3月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)
3月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)
農園が納品した安芸の郷のブルーベリーはコンテナ型の冷凍庫に保存され、ジャムやソースの加工に利用され、冷凍生食の1キロ単位での販売も在庫があるので3月に入ってもほぼ毎日お客さんが購入においで頂いている。ブルーベリーは加工がしやすいのと冷凍での保存がきくので障害者の皆さんの作業も年間を通して作業が続いている。
夏の収穫期を前に冬から春はブルーベリーの剪定が品質の維持と木の生長に欠かせないので、こつこつと作業を続けている。3月も21日の彼岸が一日中雨。この雨は前々日から3日間続いたので作業はあきらめる。農園のブルーベリーの場所は家の前の畑が上中下の3つと家の北側の里山に東西2つからなっている。山側の剪定が3月25日に終わり一区切りついた。一区切りつくと過ぎた冬の季節にもお別れ気分になる。中旬になると生き物が出てくる。イノシシ、アマガエル、タヌキが地面を這い、キジ、ヒヨドリ、ウグイスなどが鳴き声を響かす。作業する目と耳から自然の営みの様子が入ってくる。
3月3日水路の法面の野焼き。いつもして頂いている隣の田んぼの農家の方が毎年この時期に伸びきったススキなどの草むらを焼いている。他の道路沿いの田んぼや畑の法面はそこの農家の方が刈ったり焼き払ったりして管理し景観を保っている。
3月11日。ナンテンの実。ところどころの実が取りがついばんでなくなっているがまだ全部ではない。冬の寒波がひどかったので実の色も大部分が黒ずんでいる。鳥にとってこの状態でのお味は?
3月17日。2月に続いて今度は柵をしている山の西側にイノシシが侵入。大きな穴を掘っていた。クズの根を掘って食べるのが目的のようだ。スコップでもとに戻し、周囲の柵を補修して回った。
3月18日、援農。一人黙々と剪定を手伝って頂いている安芸の郷の若者。下の畑に場所を定めてたくさんの木を切る体験を通してやり方を学んでいく。
3月18日。オオイヌノフグリ。地面低く咲く早春から咲く野の花。
3月25日。作業の手を休めて休憩後真ん中のブルーベリー畑で、生き物に出会った。一瞬ハクビシンかと思ったが動きがのんびりしているので狸らしい。モグラでもいるのかしきりに法面の中に口を突っ込んっでいる。このあと私たちを横目に悠然と茂みの中に入って行った。
3月25日。ブルーベリーの太い枝を切っているとアマガエルが出てきた。
3月25日。一区切りついた山側(里道を挟んで西と東にある)のブルーベリーの剪定が終了。今年は新梢が出るのを促す目的で古くなった太い枝を思い切って間引いたり、ホームベルという品種は全部切る方法もとった。
3月25日。真ん中のブルーベリー畑の剪定作業。山の剪定が終わり一区切りついて最初の一列目。気温が高く汗ばむ陽気だった。
3月25日。早生のタイプのチャンドラーの花芽。この一芽からせり出すように釣鐘状の花が10個くらい咲く。剪定も終わったのであとはミツバチの到来を待つ。
2018年3月30日
社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良
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山本薩夫監督『白い巨塔』'66で財前五郎はモンブランの万年筆を使っていた、ような。(ような→では弱い→たしかに)
郵便局から田舎の母に仕送りする時、一瞬キャップの頭が見えた。
現金書留封筒(と思う)にモンブラン。このギャップを見せたかったか。
原作は読んでいないので、原作通りかは、?!?
総務省だかが行っている「家計調査」の項目から【万年筆】が消えた時、時代の必然とはいえ、嗚呼!と。
不思議⇒欧米では長いことタイプ全盛であったのに→万年筆メーカーがあまり!?衰退しなかった??→映画でも→愛用の万年筆でどうのはあまり見かけず→手書きはもっぱらサインだけ→ほかにどういう時に万年筆を使うのかしらんと。
投稿: されど映画 | 2018年3月25日 (日) 18時02分
「されど映画」様
コメント有り難う御座いました。
アメリカでは、サインする機会はかなりありますし、重要な契約とか書類には万年筆という使い分けもあるようです。それと個人の「journal」、日記とか備忘録といった感じのものには万年筆という人もいました。
私は、原稿を書くとき、理性より感性に頼るときには万年筆を使っていました。書き直しをしなくて済むようにじっくり考えながらという時もあり、鉛筆で書いたものを清書するときに万年筆を使ったりです。
投稿: イライザ | 2018年3月26日 (月) 11時42分
20代の頃はモンブラン146、プラチナ#3776
ウオーターマン、ペリカン、パーカーなど10本
近く持っていました。使わなくなると愛着も薄れ
欲しい人にあげていたら、手元にゼロになりま
した。今いくらするんだろうと調べたら、えらく
高かったw
投稿: ⑦パパ | 2018年3月27日 (火) 12時18分
「⑦パパ」様
コメント有り難う御座いました。
イヤーッ! すごく気前のいい話で羨ましい限りです。貰った人たちは本当にラッキーでしたね。
投稿: イライザ | 2018年3月27日 (火) 21時02分
...ウォーターマンに我がセンサー反応→さみだれコメント許されて...
『お役所の掟』がヒットの頃→『SPA!』に作者ともどもその万年筆が→ ! →すぐさま色違いを購入。が、しばらくして飽きてしまい、今はシェーファーのみ。('70年代初め『暮しの手帖』に”チープシックの万年筆”とかと→それが出会い→さすがに今はチープでないものを)
小田実の小説『現代史』でヒロインはシェーファーの万年筆を使っている。
きっとオダ・マコもご愛用とサインを頂戴した際たしかめた→ !→何度目かの時→紫がかったblueのインク!→こういう色があったとは→以来この色いちず→turquoise (前はpeacock blue)も気に入ってる。
投稿: されど映画 | 2018年3月28日 (水) 09時59分
「されど映画」様
コメント有り難う御座いました。
インクの色と言えば、梓みちよの『メランコリー』には、「緑のインク」が出てきましたね。これが英語では、turquoiseなのでしょうか。
投稿: イライザ | 2018年3月28日 (水) 16時02分