体内年齢 ――誕生日に、一歳増えるのは何故?――
体内年齢
――誕生日に、一歳増えるのは何故?――
健康な生活を送る上で、体重を毎日測るのは当然です。そのための体重計が沢山出ていますが、私の愛用してきた機械は、良く見ると「体重計」ではありません。「体組成計」と書いてあります。
それが測ってくれる項目は、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、筋肉量、筋肉量スコア、推定骨量です。最初の設定で、生年月日や身長もインプットしておきますので、「年齢」も表示されます。
「体組成計」に乗った後、次々と表示される数字を見て判断するには項目数が多過ぎますので、体脂肪率くらいは見ますが、その後は、「体内年齢」くらいを見て、何となく安心しています。
その「体内年齢」についての説明では、「基礎代謝の年齢傾向と、タニタ独自の研究により導き出した体組成の年齢傾向から、測定された結果がどの年齢に近いかを表現したもの」だそうです。
より具体的には「筋肉量が多く、脂肪率が低くて、体重あたりの基礎代謝量が高くなる程、体内年齢は若くなります」ということですので、年齢が直接、影響を与えるのではなく、年齢とともに変わるであろう筋肉量や脂肪率や基礎代謝量から、体内年齢が計算されているのだろうと思っていました。
しかし、このところ毎年、不思議に思ってきたことは、①この体内年齢は一年を通して全く変わらない。 ②しかし、誕生日を迎えた日には、必ず一歳高くなる、ということです。
私の誕生日は11月3日なのですが、体内年齢は、今年の11月2日に測定した時には49歳、でも11月3日には50歳になりました。この一日で、筋肉量も脂肪率も、基礎代謝量もほとんど変っていないのに、です。
11月3日以降、ずっと50歳です
先日のAFS同期生の会でもこのことが話題になりました。同じくタニタの「体組成計」を持っているB君も、誕生日を迎えると体内年齢が一歳上がることを不思議に思っていたそうです。どうしてなのでしょうか。誰でも若い身体を保ちたいという願望があることに、メーカーのタニタが応えているのかもしれません。
そこで、「仮説」を立てて見ました。
[仮説 1] 高齢者が努力して健康維持をする上でのインセンティブとして、筋肉量や脂肪率、体重あたりの基礎代謝量等の傾向を少しは反映させて、値の良い人は15歳若く表示、普通の人は10歳若く表示、それほどではない人には5歳若く表示する、というのが、体内年齢の「秘密」なのではないか。だから、誕生日になると、いわば「下駄」の部分が一歳上がるので、49歳が50歳になるというようなことが起きる。
異論、反論、その他の論大歓迎ですので、宜しくお願いします。
[お願い]
文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
コメント
« 高齢者の健康 ――AFS同期生から学んだこと―― | トップページ | ソバキチ ――新丸ビルの7階です―― »
「心と体」カテゴリの記事
- ポパイの好きな ほうれん草(2022.06.14)
- 署名運動さえ難しい時代になったようです ――相手によっては、善意が悪用されるかもしれません―― (2022.03.05)
- 「昔馴染みの病院長から旧友たちへ」 ――転倒しない、滑らない―― (2022.02.25)
- ワクチンの副反応が出ました ――抗体が作られているのだと考えています―― (2022.02.06)
- ワクチン大規模接種会場が超「密」 ――国家権力の都合が私たちの生命より優先されている―― (2022.02.05)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 三代目の庭園灯です(2022.08.08)
- 戦没者慰霊碑の清掃(2022.08.02)
- ブログを再開しました(2022.08.01)
- ブログの再開は8月1日を予定しています(2022.07.19)
- ブログは少し休みます(2022.07.15)
「高齢者」カテゴリの記事
- 戦没者慰霊碑の清掃(2022.08.02)
- ブログを再開しました(2022.08.01)
- 京都行き・食事編 ――湯豆腐と、友人たちとの宴と―― (2022.05.11)
- 恒例のバーベキュー ――成長した子どもたちと頑張っている高齢者たち―― (2022.05.07)
- 「尾木ママ」との対談の後編が出版されました ――Meishaミーティングの2回目もオンラインで開催―― (2022.04.25)
「健康」カテゴリの記事
- ブログは少し休みます(2022.07.15)
- ポパイの好きな ほうれん草(2022.06.14)
- ようやく春らしくなってきました ――ウォーキングのルートで見る花―― (2022.04.08)
- 「昔馴染みの病院長から旧友たちへ」 ――転倒しない、滑らない―― (2022.02.25)
- オミクロン株の特徴を踏まえた効果的な対策 ――分科会も真面目に仕事をして下さい―― (2022.02.07)
コメント
体重計は個人でもタニタ、オムロン、ノキアなど使ってきましたし、ホテルでも色々なメーカーもので測ってみていますが、私個人の経験ではタニタが最も若い年齢を出すようで、タニタと他メーカーでは20歳以上の年齢差があることもありました。
また、各値も朝と夜、食前と食後で違いますが、その変動もタニタが大きかった印象があります。
ところで、広島県と県医師会の「ひろしま健康カード(HMカード)」をスマホに登録すると、毎日の歩数や体重測定でもポイントが貯まり、ゆめタウンやフレスタなどで使える制度がありますが、期間限定で今ならカープデザインのカードです。
http://www.hm-net.or.jp/hm-card/
「工場長」様
コメント有り難う御座いました。
かなりのバラつきがあるようですので、私の体内年齢は、その好い加減さがたまたま数字になっただけかもしれません。
「ひろしま健康カード」を申し込もうと思って検索しましたが、実際に薬局の店舗か病院に行かなくてはならないようですね。どこか便利なところを探して発行して貰います。
体重計は個人でもタニタ、オムロン、ノキアなど使ってきましたし、ホテルでも色々なメーカーもので測ってみていますが、私個人の経験ではタニタが最も若い年齢を出すようで、タニタと他メーカーでは20歳以上の年齢差があることもありました。
また、各値も朝と夜、食前と食後で違いますが、その変動もタニタが大きかった印象があります。
ところで、広島県と県医師会の「ひろしま健康カード(HMカード)」をスマホに登録すると、毎日の歩数や体重測定でもポイントが貯まり、ゆめタウンやフレスタなどで使える制度がありますが、期間限定で今ならカープデザインのカードです。
http://www.hm-net.or.jp/hm-card/
投稿: 工場長 | 2017年11月16日 (木) 08時02分
「工場長」様
コメント有り難う御座いました。
かなりのバラつきがあるようですので、私の体内年齢は、その好い加減さがたまたま数字になっただけかもしれません。
「ひろしま健康カード」を申し込もうと思って検索しましたが、実際に薬局の店舗か病院に行かなくてはならないようですね。どこか便利なところを探して発行して貰います。
投稿: イライザ | 2017年11月16日 (木) 20時36分