『日刊ゲンダイ』や『東京新聞』が取り上げてくれました
『日刊ゲンダイ』や『東京新聞』が取り上げてくれました
昨日、16日の緊急記者会見の様子を日刊ゲンダイ』や『東京新聞』が取り上げてくれました。特に、『日刊ゲンダイ』のDigital版は、見応えがありました。見出しは「老骨にムチ打ち元国会議員が現職に「喝」」です。パンチがありますね。是非御覧下さい。
特に海外からの要人に伝えておかないと、「アンフェア」だと取られかねない点を、昨日掲げた声明文から再度抜き取って、掲載しておきます。
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(C) 海外からの参加者に「フェア」でなくてはならない。
安倍元総理による憲法の蹂躙や国会の空洞化、彼にまつわる多くの疑惑、特に旧統一教会との関連は、私たち日本国内に住む人間の中で、知らない人はいないくらい周知されています。しかし、海外の事情は違います。海外からの多くの参加者が議員や政治家経験者であることを考えると、私たちは、「Peer」、つまり「同僚」たちに対して「フェア」でなくてはなりません。「善意」で「国葬儀」に参加する海外の要人に、上記のような内外の違いを事前に知らせておく必要があります。
特に、旧統一教会と安倍元総理や彼の仲間たち(「要人」と略します)との関係の中で、要人たちが果してきた役割がキーになります。これら要人たちが旧統一教会の重要なイベントに参加することで、旧統一教会の存在を正当化し、その悪行から多くの市民の目を逸らさせ、かつエンドースしたことが今大きな政治問題になっています。これらの行為をまとめて、「ホワイト・ウォッシュ」と呼んでおきましょう
海外からの要人(「海外要人」と略します)も同じです。「国葬儀」に参加することで、海外要人は(それを意識していないにせよ)、安倍元総理が行った憲法の蹂躙や国会の空洞化 (国会で100回以上虚偽答弁をしたことも含む)、彼にまつわる多くの疑惑、特に旧統一教会との関連を、「正当化し、その悪行から多くの市民の目を逸らさせ、かつエンドースしたこと」になってしまうのです。つまり、海外要人には、「皆さんの参加の結果として、「ホワイト・ウォッシュ」の片棒を担ぐことになるのですよ」、ということを知らせておくべきなのです。
現政権がこの事実を知って、「弔問外交」という隠れ蓑に隠れて海外要人を操っているとは思いたくありません。旧統一教会からの働き掛けの意味に気付かなかった鈍感さが、今回の「国葬儀」のケースでも原因だろうと思います。とは言え、海外要人には、こうした背景を伝えておくのが「フェア」なやり方ではないでしょうか。
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コロナについてもまだまだ油断はできません。感染しないよう努力を続けましょう。
それでは今日一日が、皆さんにとって素晴らしい24時間でありますよう。
[2022/9/18 イライザ]
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おっしゃる通りです。海外の要人に「ホワイト・ウォッシュ」の片棒を担がせるのは卑怯なだまし討ちですね。
あとで、日本の外交的に極めてまずいことになるのではないかと危惧します。
投稿: hiroseto | 2022年9月18日 (日) 20時35分
「hiroseto」様
コメント、有難う御座いました。外国から善意で参加して下さる方々を、結果的にであっても、騙すことになってしまうとしたらそれは「アンフェアー」です。それを事前に防ぎたいというのが私たちの考えです。
投稿: イライザ | 2022年9月18日 (日) 22時49分