脳梗塞の前兆? ――橈骨神経麻痺だったようです――
脳梗塞の前兆?
――橈骨神経麻痺だったようです――
[月曜日早朝の大阪北部を震源とする地震で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。また被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。]
年取ってくると、若いときとは肉体的そして精神的な反応速度や学習能力の低下、記憶力の減退等多くの違いが出てきます。生活習慣病等の症状が出ることもありますし、ガンの場合には早期発見によって大事に至らなかったケースも多いようです。とにかく、普段とは違ったことが起きたら用心に越したことはない、という考えで生活するようになってかなりの時間が経ちました。
とは言っても毎日のように身体的な異常がある訳ではありません。そしていざ、どこかに異常を感じると過剰反応になってしまうのかもしれません。
実は一昨日の夜、本を読みながらつい眠ってしまい、目が覚めたら、左腕が痺れたいたのです。力も入りません。たまにはそんなことも経験していましたので、少し時間が経てば治るだろうと考えていたのですが、本格的に就寝時間になっても治りません。朝までには治るだろうと思ったのですが、日曜の朝になっても症状は変りません。
症状は、下の写真の親指の外側の痺れが強いこと。楕円で、痺れの強いところを示してみました。親指の先も痺れていました。
左手に力も入りませんでした。この写真は、元に戻ってからのものですが、こんな具合にコップを持とうとしても力が入らず持てませんでした。
片半身の痺れや麻痺と言えば、脳梗塞が頭に浮びます。ネットで調べると、脳梗塞の前兆として、一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれるものもあり、そのチェックのためには、ABCDDチェック法という簡易な判断基準も掲載されていました。
・Age(年齢)
60歳以上 1点
・Blood pressure(血圧) 140/90mmHg以上
1点
・Clinical symptoms(症状) 体の片側の麻痺
2点
麻痺を伴わないろれつ障害 1点
・Duration(症状の持続時間) 60分以上 2点
10~59分 1点
・Diabetes(糖尿病) あり 1点
その結果は6点で、可能性はそれなりにありそうです。もう一つ、FAST というチェック方法では、Face (顔) 、Arms (腕)、 Speech (言葉)、 Time (時間が勝負なので救急車を)というキーワードで、一つでも該当すれば救急車を呼ぶようにとの指示までありました。こちらは、大丈夫だったのですが、油断はできません。
でも、日曜で当番医には脳神経外科の専門医はいませんでした。とにかく大事を取って、しばらくはあまり動かないようにしていました。
月曜日は朝一で、前にも診て貰ったことのある脳神経外科でMRIを撮って貰いました。その結果は、脳梗塞の心配はなく、表題の橈骨神経麻痺だろうとのことでした。英語では、Saturday Night Palsy (土曜の夜の麻痺) というロマンチックな名前も付いていますが、恋人に腕枕を長い間続けていると、頭の重さでその部分が麻痺してしまうという意味です。亀田グループポータルサイトに分り易い説明がありました。
でも実際には、「飲酒の後、何かに寄りかかって眠ってしまった場合が大半」だとのことで、今後は、飲酒後どんな姿勢でどこで寝るのかについて、特に気を付けなくてはならないという教訓として受け止めました。
[2018/6/18 イライザ]
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コメント
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それはひと安心でした。そういうケースは老人ホームのお年寄りにもおられます。重労働で若い頃に酷使したというケースで慢性化してしまっているケースはあります。ただ、それで結局寝たきりに近くなることもあるので、お大事になさってください。
投稿: hiroseto | 2018年6月19日 (火) 10時45分
「hiroseto」様
コメント有り難う御座いました。
そして貴重な情報、有難う御座います。重労働してきた訳ではありませんので大丈夫だとは思いますが、用心に越したことはないので、無理はしないようにします。
投稿: イライザ | 2018年6月19日 (火) 11時03分