「こまえ平和フェスタ」が盛況裡に終りました
「こまえ平和フェスタ」が盛況裡に終りました
「こまえ平和フェスタ」の当日でした。午後2時から始まって、合唱「ヒロシマの有る国で」が披露された後、市長と議長の挨拶動画、続いて、気象学者、増田義信さん(98歳)の戦争体験を語り継ぐ朗読劇が披露されました。「黒い雨」地域についての研究で、私たちの蒙を啓いて下さった私の尊敬する気象学者です。御本人が体験を語るという形式も大切ですが、この朗読劇には、戦争中つまり80年も前の時代背景が分かるような解説が上手に織り込まれていました。分り易い上に、3人の朗読者たちの熱演も感動的でした。
続いて、40年前の1982年に生まれた「狛江市平和都市宣言」と、2005年から続いている「こまえ平和フェスタ」について、まず、元狛江市長の矢野裕さんからのメッセージの代読がありました。そして平和についての作文募集で表彰された、当時小学生だった西川(当時黒田)みきさんのニューヨーク州からの報告と当時の思い出も披露されました。
今回の目玉は、やはり40年前に狛江市議会が満場一致で採択した「狛江市平和都市宣言」をもう一度味わうことでした。チラシの裏に掲げてありますので、お読み頂けると幸いです。
次に『はだしのゲン』の作者中沢啓治さんの詩に曲を付けた「広島 愛の川」の合唱、そして休憩をはさんで私が話をしました。
時間内に終るようにスライドを減らし、ドライ・リハーサルも何回かしましたので、時間は守れました。Zoomの接続にちょっと不安はあったのですが、私の伝えたかったことは、きちんと伝わったようでした。何人かの方から、「素晴らしかった」「格好良かった」「これからも反核運動を続けて行きます」「声が良かった」「背景の田んぼがきれいだった」「パワーポイントも分り易かった」等のコメントを頂きました。皆様、有難う御座いました。
その中で、もう2枚、パワーポイントのスライドを御紹介しておきます。
最後は実行委員長の大熊啓さんのまとめと挨拶、そして狛江市の歌「水と緑のまち」の全員合唱で幕を閉じました。コロナの感染が広がる中で、会場に行けなかったのがくれぐれも残念でしたが、会場の皆さん、そしてオンラインで参加して下さった皆さんとの間に「一体感」が生まれた素晴らしい時間でした。参加させて頂いたことに心から感謝しています。
豪雨の被害はまだ続いています。被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げます。さらに、コロナについてもまだ油断はできません。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
それでは今日一日が、皆さんにとって素晴らしい24時間でありますよう。
[2022/8/22 イライザ]
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8/20(土)夕方からまる二日、ネット接続障害で、
せっかくの動画を拝見できませんでした😢
リアルタイムでなくても 、と昨日から何度かトライ。
非公開!→ナマ配信only!?→or しばし待たれよ?!
それともこちらの貧困スキルゆえ😲
選挙、お疲れさまでございました💐💐💐
と、月並みな言葉きり出てきませんが、
今回の結果(社会党を含め)、
さらには、このたびの🏺の底深さ。
日本社会の劣化ぶりが見事に!で、
無力感はいや増すばかりです。
気分はエア改元→戦後77年=壺元年(壺維新)((´∀`))
投稿: 硬い心 | 2022年8月24日 (水) 17時02分
「硬い心」様
コメント、有難う御座いました。お礼が遅くなり申し訳ありません。
「こまえ平和フェスタ」の動画はまだアップされていないようです。アップされると良いのですが――。
「国葬」の強行と、それが旧統一協会のやり方と同型になっていることが、日本政治の腐敗の深刻さを示しています。元国会議員でさえ、老骨に鞭打って出て来ざるを得ないのですから、「主権者」の誰もが力を合わせて頑張って行きましょう。
投稿: イライザ | 2022年9月18日 (日) 22時44分