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2017年5月 5日 (金)

施行70年 いいね! 日本国憲法 平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会-1500人参加

施行70年 いいね! 日本国憲法

平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会-1500人参加

 

一日遅れとなりましが、5月3日中央公園ハノーバー庭園で開催された「平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会」の模様を報告します。

 

5月3日の憲法記念日に別々の護憲集会を開催してきた県内の各団体や市民が結集して昨年初めて共同開催された「5・3ヒロシマ護憲集会」が、今年も午後1時から「ストップ戦争法ひろしま実行委員会」の呼びかけで、好天に恵まれ1500人が参加して開催されました。

 

憲法違反の戦争法や特定秘密保護法を強行成立させ、さらに共謀罪の成立を目論む安倍政権が、声高に「改憲」を主張しているだけに、参加者の多くが「憲法の危機」を感ずる中での集会となりました。

 

若い女性弁護士依田有樹恵さんの司会でスタートした集会では、主催者を代表して広島県平和運動センター議長(県原水禁代表委員)の佐古正明さんが、「70年前の5月3日日本国憲法は動き始めました。安倍政治への怒りの声が大きくなっています。これまでの運動を上回る活動によって安倍政権を退陣に追い込みましょう。」とあいさつ。

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続いて歌手の二階堂和美さんによる歌のアピール。ただ一曲でしたが選ばれた歌は、美空ひばりさんが1974年に開催された「第一回広島平和音楽祭」で、この音楽祭のために作詞、作曲され歌った「一本の鉛筆」。二階堂さんは、美空ひばりさんが、横浜大空襲を体験したことに触れながらその思いを紹介し、「憲法はいま改めて見直されるとき。理想は掲げもっていかなければならない」と訴え、「一本の鉛筆」を熱唱。会場からは、共感の拍手が大きく広がった。「フラワーフェスティバルのメインテーマ曲として毎年うたわれるべき」との声も。

 

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いよいよ今日のメイン、日体大教授で「戦争させない1000人委員会事務局長代行、九条の会世話人」の清水正彦さんの「市民と野党共闘で安倍政権を止める!」と題した記念講演。

 

清水さんの講演は、「けんぽうと言っても少林寺拳法ではありません。」とユーモアを交えながら始まりました。

 

最初に、現憲法の根本を覆す自民党の改憲草案(①国家主義②人権規定➂平和主義)を厳しく批判。人権規定では、「大幅な規制」を加え「義務規定を拡大する」問題を指摘しながらも、私たちの人権意識への問題指摘も。いわく「こうした講演会の後にはよく懇親会が開かれるが、その会場に入ったとたんに他人の迷惑も考えずタバコを吸う人がいる。人権を言う人の中にも、本当に理解しているのかと考えてします。」と。

 

続いて「日本国憲法の平和主義の意義」を改めて強調。特に9条のみならず憲法前文の大切さが訴えられた。「平和主体は、日本国民だけに限っているのではない。全世界の人々の平和を訴えている」と。さらに「日本国憲法をぜひ読んでください」との呼びかけ。私の憲法講演会でも強調していることですから「そうだそうだ」と共感。

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さらに「戦争法反対運動の成果と課題」にテーマが移り、中央での主要な3団体の共闘の実態や組織の概要・活動内容、そしてその成果詳しく報告しながら「下からの積み上げが、なかなか動きが鈍かった国会議員動かした大きな力になった。」と運動の意義と役割を強調された。

その中で私の印象に残ったことは「1959年の安保闘争時は、組合の組織率は32.2%。でも今は、17.5%しかない。より広範な運動になっているといえる」と指摘しながらも「平和フォーラム(広島では平和運動センター)の果たして来た役割も大きかった」と話されたことです。私たち「戦争をさせない1000人委員会」が果たさなければならない役割を再確認しました。

 

清水さんは、さらに昨年参議院選挙の参議院選挙の一人区の市民との野党共闘の成果を消化し、「次期衆議院選挙で改憲勢力を3分の2以下に抑えるためには、野党統一候補の擁立がどうしても必要だ」と訴えられました。

 

終わりに、今後の課題として「自己満足にならずに、一人で来ないでください。そして若者に働きかけてください。その時は、上から目線でなく。」と言いながら「今日、だれか一人でもこの集会に誘いましたか」との問いかけ。

さらに社会に関心を持つことが大事だとし、東京新聞の記事を例に「選挙では、新聞を読んでいる人の投票率は、86.1%と高い」ことも紹介。そして最後に「安倍の反憲法の動きにNOを言わなければならない」ことを強調され講演は終わりました。

 

1時間余りの短い時間でしたが、滑舌よく、まとまりのある内容は、多くの参加者に共感を呼びました。

 

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集会の最後に、参加者全員で「アベ政治を許さない」をシュプレヒコールするとともにフライヤーを掲げて今後も共同してがんばる決意を固めました。

 

安倍首相は、同じ日に都内で開いた改憲集会にビデオメッセージを寄せ、2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と明言したそうです。

いよいよ私たちの護憲運動が、正念場を迎えました。決意を新たに運動の輪を広げたいと思います。

 

当日会場で集まったカンパ額は、306486円でした。ご協力をいただいた皆さんありがとうございました。

 

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