久し振りの幟町茶寮
誕生日シリーズの続きです。誕生日を「口実」に、チョッピリ贅沢をするのが目的ですので、その日だけで終るのではありません。そして久し振りの幟町茶寮を堪能しました。まずは入口の佇まいが、いつ見てもお洒落です。
席はキッチンに近い、カウンターでしたが、正面の飾りが粋でした。
メニューですが、裏の写真を撮って来なかったのが悔やまれます。実は、幟町茶寮は、パリにも支店を出していたのです。日付がフランス語で書かれているのもそれと関連がありそうです。
メニューの料理を全てアップするだけの容量が与えられていませんので、特に印象に残ったものだけにしますが、まずは、大崎上島産の鱒と卵のポシェです。シャンパンに良く合う一品でしたが、「ポシェ」とは、英語にすると「ポーチ」で、低い温度で茹でることだそうです。
本来なら、家人の好きな熱燗ということになりますが、その日は、呉のお酒を応援しようということになったのと、真ん中に突起のあるグラスで美味しく飲めるらしいということで、冷酒にしました。私も勿論お相伴です。
この日のヒットは、アユのコンフィでした。「コンフィ」って良く分りませんので、クックパッドで調べたら、「「コンフィ」は鴨肉や鶏肉、豚肉、砂肝などに塩をすり込み、ひたひたの油脂の中で低い温度でじっくり加熱した料理。お店では、コンフィにした肉の外側をカリッと焼いてから盛りつけるので、見た目はシンプルに見えますが、じつはとても手間をかけた料理なんです」とのことでした。三つに切ってあったので、頭から順に食べられましたが、和食の鮎の美味しさとは別の世界に連れて行かれたような気分でした。
それから、メバルのポアレ、黒毛和牛ロースのグリル、土鍋御飯と進んで、マンゴーのティラミスになりました。誕生日のお祝いメッセージをチョコレートで書いてくれていましたので、そこでさらに盛り上がりました。
真ん中の白い脱退は蓋です--念のため。
こうして、久し振りの幟町茶寮から、本通りを通って広島市内の夜も久し振りにゆっくり楽しむことが出来ました。
[2019/6/17 イライザ]
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