大好きなホンダN-WGNのボンネットが開かない ――マニュアルが全く役に立ちません――
大好きなホンダN-WGNのボンネットが開かない
――マニュアルが全く役に立ちません――
ホンダの軽自動車Nワゴン、略してN-WGN、を買ったのは2014年で、それ以来何の問題もなく乗ってきました。友人たちにも事ある毎に「お勧め」の車として推薦してきました。
それだけではありません。とにかく乗るのが楽しく、東は宝塚経由で京都まで、西は湯布院まで、合計13万キロも走りました。その間、何の故障もなかったのですからこれ以上の車は望めないとまで思っています。それが、何と言うことでしょうか、昨日、8年振りに大問題が発生しました。ボンネットが開かないのです。
発端は、この辺りの気温です。夜のうちに-7度になる日もあり、朝も1度くらいで、窓は恐らく降り掛かった雪のせいで汚れています。ウインド・シールド・ワイパーを使おうとしたのですが、ウインド・ウォッシャー液が出てきません。凍ってしまったのだと思い、温いウォッシャー液を足して融かそうとしたのですが、ボンネットが開きません。
車の中、アクセルの右上方にある、ボンネットオープンレバーを引いて、ボンネットが軽く開いた状態にはなったのですが、通常は、そこにレバーがあってそれを上に押すか左右どちらかに押せば、ボンネットを全開できるのですが、そのレバーの位置が分りません。
手で触ってもレバーがどれだか分りませんし、隙間から目で見てもレバーらしきものが見えないのです。これが前から見た隙間とそこから見えるエンジンルームです。中が暗いので良く見えないのですが、懐中電灯で照らしてみました。白い楕円の中にあるのは、手で触れば分るのですが、車の一部で押しても引いても動きません。その右の黄色の四角が実はレバーの一部なのですが、見えている部分、つまり手で触れる部分は、これも全く動きません。レバーは、その右下、隙間からは見えないところにあるからです。
困った挙句にガソリンスタンドで店員さんに教えて貰ってボンネットを開けて中を見ると、ここにレバーがありました。エンジンルームを上から見た画像です。
黄色い楕円で囲んだ部分がレバーです。上からは見えますが、横からは見えません。そのレバーの位置についてのホンダのマニュアルがこちらです。
説明の3では、「ボンネット中央のレバーを押して」と書いてあるのですが、軽く開いたボンネットの隙間から手を入れてもレバーには触れないのです。より正確には、次のように書くべきでしょう。
ボンネット中央の隙間から右手の人差し指を入れて、下方に折り曲げて左右に動かして下さい。上手く行けば左側にレバーがあることが分ります。それを左に押してください。上手く行かなければ、人差し指の位置を変えて試してみて下さい。
ホンダが最初に4輪車を製造販売した時に、ドライバーの手の届きやすいところに「小銭入れ」を配置したということを聞いて以来、消費者の立場を常に第一に考えてきたという印象のホンダなのですが、このマニュアルの説明は、「上手の手から水が漏れた」ということなのでしょうか。
[2022/2/23 イライザ]
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コメント
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どの車も、同じように、開くと、思っていました。自車に、関して、ですが。レバーを、上に、あげるだけ、と、思っています。ダイハツのミラ。コロナ、クラウン、セルシオ。まごついた、ことが、ありません。キャデラック・2台。どれも、同じような、開けかたのような・・。まごつく、ことが、ありません、でした。ホンダ車。一風変わったやり方を、することが、あるのですか。妙に凝ることが、あるのですか。車歴は、トヨタばかりですね。フレーム構造のクラウンが、好きでした。キャデラックは、モノコック構造、軽量化のため、FRPも、使用。フレーム構造のタイプは、モデルチェンジで,100kg重くなりました。キャデラックは、FF駆動,FR駆動と、乗りました。まだ、まだ、今後も、エンジンのみの、車に、乗りたいです。ホンダのオートバイ.60年前のドリームCM72..250ccが、あります。保存、保管でなくて、埃を、かぶって、倉庫に。前輪駆動のコロナ、後輪駆動のクラウンに、乗っていても、その違いがわからない、車の運転、感覚の音痴気味が、あります。
投稿: 60sp | 2022年2月23日 (水) 01時31分