第48回総選挙公示日 (第一日目) ――比例だけの選挙は初めてです――
第48回総選挙公示日 (第一日目)
――比例だけの選挙は初めてです――
昨日のブログでは、10月10日告示、同22日投票と書きましたが、衆議院議員選挙と参議院議員選挙の場合は「公示」、その他の選挙の場合には「告示」と言うようです。
その公示日、つまり選挙の初日ですが、これまでとはずいぶん違った一日になりました。小選挙区で立候補し、同時に比例代表にも「重複」立候補をする場合、基本的には小選挙区で当選することを最優先して選挙運動を行います。その際に使える選挙カーは、候補一人に一台と、所属政党の政策を訴えるために使われる「政連車」と呼ばれる二台があります。
しかし、小選挙区の候補ではなく、純粋に比例代表候補の場合、所属政党が各地域ブロックで使える選挙カーは一台しかありません。それも中国ブロックの場合、5県を回りますので、例えば広島県を駆け巡るのは5分の1、多くて3日です。
小選挙区の候補であれば、朝早くから夜遅くまで食事やトイレの時間も惜しんで動き回らないといけないのですが、純粋の比例代表の場合、立憲民主党の組織にも初めて入った訳ですから組織力・機動力が全く違います。中国ブロックのスタッフは岡山や島根、山口を拠点にしていますので、広島にはポスターやチラシの証紙貼りをしたり、電話を掛けて投票依頼をしたりする小選挙区規模の選挙事務所もありません。友人の好意で、最低限の仕事をするスペースをお借りできましたが、そこでの作業は明日からです。
結局、第一日目の今日はマスコミからリクエストのあった調査票の書き込みと、メールや電話で、立候補に至った簡単な説明をすることで精一杯でした。特に大変だったのは、調査票の書き込みです。初めて自分で書くという経験をしましたが、細かく色々なことを書き込まなくてはなりません。しかもかなりプライベートなことまで、そして、生れてから今までの歴史を全て網羅しなくてはなりません。
まずは朝日新聞社の調査用紙を御覧下さい。
1社の用紙に記入するだけでも大変なのですが、マスコミ関係の全社からの依頼がありますので、総量はかなりあります。多くの人が手伝ってくれている場合でも、調査用紙の記入の大変さは聞いていましたが、家人と二人で手分けして掛っても、疲労困憊でした。しかも、内容は各社ほとんど同じです。時間が勿体ないとは思いましたが、とにかく午後までには済ませることができました。改善のための提案を選挙後にできればと思っています。
クリアーファイルでのリクエストもありますので、分量はもっとあります。
その後、メールと電話そしてツイッター等の発信に取り掛かりました。たくさんの方から激励して頂きましたので、こちらは元気のもとになりました。
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