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『核兵器は使えなくなった』
アウトライン
2月24日のロシアによるウクライナ侵略以降、そしてプーチン大統領による複数回にわたる核使用威嚇のたびに考えてきたのは、「核を使わせない」という説得を行う上で、どのような方法が効果的なのかということです。
それは、被爆体験・被爆の実相を理解して貰うことだと考えているのですが、それに現在使える技術と想像力を加味すると、決定的な結論につながることに気付きました。
それを一冊の本にまとめたいのですが、以下、そのアウトラインです。三つの、「結論」を柱としています。
(〇) 核保有国の首脳には最低限の「常識」が通じるとの仮定で議論する。(自国や自分の滅亡を予見した際に世界を道連れにする党の可能性は別建ての議論が必要)
(A) 結論: 核兵器は使えない兵器になった。
(系) 核兵器の廃絶は実現する。
① それは、万一、核兵器が使われるとなると、世界中の億単位の人々がリアル・タイムで、広島・長崎での被爆の実相以上の「生き地獄」を高画質の画面で長時間見続けることになるからだ。
② 「リアル・タイム」が可能になったのは、ドローン、インターネット、スマホの普及、SNS利用者の爆発的増加等が原因である。
③ その結果として、「ただちに核兵器を廃絶せよ」という声が世界的な圧力になり、核保有国の首脳はそれに従わざるを得なくなる。
④ そのシナリオが蓋然性を持つのは、広島・長崎後、1952年までの7年間、被爆の実相が当時のGHQによる検閲制度である「プレス・コード」により完全に隠蔽されていた事実があるからだ。
⑤ ウクライナでの市民に対する残虐行為が、これほどの勢いで世界的に指弾されている事実を、1945年当時の広島と長崎に重ねて考えてみよう。
⑥広島・長崎における「生き地獄」の画像や体験談は、今でも多くの人々にショックを与えている。1945年当時に、もっと生々しい形でそれが伝わっていたとしたら、それは世界を震撼させ、核兵器を廃止すべきだという世論が圧倒的力を持つようになっていたはずだ。
この結論に関して、「プレス・コード」は、原爆の科学的情報を広めないことが目的だったと言われていますが、生々しい「生き地獄」が引き起こす劇的な衝撃と、その結果としての原爆投下の否定や投下者への糾弾を避けるためという、別次元の大目的があったと考えるべきではないのかという問題提起もしたいと思います。
(B) 結論: 核抑止論への説得力ある反駁になる。
⑦ これまでの核兵器に反対する論考は、核兵器を使用した首脳が自国民、そして世界の世論からどう見られるのかという視点に欠けていた。
⑧ リアル・タイムでの実況という、技術進歩を合わせて考えることで、核兵器の使用は首脳個人にとって、後世からの評価も含めて、避けるべきこととしての優先順位が、極めて高くなる。
(C) 結論: 上記の説得ができれば、プーチン大統領は核兵器の使用を諦める。(これは、Change.orgの署名運動の中でも何度も触れています。そちらも御覧下さい。下線をクリックすると、サイトに飛びます。)
皆様の御意見も伺えれば幸いです。
炎暑とともに豪雨も各地を襲っています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
それでは今日が、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。
[2022/7/14 イライザ]
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久し振りに野菜の収穫
久し振りに野菜を収穫しました。この他にも、トウモロコシがあったのですが、撮り忘れました。そして、夕餉には、こんなにきれいな一皿としてテーブルを飾りました。美味しかったことは言うまでもありません。
新たなエネルギーを蓄えて、選挙中の演説とその背景にある歴史やデータを整理した上で、明日から本にまとめる作業に入ります。
[今日からコメントの受付を再開します。宜しくお願いします。]
炎暑とともに豪雨も各地を襲っています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
それでは今日が、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。
[2022/7/13 イライザ]
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皆様と社民党の「明日」が始まりました
長い、同時に瞬時に過ぎ去った、参院選挙の結果が確定しました。
私は当選できませんでしたが、心に念じていた四つの目標のうちの二つは実現しました。① 福島みずほさんが当選し、② 社民党が政党要件を満たす、だけの票を獲得することができました。
四つの目標を整理しておくと、
(A) 私が当選するという目的のために必要だった4項目です。
(1) 福島瑞穂さんの当選。
(2) 社民党が、2%の政党要件を満たす票を獲得する。
(3) そして社民党が、二つ目の議席も獲得する。
(4) 二つ目の議席を私が獲得し、国会内に核兵器廃絶と核兵器を使わせないための場を確保する。
このうち、(1)と(2)が達成できましたので、(4)については、社民党と福島さんに託することができ、一安心です。
そして、(i) 4項目のうち(1)と(2)が達成できたのは、社民党員の皆さんや支持者の皆様、労働組合や市民団体等の組織が、今回特に連携を強め、力を注いで下さったお蔭だと思います。さらに、(ii)これまでは社民党とはそれほど近い関係ではなかった方々の中に、社民党が消えてはならないという危機感から、福島さんと社民党を応援して下さる方々が増えたこと、の二つが重要なのではないかと愚考しています。
私の立候補は、このうち、(ii) の面で少しはお役に立てたのではないかと自負しています。
もし反省しなくてはならない点があったとすれば、
(イ) 私が立候補していることを知らせるチラシやポスターの配布数が桁違いに少なかったこと。
(ロ) 核廃絶が可能であることや核使用がいかに非現実的であるかについての私のメッセージが十分に広まっていなかったこと、の二つでしょう。
それに対する説明として、(イ)については、運動期間が短かったこと、そして印刷や新聞の折り込み等の配布のためにはコストが掛かり、人手も必要です。そのどちらもありませんでしたので、結果は認めざるを得ません。
(ロ) については、各地でお聴き頂いた演説を一冊の本にまとめてほしいというリクエストも何人の方から頂きましたので、それも含めて、(ロ) のミッションは続きます。
今回の選挙でお手伝い頂いた方々の中で、「家族・友人選対」とも言える方々から、例えばSNSの技術的なサポートや、発信コンテンツの編集からアップロードまでの全面での仕切り等、素晴らしく有り難い支援を頂きました。
もちろん、社民党本部、東京都連合、広島県本部の皆さんにはあらゆる面でお世話になりました。心から御礼申し上げます。加えて遅ればせながら、新社会党と緑の党との連携も、社民党の得票数増に結び付きました。
そして今日から、皆様と社民党の「明日」が始まりました。
炎暑とともに豪雨も各地を襲っています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCNOCvMp5EfcUTqCYU6jgf0Q/videos
また、今後の予定等については、ツイッターを御覧頂ければ幸いです。
ツイッター https://twitter.com/akiba2040
それでは今日が、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。
[2022/7/11 イライザ]
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皆様、大変お世話になりました
投票日に、このブログを書いています。皆様、大変お世話になりました。
選挙運動は、候補一人でできるものではありません。一票には、候補の名前を書いて頂くのですから、候補を前面に出し他の方たちは隠れるようにしています。でも、立候補のための煩雑な手続きをしてくれる方、金銭の管理をしてくれる方、ポスターやチラシの印刷物の手配をし受け取り、貼ってくれる方、渡してくれる人に届ける方、チラシを配布したりポスターを貼ってくれる方、そのチラシやポスターに証紙を貼ってくれる方、選挙はがきを配布する相手の住所を送ってくれる方、それをハガキに転写してくれる方、看板や幟を注文し、街宣等で立てたり持ったりしてくれる方、候補の予定を立てる方、街宣等の場所取りをする方、応援演説等の手配をする方、候補や応援者の移動の交通手段を確保する方、街宣車を運転してくれる方、街頭演説を聞きに来てくれる方、候補やスタッフに激励のメッセージやカンパをしてくれる方、そのカンパも新聞の折り込みを一切引き受けて下さる、事務所や街頭での行動のボランティアとして活動して下さる等々、選挙の基盤を支えて下さっている方々はとても多くいるのてす。その全てを書き切れません。
最初の選挙のときは、このような方々のリストを気付いたときにリストとしてメモしました。それを当選の挨拶の最初に読んだのですが、マスコミから総スカンを食らいました。
今回も、お一人お一人にお礼を申し上げたいのですが、今度は記憶力の方が問題になってきました。このような形で、そしてSNSその他の方法でのお礼になり申し訳ありません。でも、公正な選挙を実行することは民主主義の基本です。心から御礼申し上げます。
また、上のリストで漏れている方も多いと思いますが、御指摘頂ければ幸甚です。
今、開票が進んでいますが、最終結果が出るにはまだ時間が掛かりそうです。11日のどこかの時点で再度、結果の報告をさせて頂きます。
炎暑とともに豪雨も各地を襲っています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
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[2022/7/11 イライザ]
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最終日、走り切りました。
福島党首、服部候補、私、新社会党代表、緑の党代表、そして評論家の佐高信さんのスピーチで、新宿駅東南口での社民党打ち上げが無事終わりました。とても盛り上がりました。協力してく下さった多くの皆さんの顔には、「短い期間にできることは全てやった」という充実感を読み取ることができました。
目黒駅前の、左から山口菊子り、秋葉忠利、服部良一、金城実、佐高信、前列は渡辺ビアンカの皆さんです。前向きのメッセージを送ることができました。
そしていつも息の合う、服部良一、秋葉忠利コンビです。最終日の画像はもっとあるのですが、一息吐いてから整理した上で、皆さんに見て頂きたいと考えています。
何とか走り抜けた日々でしたが、結果はどうなるのか楽しくもあり、怖くもある日を迎えます。
炎暑とともに豪雨も各地を襲っています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
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[2022/7/10 イライザ]
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桜木町駅前から、ラストスパートです
安倍元総理が凶弾に倒れました。大きなショックを受けています。そして心からお悔やみ申し上げます。政治的立場は違いますが、安倍氏個人が、人間として、このような最期を迎えられたことをとても残念に思っています。しかし、安倍氏を悼む心が、安倍政治の全てを正当化し美化すると考えるのも行き過ぎです。
暴力は絶対に否定しなくてはなりません。力に依拠する政治から脱却して法と言論による社会を創ることが民主主義の基本です。その原則を体現しているのが日本国憲法です。このような暴挙を防ぐためにも憲法を変えてはなりません。憲法の原理原則を生かすことこそ、私たちの責任なのです。
そんな思いを桜木町駅前で、多くの皆さんに聞いて頂きました。神奈川選挙区の社民党候補、内海洋一さんと一緒でした。
最終日9日は、東京です。暴力を否定し平和な世界を実現するための行動の一日にします。
炎暑とともに豪雨も各地を襲っています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
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[2022/7/9 イライザ]
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さあ! ラストスパート!
ラストスパートを知らせる、格好の「アキバ夏祭」のバナーです。
広島も暑かった。各党・候補必死です。でも、「アキバ」と社民党は意気軒昂です。暑さで倒れてしまった選挙カーに代って、携帯スピーカーとヒロシマ・パワーが地域を圧倒しました。
夜も、8時まで完璧な発信力でした。
そして8日からは関東です。東京・神奈川ならお任せ下さい。若い時からの空気が、我々の後押しをしてくれます。
車が故障するほどの炎暑が続いています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
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[2022/7/7 イライザ]
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岩国市で、井原前市長とともに
雨上がりの岩国市です。もう時間が無くなりつつありますし、井原勝介前岩国市長について書き始めると、素晴らしい業績のすべてを語りたくなります。時間の取れる時にゆっくり、書ければと思っています。
写真でマイクを握っているのが井原前市長です。そして井原市長の肝煎りで、19時から、岩国市民文化会館小ホールで個人演説会を開いて頂きました。会場一杯の皆さんが熱心に耳を傾けて下さいました。
安部元総理のお膝元で、社民党、そして私への支持が目に付くほど伸びれば、それは、反安部・反自民党の考え方がいかに広いものであるのかを示すことになります。山口県民の皆さんの覚醒に期待しています。
炎暑が続いています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCNOCvMp5EfcUTqCYU6jgf0Q/videos
また、今後の予定等については、ツイッターを御覧頂ければ幸いです。
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それでは今日が、皆さんにとって素晴らしい一日でありますよう。
[2022/7/7 イライザ]
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二枚目の投票用紙に「秋葉忠利」と書いて下さい
これは選挙ポスターの写真ですが、6月29日のこのブログでは、「秋葉が立候補している」を拡散して下さい、というタイトルでお願いをしました。それに続いて今回は、投票用紙の書き方でお願いです。
それは、二枚目の投票用紙には個人名、つまり「秋葉忠利」と書いて下さい、というシンプルなお願いです。そうすると、その一票は社民党への一票になり、同時に私への一票にもなります。一石二鳥の一票になるのです。
まだ私が立候補したことを御存知ない方も多いようですし、もう一つ、投票所で何をどう書けば良いのかについても、事前に理解して投票所に足を運んで下さい。
二枚目の投票用紙には、個人名「秋葉忠利」と書いて下さい。
炎暑が続き台風も近付いています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
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[2022/7/5 イライザ]
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防衛省を防災省に
仙台市立荒浜小学校の鉄の扉です。東日本大震災の遺構ですが、11年経って、あの時のショックは忘れ去られているのでしょうか。
ロシアのウクライナ侵攻以来、「リアル・タイム」で私たちが体験している戦争の様子に「ウクライナ・ショック」を受け、「日本でもこんなことが起きたらどうすれば良いのか」という危機感につながっています。それはそれで分るのですが、もう一つ、忘れてはいけないことを忘れてはいませんか。
昨年7月3日には熱海で土石流災害が起きて26人の方が亡くなっています。一昨年は、熊本での豪雨災害で、熊本だけで64人の方が亡くなっています。
選挙中で時間がありませんので、以前まとめた数字を再掲しておきます。2018年に起きた災害で記憶しているものを並べてみると、(i) 1月23日の草津白根山の噴火、(ii) 死者の出た2月の北陸豪雪をはじめとする各地での豪雪、(iii) 3月と5月の霧島山新燃岳と桜島の噴火 (iv) 6月18日、死者4名、損壊家屋は3万戸近くになった大阪北部地震、(v) そして死者は200名を超えるであろう、7月の西日本豪雨と、半年ちょっとで大きな災害が目白押しです。
こうした数字を前に、「日本がウクライナと同じように攻撃された時に備えて、軍備を強化し、核武装までも必要なのではないか」という種類の主張に大きな違和感を持っています。自然災害の死者は毎年確実に私たちの目の前に現れているのに反して、日本が外国から攻められた、あるいは戦争で死者が出たという数字は「0」なのですから。
再度、比較の数字を掲げておきましょう。
「ウクライナ・ショック」を端的に示すために、死者数によって考えることにしますが、ウクライナ戦争で命を落した日本人は「ゼロ」です。そして、戦後、自然災害によって亡くなった日本人の数は、100万人近くになるという事実から、そして恐らく今年も自然災害によって必ず犠牲者が発生することを考えると、今、私たちが懸念し、政府がお金を投じなくてはならないのは、自然災害対策なのではないでしょうか。
それはこのグラフから明らかです。災害があると予算は増えますが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、「予防」のための予算はないのです。
予算が出てこない理由の一つは、「防災」を専門にする固定したお役所がないからです。それは、「防衛省」を「防災省」に変えることで解消されます。防災省を創設するメリットを、防衛省との比較でみてみましょう。
「予算」のカッコ内で言及してるグラフは、その前のグラフのことです。この比較からの結論は、防衛省を防災省に変えても、多くのメリットはあってもデメリットはまず考えられないということです。
ここで「誤解」を避けるための説明ですが、自然災害そのものは「予防」できません。でもその結果犠牲になる命や財産は減らすことができるのです。例えば、住宅をはじめより多くの建築物の耐震化を図る、急傾斜地にある住宅を安全なところに移設する、河川の浚渫をする、洪水の起きやすい河川の流れを変える、危険な盛土を移動する、避難訓練を徹底する等、予算を付ければ実行できるそして効果のある施策は山とあるのです。
つまり、今の時点で「倍増」すべきなのは、「軍事費」ではなく、「防災費」なのです。それは、国民の命を確実に守る「現実的」な選択です。
「憲法を改正して自衛隊を憲法内に明記する」などという、「改憲先にありき」という論法ではなく、日本国民の命を救うのが国家の最優先義務だという憲法の規定からの結論は、「防衛省」を「防災省」に変えることで全て「解決」という簡単・明解な素晴らしいシナリオです。
炎暑が続き台風も近付いています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
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[2022/7/5 イライザ]
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広島市出身の総理大臣ナンバー・ワン
済みません。これが、タイトルの「広島市出身総理大臣ナンバー・ワン」ではありません。とても説得力のある絵を、「およぐちゃん」がツイッターにアップして下さいましたので、お願いして転載させて頂きました。「若者を戦場に送るな」がメッセージです。
戦後長い間、学校の先生方が「再び教え子を戦場に送ってはならない」という反省を込めたメッセージを送り続けていたのですが、その一般化としての「若者」です。残念なことに、責任ある大人たちからこの言葉が消えてからかなりの時が経ちました。
今回の選挙では、軍事費の倍増や「核共有」、「敵基地攻撃能力」といった戦争への道が公然と語られていますので、その結果、犠牲にされる「若者」に焦点を合わせる必要が出てきたのです。
さて「広島市出身の総理大臣ナンバー・ワン」ですが、「広島市出身の最初の総理大臣」という意味です。それは加藤友三郎総理なのですが、その前に、「広島」の意味を改めて考えてみましょう。
6月3日には、暑い中、社民党副党首の大椿ゆうこさんと一緒に、本通り電停の叶や前で街宣をしました。大椿さんが強調したことの一つは、今我が国が直面している大問題についての解決策を、われらが広電、広島電鉄がもう10年以上前から、「実行」していることでした。
それは、「非正規雇用」を止めて、「正規雇用」に転換することです。詳しくは、大椿候補自身が、ツイッターに投稿していますので、大椿さん自身の声でお聞きください。
日頃、広島という都市が経営や労働という分野でのリーダー役を担っていることはあまり報道されないのですが、広電モデルは、日本全体が真似してもおかしくないものなのではないでしょうか。
そして、広島市出身の総理大臣ナンバー・ワンだった加藤友三郎さんは軍縮と平和の面でリーダーシップを発揮しました。彼は、ちょうど100年前の1922年6月に総理大臣に就任し、翌1923年9月に亡くなるまで総理大臣を務めました。
彼の最大の貢献は、ワシントンで開催された軍縮会議に日本の全権代表として参加し、反対する軍部を抑えて、英・米・日の間の海軍艦艇の上限を10:10:6という割合で決めることで軍拡競争にピリオドを打ったことです。それは、総理就任以前、海軍大臣という立場での仕事として始まりました。我が国の近代の歴史の中で、ごく短期間でしたが、「軍縮」を実現した総理大臣なのです。
事実、加藤総理亡き後、我が国は一挙に「軍拡」そして戦争への道を突進して行ったのです。歴史を学ぶときに加藤総理の業績があまり表に出てこないのは、結局、日本の歴史を戦争の面からしか見ていない言論界の限界を示していることになりそうです。
そして、広島一区から選出されている岸田総理が、加藤総理とは正反対の「軍事費倍増」を自らのアイデンティティーとして打ち出し、憲法改正を積極的に進めようとしているのは、加藤総理時代の広島のメッセージが全く生きていないことを示しています。行き着く先は、かつての歴史から学ぶのであれば「戦争への道」です。
原爆と広島という結び付きは誰もが知っている広島のアイデンティティーですが、より広い立場の軍縮や平和の取り組みにも、広島モデルが登場し、歴史的役割を果してきていたのです。今回の参議院選挙で、その伝統を復活させるために、自民・公明・維新といった好戦的な立場の政党ではなく、平和を頑固に守る続ける社民党への支持が必須です。
炎暑が続いています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCNOCvMp5EfcUTqCYU6jgf0Q/videos
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[2022/7/4 イライザ]
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「ヒロシマの心を世界に」個人演説会in宝塚
前宝塚市長の中川智子さんと「チーム中川」の皆さんの肝煎りで、「ヒロシマの心を世界に」個人演説会を宝塚市で開いて頂きました。記念に皆で撮った写真ですが、撤収作業中で間に合わなかった方もいらっしゃいます。皆様、有難う御座いました。
プログラムは、オープニングのコーラスで始まりました。曲目は、『長崎の鐘』(サトウハチロー作詞・古関裕而作曲)と『原爆を許すまじ』(浅田石二作詞・木下航二作曲)の二曲でしたが、どちらも感動的でした。衣装も素敵でした。
その後のプログラムは、私の後援会長を引き受けて下さった中川さんの開会挨拶、そして中川さんと私の「対談」です。
何となく、「徹子の部屋」ならぬ、「智子の部屋」の感じになりました。長い付き合いになるのですが、この対談でのやり取りをするうちに、これまで中川さんの判断で間違ったものはなかったのではないか、ということに気が付きました。
それから、被爆者の岡辺好子さんの被爆証言、弁護士の在間秀和さん、NPO法人の代表、今関明子さん等のリレー・トークがあり私の決意表明、そして最後に大島淡紅子さんの閉会挨拶で幕を閉じました。
私の決意表明はこれまでこのブログで取り上げてきたトピックをサラダのように「食べ易く」アレンジした積りです。それを社民党のキャッチ・フレーズ、「がんこに平和」と「くらしが一番」の二つの柱の下、分けてみましたが、その動画の見られるURLを貼り付けましたので、そちらで御覧頂ければ幸いです。
炎暑が続いています。皆様、くれぐれも御自愛下さい。
関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルは下記の通りです。
https://www.youtube.com/channel/UCNOCvMp5EfcUTqCYU6jgf0Q/videos
また、今後の予定等については、ツイッターを御覧頂ければ幸いです。
ツイッター https://twitter.com/akiba2040
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[2022/7/2 イライザ]
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Those who cannot remember the past are condemned to repeat it.
これは、哲学者ジョージ・サンタヤーナ(1863年—1952年)の言葉です。[写真は、Public Domain (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:George_Santayana.jpg) です。]
その意味は、「過去を記憶できないものは、その過去を繰り返す運命を背負わされる」です。
この言葉を理解して頂きたいのは、ウクライナ戦争から、初めて戦争の実相をリアル・タイムで、テレビやインターネットを通して体験している皆さん、ウクライナ・ショックを受けている皆さんです。
その皆さんはウクライナの「無辜の」市民が殺され、住まいを奪われ、難民として他国に逃げなくてはならない状況を元に、戦争の即時停止とロシア軍の撤収を要求しています。
その気持に便乗して、日本も自国を守るために核武装すべきだ、軍事力を強化すべきだと主張する、安倍元総理はじめ無知かつ無責任な政治家が出てきていることを私は許せません。
日本の歴史を振り返ると、戦前の日本はまさにその軍事力強化を国是にしたのです。その結果、他国への戦争を始め、世界を相手に戦争することになり、その結果、「国」や軍部に従わざるを得なかった「日本の」無辜の国民は、塗炭の苦しみを味わうことになったのです。
その歴史からの教訓を忘れないために作られたのが、日本国憲法、平和憲法です。「こんな思いを他の誰にも繰り返してはいけない」という被爆者の叫び、「若者を戦場に送るな」という先生方の反省も貴重です。
ウクライナの悲劇を口実に、このようなかつての「日本の」過去からの教訓を無視すれば、サンタヤーナの言うように、77年前の悲劇を再度味わうことになるのです。その愚を犯しているのが、軍事費の倍増や核武装を画策・扇動している政府や政治家です。
その愚を犯させないために、私は立候補しました。皆さん、心を一つにして歴史からの教訓を生かしましょう。
炎暑が続いていますので、皆様、くれぐれも御自愛下さい。
なお関連の動画は、ホームページやYouTube公式チャンネルを御覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCNOCvMp5EfcUTqCYU6jgf0Q/videos
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ボストンは大漁でした
ボストンから大漁の知らせが入りました。息子が 5人連れで釣りに出掛けて「大漁」だったとのこと。それも釣りを始めてすぐ、漁獲制限に達してしまったようです。(ボストン湾ではそんな規則があるようで、しかも持ち帰れるのは一人一尾。)
どれも、75センチくらい、10キロほどの大きさのストライプドバス (縞鱸) だとのこと。釣り船の船長の話によると、40年間、漁師をしている間、こんなに釣れたのは一度か二度しかなかったとのことでした。正に奇跡です。
息子にこんな奇跡が起きているのは、親の方にも同じような奇跡の起こる「予兆」なのかもしれません。
炎暑が続くようですので、皆様、くれぐれも御自愛下さい。
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[2022/7/1 イライザ]
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