これまでの選挙で学んだこと ――御支援を頂くために生かします――
これまでの選挙で学んだこと
――御支援を頂くために生かします――
これまで自分が候補になった選挙は7回、他の候補の応援のための選挙は数知れません。その度に、赤と青の手袋で私の考えを示してきました。
今回は、多くの選挙運動中に学んだその他の「選挙の常識」を三つ掲げておきましょう。私たちが「常識」だと考えていることとはかなり違う行動を意識しないと、良い結果につながらないのです。今回の選挙でも生かしたいと考えています。
一つ目は、「同じことを繰り返して言い続ける」です。初めての選挙は、私の前任者の大原亨さんと多くの集会で挨拶をし、街頭や屋内での演説会にも付き合って頂きました。数日経ってからの大原さんからの諭しの言葉です。
「君は学者だから、常に新しいこと、前とは違うことを話そうとしている。それは分るが、選挙で一番大切なのは、同じことを繰り返し繰り返し伝えることだ。それで初めて、君の言わんとしていることが伝わるのだ。」
数多くの選挙を経験して、この言葉の正しさを実感しています。今回も、一番大切な被爆の実相や核兵器の廃絶、そして人類の生存について何度でも繰り返し訴える覚悟です。
二つ目に上げたいのは、「自分の名前を繰り返して言う」ことです。普段の会話では、絶対にしてはいけませんし、それほど非常識な人はほとんどいませんので、実行するのが難しいことでもあります。
でも、街宣車の聞こえる範囲は限られていますし、しかも、車は動いているのですから、その音の聞こえるのは数十秒です。その間に自分の名前を聞いて貰えなければ、ただ五月蠅い街宣車が来たことしか、聞いている人には伝わりません。とは言っても聞こえている人にとっては、「連呼」が五月蠅い騒音であることも事実なのですから難しい点です。工夫をしながら迷惑の掛からない形で自分の名前を伝える努力が必要です。
そして三つめは、「握手が心をつなぐ」ことです。若い世代の人たちには、アイドル・グループの握手会などを経験して当り前のことだろうと思います。そしてケネディー大統領が初めて選挙に出たときに、母親のローズさんから、数は正確には覚えていないのですが10組くらいの手袋を貰い、それが全て擦り切れてしまったというエピソードを読んだことがあります。
私には強力な後援会組織がありませんでしたので、夜は繁華街でできるだけ多くの人に握手を求め、一票のお願いをしました。全国を対象にした比例区ではどれれくらぃ実行できるのかはわかりませんが、頑張りたいと考えています。
[2022/6/3 イライザ]
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