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花は先日泊ったホテルのロビーにあったものです。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/19 イライザ]

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2022年10月15日 (土)

フルブライト・プログラムへの寄付

フルブライト・プログラムへの寄付

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昨日のブログでの結論は、「持つべきものは友」でした。今日もその感を深くしてホテルに戻ってきました。今日会ったのはほぼ50年来の友人、グレン・フクシマです。

彼の略歴はWikipedia でお読み頂くことにして、最近の彼の大貢献は「フルブライト・プログラム」の70周年記念に際して、100万ドルの寄付をしたことです。日本円にして、今の為替レートだと1億4,500万円です。

日系三世のアメリカ人としてハーバードも含めてアメリカで教育を受けた後、フルブライト・プログラムで日本に留学し慶應と東大で学んだことが、彼の人生にとって大きな意味を持ったということへの感謝の気持から、そして日米間の教育交流が、中国、台湾、韓国に比べて衰退していることへの危機感から、このような寄付になったとのことです。詳しくは、彼が日経に書いた記事をお読み下さい。

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グレンとは共通の友人も多く、また政治や社会についての考え方も似ているところが多くあります。その理由の一つは、二人とも日本社会とアメリカ社会両方で長く時間を過ごし、今もその両者からの視点で物事を見ているからだと思います。グレンがそれ以上に素晴らしいのは、私よりはるかに広い世界とつながっていて、交友関係も幅広く深いことです。今回も日本に住む何人かの人と会うことを勧められましたので、近い内に連絡を取りたいと思っています。

そして、フルブライト・プログラムについても、寄付をしたのが純粋な気持からであること、最近目立っている何人かのお金持ちのような自己中心的動機が一切ないことにも感激しています。

持つべきものは友であり、グレンも含めてこのような友人たちに恵まれたことに心から感謝し、誇りに思っています。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/15 イライザ]

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2022年10月14日 (金)

断捨離と自炊

断捨離と自炊

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高校の同級生数人と会って、話題にしたのが「断捨離」です。どんな方針で取捨選択をして、どのように捨てどのように整理するのか、同じような悩みを持っているはずですので聞いてみました。

とても参考になる経験談を聞くことができましたが、一つは、「断捨離」というのは自己満足だと考えるべきという意見です。前回聞いた、「整理することはない。息子たちに捨てるための費用を残しておいて、自分が死んだらすべて捨てろと言うのが一番合理的だ」ということと符合しています。

しかし、みんな実行しているのが、「自炊」だということにも吃驚しました。そう言えばどこかで聞いたことがあるなと思い探してみたら、元安川さんが8年前に詳しく報告してくれていました。裁断機についてまで丁寧な説明があり、その時点でその通り実行していれば、今になってドタバタすることもなかったのですが、スペースだけはあったので、素直に聞くことができなかったのだと思います。

事実、最初の写真にあるように、スキャンスナップは10年も前から持っていたのですから。そして、「スペースがあると、その空間を埋めるためにまた物が増えるから、空間は増やさないこと」というアドバイスにも納得しました。

持つべきものは友でした。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/14 イライザ]

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2022年10月13日 (木)

Unfold Zero (ゼロへの展開) の署名運動に協力して下さい

Unfold Zero (ゼロへの展開) の署名運動に協力して下さい

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「Unfold Zero (ゼロへの展開)」というNGOが、「人と地球を守ろう――核兵器のない世界へのアピール」という署名運動を展開しています。以下、「アピール」と略します。

核兵器をゼロにするためのシナリオを私たち自身の手で広げ、実現して行こうという決意の下、国連を中心に据えた活動に力を入れるという特色のあるグループです。

そのグループが始めた署名活動ですが、日本からの賛同者が少ないようですので、ここに日本語訳を付けました。皆さんにも是非賛同して頂ければと願っています。

前文  このアピールは、核の脅威を終らせ、核兵器を廃絶し、そのために使われているお金や投資を、世界的な健康維持のため、COVID-19からの回復、そして持続可能な発展のために使うことを目的としています。

アピール

9か国が保有している核兵器は私たち全てに対する脅威である。これらの兵器が、偶発的に、あるいは計算違いによって、または悪意の結果使われることになると、人的、経済的、そして環境の面で壊滅的な結果をもたらす。世界に1万4000発貯蔵されている核兵器のほんの一部でも使われれば、現に私たちの目の前にある文明そのものの終焉をもたら可能性がある。

加えて、毎年核兵器のために使われる1,000億ドルは、環境、経済そして人間のために使われるべき金だ。その中の、COVID-19蔓延対策や気候変動対策そしてSDGs実施のための資金も重要である。

我々、下の欄に署名した者は、都市、議会、そして各国政府が下記のことを表明・支持・確認するよう求める。

1. 核戦争に勝者はなく、絶対に核戦争を起こしてはいけないことを確認し、核保有国は核兵器を放棄して、核戦争を始めない政策 (核の先制不使用政策) を採用すべきことを表明する。

2. 国連の創設100周年になる2045年までに、核兵器を廃絶するというコミットメントを行うこと。

3. (核保有国に対しては) 核兵器関連予算をカットすること、(すべての国の政府に対しては) 核兵器生産関連企業への投資を止め、その投資を次のような目的のために使うこと。国連のため、COVID-19の管理とその損害からの回復、気候を守るために炭素の排出を劇的に減らすこと、SDGs達成のための資金にすること。

アピールの英語版に入って、右側のあるいは本文の下にある「Endorse」をクリックして、署名して下さい。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/13 イライザ]

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2022年10月12日 (水)

老化現象?

老化現象?

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ある年のお正月、毎年開かれる中学校の同窓生の新年会で、ほぼ全員が笑顔で報告していたのが、孫の話と自分の病気の話でした。還暦を迎えた頃だったでしょうか。病気の話まで笑顔になるのには、吃驚しましたが、孫はいないし深刻な病気にも罹っていない身としては、その場に溶け込めなくて、ちょっと肩身が狭かった憶えがあります。

その教訓として、自分の病気の話は公の場では避けようと思ったのですが、これも老化現象の一つの形なのでしょうか、今回はその話です。

若い頃は、年に一度か二度、飛行機に乗った後、耳に水が溜まり、鼓膜に穴を開けて貰って解決というようなことを日常的に繰り返していました。ここ10年くらいはその症状が出なかったので忘れていたのですが、最近、耳に同じような違和感があって耳鼻咽喉科に行くと、耳の水は少なくて、原因は不明との診断でした。

薬も貰ったのですが、あまり症状が改善しないので、昔から家族がお世話になっている鍼灸整体院で針を打って貰いました。症状を説明しながら気付いたのは、この症状が出たのは、お酒を止めた頃と一致していることです。

「酒は百薬の長とも言うし、血液の流れとも関係がある。少しはお酒を飲んでも良いんじゃない?」と、病気の治療法としてお酒を勧められる年齢になったようで、嬉しくもあり、嬉しくもなしの一日になりました。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/12 イライザ]

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2022年10月11日 (火)

縦型マウスは、二個とも返品しました

縦型マウスは、二個とも返品しました

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先月のことになりますが、9月6日に、腱鞘炎対策としてお知らせした「縦型エルゴノミクス・マウス」のその後についての報告です。

まず、最初に報告したマウスですが、それまで使っていたマウスと比べると使えるボタンの数や速さ、正確さで少々問題があるかなくらいの品質でした。でも健康第一だと考えると、十分に納得できる範囲での「誤差」でした。

しかし、電池がなくなってしまい、USBにつないで充電しようとしたところ全く反応しません。コードを変えたり、差し口を変えたりしてみましたがうんともすんとも言いません。結局、返品して別のメーカーの物を購入しました。

そこで気付いたのは、縦型マウスとして売っているものには大体三種類あって、一種類目はOEM製品らしいということです。つまり、同一の会社がOEM(Original Equipment Manufacturer)製品として作り、それを買った販売会社がそれぞれの商標名を付けて売っているもので、その中身は同じものだということでした。

二番目は、同じく中国製ですが、日本のメーカーSの名前で売られているものです。これは、最初のOEMとは違う製品のように見受けられました。三番目は、スイスのメーカーが販売しているもので、品質も値段もかなり高いものです。

二度目に買ったのは、S社販売の縦型マウスです。USB充電は懲りたので、乾電池式のものにしました。充電の心配はなくなったのですが、今度は精度で弱りました。マウスを使うときには、ポインターと呼ばれる矢印で、必要な個所を特定して左クリックをするのが普通なのですが、矢印の先を意図したところで止められないのです。止まることは止まるのですが、それはマウスの動きを止めてから数十分の一秒くらいしてからでないと停止しないのです。その間に矢印の先は動き続けて、ランダムなところで止まってしまいます。これではマウスとしては全く役立ちません。

ということでこちらも返品しました。

腱鞘炎の防止という点からは優れたマウスだと思いますが、元々のマウスとして使えないものでは意味がありません。と言うことですので、縦型マウスの購入を検討している方がいらしたら、慎重に、というアドバイスを差し上げます。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/11 イライザ]

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2022年10月10日 (月)

「行動」・「現実」を表す「言葉」の重み

「行動」・「現実」を表す「言葉」の重み

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言葉と現実との関係はかなり複雑です。でも、多くの場合、「現実」あるいは「物」が先にあって、それを表現するために「言葉」が発明されています。例えば、「リンゴ」は恐らく人類が言葉を持つ前から存在していたと思われます。それを、「ミカン」とは違うものであることを示すためという理由もあり、つまり多くの理由があって名前が必要になり、人類が言葉を獲得してから「リンゴ」という名前が付けられたのでしょう。

ヘレン・ケラー女史が「水(water)」という「言葉」が、冷たい、流れる物質を指していることを理解したエピソードも、まず「現実」があり、それを表現する手段としての「言葉」がそれに付いてくるケースです。

「座り込み」についても、抗議の意味を込めた言葉としては恐らく江戸時代には使われていなかったのではないでしょうか。戦前に今のような意味で使われていたのかどうかも疑問です。借金取りが座り込む、という場合はあったかもしれません。

私の記憶では、戦後に良く報道されたストライキの際の「座り込み」を覚えていますし、被爆者たちが核実験に反対して慰霊碑の前で行う行為も「座り込み」ですが、行為が先にあり、その後に名前が付けられたような気がします。

アメリカに目を転ずると、ベトナム戦争反対運動や公民権運動などで行われた「sit-in」があります。「座り込み」はその訳語として使われていました。カウンターの椅子を占拠する行為も入りますが、これも実質的には「座り込み」と同じ抗議行動です。語源的には、1941年の学生による抗議行動の際に使われていた例があるようですし、それ以前には労働運動でも「sit-in」は使われていたようです。

つまり、この言葉は様々な形の抗議行動とともに生まれ、その内容も変わりつつ成長してきた「生きた」言葉です。人権や平和、そして正義を貫くための行動を表している点が重要です。そうした行動を忍耐と情熱を持って行ってきた人たちが、その行動を共有し広げるために、そして目標を実現するための旗印として愛し使ってきたことを忘れてはならないのです。

言葉と現実の関係では、言葉が先にあって現実がそれに付いてくる場合も当然あります。例えば、日本国憲法と政治の場合です。憲法98条は「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」と明言していますので、憲法は言葉として先に存在し、政治は憲法に従う形でしか行えないのです。

「言葉の意味が大事だ、現実がそれと乖離していてはいけない」と論じる場合、その一環として憲法と政治に思いを巡らせて欲しいと考えるのは、ないものねだりなのでしょうか。個人的には、憲法に違反して行われている死刑や、存在してはいけない軍隊を論じて欲しいと願っています。そのどちらも人間の生死に直接関わることなのですから。

憲法の言葉を文字通り素直に読むとどんな結論になるのか、拙著『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論――』では、「丁寧に」説明しましたので、御一読頂ければ幸いです。(とは言え、ちょっと難しいという声も聞こえてくるのですが――)

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/10 イライザ]

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2022年10月 8日 (土)

「1回目を接種した翌日に、2回目を接種する」? ――違和感のある日本語シリーズ――

1回目を接種した翌日に、2回目を接種する」?

――違和感のある日本語シリーズ――

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これは、全国の自治体で配布されているチラシですので、厚労省がひな形を作ったものだと思います。

表題は「ワクチンを接種する皆様へ」です。ところで、「接種」の意味は御存知ですか?goo辞書によると「[名](スル)ウイルス・細菌・ワクチンなどを人体や動物の体内に移植すること。「予防」」なのですが、使い方としては、「する」で受けることになっています。つまり、「移植する」という行為が接種することの意味です。

となると、表に示した「ワクチンを接種する皆さまへ」とは、ワクチンを接種する医師の皆さんへのお知らせなのでしょうか。

当然、違います。こちらの意味は、「ワクチン接種を受ける人へ」の意味です。でも、毎日新聞によると、それを「ワクチンを接種する皆さまへ」と表現する人の方が多いようです。

事実、厚労省のホームページでも「ワクチンを接種するかしないかは個人の判断であり」という使い方をしています。ここで主語が医師だと、ちょっと問題ですよね。

ですから「接種する」とか「ワクチンを打つ」というのは、「接種を受ける」、「ワクチン接種を受ける」という意味だと考えるのが普通だということは、良しとしましょう。

さらに確認しておきたいのは、日本語では、これと同じような表現が結構多いことです。例えば「注射を打つ」、「パンクを直す」くらいは良く使いますよね。

「って貰う」や「して貰う」が略されたとも考えられます。

他にも、「背広を作る」とか、「家を建てる」、「髪を切る」などとも言いますね。会話として、「髪切ったの?」、「ウン。整形するだけの勇気がなかったの」などもあり得るのではないでしょうか。

「厄払いをしてきた」とか「暑気払いをする」なども同様に考えられるのかもしれません。でも「暑気払い」は、自分で楽しむという要素が強いようですので少し違うのかもしれません。

専門家による解説を探したのですが、まだ見付かっていません。御存知の方は是非、御教示下さい。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/8 イライザ]

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2022年10月 7日 (金)

「自然に」溜まってしまったコードやケーブル類の廃棄と整理

「自然に」溜まってしまったコードやケーブル類の廃棄と整理

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廃棄するコードやケーブル類です

広島出身初の総理大臣加藤友三郎が、縁故や同郷といった関係で人の評価をしなかった点、そして彼の平和や財政についての貢献をもっと多くの人に知って貰いたいと考えています。それは、ツイッター上で続けます。

今回は、先日のこのブログで言及した「コード類」とは何を指すのかについての問い合わせを頂きましたので、写真付きで説明をします。そして、このような「質問」に対して岸田総理や政府の高官の皆さんだったら、「いろいろなコードのことを指します」とでも説明して何度でも繰り返し、それが「丁寧な」説明だと言って終りでしょうが、それに「丁寧な」という形容詞を付けてはいけません。写真を付けたりコードやケーブルという形で、そして用途にまで言及するような説明を「丁寧な」説明と言うのです。

これをお読みの皆さん、「自画自賛」になってしまって申し訳ありません。でもこのくらいのことを言わなければ「丁寧な」という言葉に失礼になるから、という気持を御理解頂ければ幸いです。さて本題に戻ります。

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こちらが整理をして用途別に分けたコードやケーブルです。左にあるのはHDMIのケーブル、一番右は電源コード類です。中の4つの箱には、LANケーブルやテレビ用の同軸ケーブル、ステレオのスピーカー用のケーブルなども入っています。結局、「廃棄」に至らなかった物の方が多い感じですが、無印で買ったいくつかの箱に入れることでコンパクトにまとめられましたし、自分なりには「美しい」とさえ言って良いのではないかと思っています。何より省スペースになりました。

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/6 イライザ]

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2022年10月 6日 (木)

岸田総理、丁度100年前に広島出身初の総理大臣になった加藤友三郎を見習って下さい

岸田総理、丁度100年前に広島出身初の総理大臣になった加藤友三郎を見習って下さい

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丁度100年前の1922年6月に総理大臣になった加藤友三郎 (私にとって先生のような存在なのですが、敬称は略します) について、今年中に詳しい業績を書こうと考えていたのですが、「今」を逃して警鐘を鳴らしてもその効果は薄くなると思いますので、ポイントだけアップさせて頂きます。

「今」が大切なのは、岸田総理が長男の翔太郎氏(31)を政務担当の首相秘書官に登用したからです。家族で権力を独占するのは封建社会や独裁政治常套手段ですが、最近では、トランプ米大統領の娘、イヴァンカ・トランプ氏が大統領補佐官に起用されたり、北朝鮮の金正恩最高指導者の妹、金与正氏が国務委員会委員に就任していることなどが頭に浮かびます。どちらも、好感を持って受け入れられてはいないようです。

そこで我が国に戻りますが、タイトルに示したように、2005年に加藤友三郎についての短い一文を綴っていました。今回はそれをお読み頂きたいのですが、中でも大切なのは加藤師本人の言葉として伝えられている、「縁故者を重用しない」という方針です。これが家族にも当てはまることは言うまでもないでしょう。

また、内外の反対を押し切って、「軍縮」そして「緊縮財政」に貢献した生涯も是非、100年後の政治家が、特に広島に縁のある岸田総理には見習って貰いたい点です。ことによるとこの「警鐘」は遅過ぎましたかね。

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  伊藤博文以来、わが国の総理大臣経験者は、全部で56人いますが、「広島出身」で誰でも直ぐ頭に浮かぶのは、宮澤喜一そして池田勇人の両氏でしょう。「では広島出身の総理大臣は」と聞かれて、「加藤友三郎(以下敬称略)」と即答できる市民は余り多くないように思います。

  明治維新後、薩長中心の新政府が誕生し、総理大臣は山口県と鹿児島県から交替で出していた時期が続きました。その後、他の都府県生れの総理大臣も誕生しましたが、未だに、総理大臣を一度も出していない道・県が半分くらいあります。ましてや、全国に3000ほどある市町村のほとんどは、総理大臣を生んでいないのです。

  となると、数少ない総理大臣出身地の一つである広島市が、お国自慢の一つとして「加藤友三郎」ブランドをもっとPRしても良いのではないでしょうか。しかも凡庸な大臣もいる中で、加藤友三郎は名宰相の一人だったのです。

  経歴としては、広島出身者として初めての海軍大将、初の海軍大臣、そして初の総理大臣です。ただし、加藤友三郎自身は、このような枠組みで評価されることを歓迎したかどうかは分りません。それは、最近出版された田辺良平氏による好著『わが国の軍備縮小に身命を捧げた 加藤友三郎』の中に友三郎自身の言葉として次のような一節があるからです。

  「自分は有用の人物であれば同郷人であろうがあるまいが、推薦もしくは引き立てもするが、ただ同郷の人であるというのみで、特別に世話をすることは出来ぬ。自分は従来そういう主義で来ているのだから、同郷人の間での評判は定めし悪いであろうが致し方ない」

  しかし、私たちの脳裏からこの偉大な政治家の存在が薄れてしまったのは、恐らく、比治山にあった彼の銅像まで戦時中に金属回収のため供出されたことが原因だと思います。

  海軍の軍人としての加藤友三郎は、100年前の日本海海戦で東郷平八郎元帥と共にロシアのバルチック艦隊を破ったことで有名ですし、他の多くの功績も良く知られています。それ以上に評価されているのが、大臣そして総理大臣としての仕事です。

最も大切なのは、1921(大正10)にワシントンで開かれた軍縮会議において、米英日の主力艦比率を553にするという内容の合意を取りまとめ、その後、その線に沿って軍事費を削減し、健全財政を目指したことにあります。

  官僚制度そのものとも言える現在の外交とは違った時代だったのかも知れませんが、稀有の国際感覚と、自国への誇り並びに優れた現実把握能力の持ち主が、柔軟かつ果敢な決断によって、国難を救い世界的に高い評価を受けたのです。

  平和の象徴としてのヒロシマに軍縮推進の巨人、加藤友三郎のイメージが加わることで、私たちの核兵器廃絶への願いが、より説得力を増し、より多くの人に受け入れられるように思うのですが。  

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より詳しい「加藤友三郎論」は、機会を改めてアップします。それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/6 イライザ]

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2022年10月 5日 (水)

「国葬反対」記者会見を『週刊金曜日』が報道

「国葬反対」記者会見を『週刊金曜日』が報道

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9月30日発売の『週刊金曜日』に、私たち元議員有志が9月16日に開いた記者会見の様子が掲載されました。大きな見出しは「現職議員よ、もっと怒れ!」で、その前に「「安倍国葬」直前、元国会議員らが反対声明」という説明が付いていました。

一ページを充ててしっかりと (岸田総理のペット・フレーズですが、『週刊金曜日』の場合は、文字通りの意味があります) 当日の発言を報告してくれています。出席者一人一人の言葉を簡潔にまとめてくれていますので、私たちの伝えたいことが立体的に伝わって、説得力ある記事になっています。

冒頭に司会の中川智子氏が、元議員に届いた案内状の杜撰さと「無視するより明確な反対理由を表明しよう」という決意を述べました。

続いて辻恵氏は根拠法がないことを指摘、瀬古由起子氏は財政民主主義違反を糺し、吉川春子氏は安倍元総理が統一教会と国会議員を結びつけるキーパーソンだった点を問題視、黒岩秩子氏は性教育を歪めた統一教会と自民党との関係を糾弾しました。

私の考えとこのグループ全員の声明は、9月17日のブログにアップしましたので、省略しますが、『週刊金曜日』の記事最後に取り上げてくれた点が今、重要ですのでそれを繰り返します。

「国葬の終了後もこの問題を議論し続けていく必要がある」です。

既に、岸田総理はじめ日本政府もそしてマスコミも、「国葬」を既成事実として認め、次の段階の議論に移っています。これと同じパターンで、これまでの政治は動いてきました。それが「自己破壊」のプロセスです。そして私たちは今、ウクライナ戦争報道と同じように、日本政治の「自己破壊」、つまり劣化と崩壊を「リアル・タイム」で見ているのです。それを押し留めるためには、私たちも「リアル・タイム」で対抗する必要があります。時間もお金もありませんが、知恵を出し合って、「今後こそは」という気持で頑張りましょう。

「安倍国葬」についての疑念が国中に渦巻いている今、息子を秘書官にすることとも何か関係があるのでしょうか。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/5 イライザ]

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2022年10月 4日 (火)

倉庫の整理を始めました

倉庫の整理を始めました

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「倉庫」とは言っても、別にプレパブの倉庫がありますので、これは「収納部屋」あるいは「納戸」と言った方が良いのかもしれません。

現在地に移り住んできたときには、結構、部屋数が多かったので数部屋は物置のような形で、普段使わないものを収納していたのですが、それに子どもたちの物まで加わり、日常的に整理整頓をしているわけではないので、段々窮屈になりました。

ちょうど暑くも寒くもない天気の日が巡ってきましたので、二人掛りで捨てる物を選り分けて、一つにまとめる物はまとめて、「無駄な」隙間をなくしてみました。「断捨離」という言葉はあまり好きではないのですが、世間的にはそれです。驚くほどのスペースができましたので、嬉しい限りなのですが、それと同時に、今までは捨てられなかった鞄類をかなり捨てられたことにも満足しています。さらに、知らない内に溜まっていたコード類も捨てることができました。

要らない物が身の回りから消えると、本当に心に余裕が出てきたような気になりました。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/4 イライザ]

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2022年10月 3日 (月)

《社会と数学の関わり》を話し合う数学人の集い 準備会は成功裡に終了しました。次の第一回のお知らせです。

《社会と数学の関わり》を話し合う数学人の集い
準備会は成功裡に終了。次回、第一回のお知らせです。

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もう一昨日になりましたが、10月の1日、午後8時から「《社会と数学の関わり》を話し合う数学人の集い」の準備会を開きました。20名以上の方が御参加下さいました。予定が合わずに欠席された方もいらっしゃいますので、30名ほどの皆さんの集まりになりそうです。

自己紹介と簡単な抱負などを最初に伺いましたが、その後の意見交換も含めて、2時間近くがアット言う間に過ぎました。有意義な一時でしたが、私個人にとってそれ以上に感動的な経験でした。

その後も、この2時間の余韻が頭の中に残っていろいろ考え始めてしまいました。その結果、「眠れなかった」と言うと少し大袈裟になってしまいますが、遅くまで気分の高揚は続きました。

その理由を書きたいのですが、うっかりするとそれだけでまた夜更かしということになりそうですので、自制をしてまとめてみます。

まず、次回は12月4日 (日) の午後8時から、ということになりました。それ以後も原則として、偶数月の第一日曜日の午後8時です。Zoomに参加するための情報は、亀井哲治郎さんから、直前に送ることになっていますので、参加を希望される方は亀井さんあてにメールをお願いします。

また、緊急の提案をしたいことなどがこれから生じるかもしませんので、メーリング・リストを作って、そこに投稿できる体制も整えることにしました。

さて、この集いでは「数学人」という言葉で、「何らかの形で数学との関わりや関心をもっている人」に参加して頂きたいという希望を表しました。とは言え、数学の研究者や数学を教えている方々、それも現職だけではなく退職された方々、も含めての数学関連の仕事をされてきた皆さんが多くなるでしょう。でも、その他の皆さんに御参加頂くことで、話し合いの場がより豊かになることも大いに期待していました。

昨日参加して下さった方々の中には、地形学の専門家、翻訳家や出版関係の方などもいらっしゃり、嬉しい限りでした。

参加された皆さんには、もっとお話をして頂きたかったのですが、時間が足りず申し訳なく思っています。

私が余韻に浸ってしまった興味深いいくつもの問題提起や、御自分の現在の関心事等の内、ここでは四つに絞って報告をします。(個人名は明記していません。これについては、皆さんからの合意を頂いた上で次回からは別の形にするかもしれません。)

① 数学教育の現状が心配だという声が多くありました。参加者の関心が数学教育にあることから当然なのですが、状況は、世間で考えられている以上に深刻だということが切々と伝わってきました。

② 特に、受験のための数学教育になってしまっていること、その根は深いことも指摘されました。Uさんの分析では、漢字の導入まで遡る必要があるとのことなのですが、となると、例えば合宿をして集中講義という形で議論をすることなども考えられますので、今後がますます楽しみでもあり、同時に心配でもあります。

③ Kさんからは、「戦争に動員される科学者・技術者-玉川大学量子暗号研究と経済安保法」についての集会のあったことの報告と、数学研究が直接、戦争に応用される危険についての問題提起があり、過去、数学者が戦争協力した歴史等も含めての取り組みが重要であることが確認されました。

④ これまで数学者が中心になって進めてきた、「ベトナム問題に関する数学者懇談会」 (略称はベト数懇)や「核兵器廃絶をめざす数学者の懇談会」について、当時、参加した方々の中から、Hさんから、次回の話題提供者としてこれまでの活動内容やこれからの活動に役立つ資料等を提供して貰うことになりました。

また、「数学と社会」に関連したいくつかの著作も紹介され、それらについてはこの集いを契機に購入したり共有したりする大切さも痛感しました。

さらに、次回、つまり第一回の集いには、誰か一人で良いので、できたら仲間を増やして行こうという意見も出されました。どのような人たちの集いなのかを一人一人の参加者が知るために、数行のプロフィールを書いて貰い、それをメーリング・リストにアップすることで共有したいという希望も出されました。

二月に一度、Zoomでの会合を開くだけでこうしたこと全ての解決にはならないと思いますが、これだけの人数の人たちが、二か月の間、次の集いのテーマに共通の関心を持つことで、新たなエネルギーが生まれる可能性もありますので、まずは次の集いも今回と同じように「楽しい」一時になるよう工夫ができればと考えています。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/3 イライザ]

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2022年10月 2日 (日)

「横浜市非核兵器平和都市宣言市民のつどい」が終りました

「横浜市非核兵器平和都市宣言市民のつどい」が終りました

Photo_20221002004301

左から小沼通二慶應義塾大学名誉教授、私、そして被爆者の和田征子さん

第18回 2022横浜市非核兵器平和都市宣言市民のつどいが盛会裡に終りました。主催者である実行委員会の皆様に心からお礼を申し上げます。

この会の中での柱の一つは、和田征子さんが被爆者として8月に開かれたNPT再検討会議に参加した報告でした。被爆証言も交えて、ニューヨークで精力的に活動された様子を熱っぽく語って下さいました。

私はというと、前日にはドライ・リハーサルをして、10分オーバーした分はスライドを減らして調整した積りだったのですが、60分には収まらず、残った3分の1ほどは、タイトルだけを5分ほどかけて紹介することになってしまいました。

久し振りに「対面」での講演でしたので、皆さんから返ってくる熱気に応えようと、ついつい言葉数が多くなってしまったようです。再訓練をして次回は時間通りに収まるようにしたいと考えています。

それでも最後のパネル・ディスカッションで、コーディネーターの小沼通二先生が時間を下さって、補足することができました。小沼先生は著名な物理学者であるだけではなく、各廃絶運動のリーダーとしても長い間活躍されていた方でしたので、お会いできて、しかもいろいろ気を遣って下さり、大変光栄な一時でした。

また、2014年にやはり横浜で、神奈川生協の皆さんにお話したことがあったのですが、その皆さんからの後押しもあって今回声を掛けて下さったという背景も伺い、感激一入でした。

夜は、Zoomで「《社会と数学の関わり》を話し合う数学人の集い――「準備会」」も大変盛り上がりました。こちらの報告も追ってさせて頂きます。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/2 イライザ]

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2022年10月 1日 (土)

何故、都市が立ち上ったのか

何故、都市が立ち上ったのか

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戦争になると、被害を受ける代表が都市です。ここに掲げた、横浜、イーペル (ベルギー) 、そしてゲルニカは、みな戦争による大きな被害を受けています。その結果、都市が発信しているメッセージは「Never Again!」です。こんな思いは二度としたくない、させてはいけない、ということです。

そして、それを実現する上で大切なのが多様性と寛容さです。それが平和の基礎になるのですが、同時に創造力を培って経済的な力の源にもなっています。

Austin-boston-san-francisco

ここに掲げた三都市はどれも、先進的な産業都市です。多様性と寛容さという点から見ると、オースチンは超保守的なテキサス州の中で、リベラルな都市として知られています。それは、デル・コンピューターが本拠を据えて若い人たちが流入してきたためです。ボストンは、アメリカで最初に同性婚を認めたマサチューセッツ州の中心都市です。MITは隣町のケンブリッジにあります。そしてサンフランシスコは、シリコンバレーの隣にあって、ボストンとともにアメリカのリベラな都市の代名詞です。

今日の講演は、13:30分から、かながわ県民ホールの二階で開催されます。

 

それでは今日一日が、皆様にとって素晴らしい24時間でありますように。

[2022/10/1 イライザ]

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