八王子平和・原爆資料館 ――竹内良男さん・佐藤あずささんの案内で見学しました――
八王子平和・原爆資料館
――竹内良男さん・佐藤あずささんの案内で見学しました――
昨年の9月、「忘れられた」金輪島、というタイトルで竹内良男さんが掘り起こした金輪島の歴史を紹介しましたが、今回は同じく竹内さんに教えて貰った八王子の歴史、そして市民の手で20年間活動を続けてきた「八王子平和・原爆資料館」を御紹介したいと思います。
八王子平和・原爆資料館に近いJRの駅は西八王子でした。改札口で出迎えてくれたのは、竹内さんと八王子市市議会議員の佐藤あずささんでした。二人がまず案内してくれたのは、資料館のすぐ隣の市役所周辺です。実は、八王子市は、今話題になっている萩生田光一官房副長官の地元ですので、かなり保守的な土地柄なのです。でも平和をテーマにした石碑や像も多く、また1945年8月2日には死者450人、被災人口約7万7000人と言われる八王子空襲があり、その爪痕が今でも残っています。
このブロンズ像は圓鍔勝三氏による「平和な朝」です。皆さん御存知のように圓鍔氏は尾道市出身の彫刻家で文化勲章受章者です。広島駅の新幹線口にある「朝」を思わせるテーマです。
また、八王子市の主要な公園である冨士森公園には「平和の像」があります。これは、八王子市が非核平和都市宣言を行った10周年を記念して1993年に建立された「平和の像」です。これも圓鍔勝三氏の作品です。
八王子市の平和と原爆に関連する史跡はそれだけではありません。時間があれば案内しますと、竹内さんには言われたのですが、私が知らなかった多くの場所とそれぞれの簡潔な説明を付した地図を頂きました。その表紙です。
どこかで見たことのあるデザインですね。そうです、金輪島の島めぐり案内冊子の表紙と同じデザインです。ということはこれも竹内さんの作品だということです。次にこの小さなパンフレットを開くと、八王子の平和関連の場所がいくつも紹介されています。
左上の説明を大きくしてみると、「ランドセル地蔵」の紹介があります。
左下は浅川地下壕の説明です。
なかなか平和・原爆資料館に辿り着きませんが、それは次回に回したいと思います。
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