お節介なアプリを二つ削除 ――このブログの乱れも減るはずです――
――このブログの乱れも減るはずです――
このブログの「読者」の中には、たまに、ページのレイアウトが乱れていることに気付かれた方がいらっしゃると思います。気付き次第、苦労して変てこな改行やマージンの取り方を元に直してきてはいたのですが、何故そんなことが起きるのか分らずにいました。
今週末、ようやく犯人が分りました。
ブログを書くときの編集画面に、G) から始まって、英文の現れるときがあったのですが、これが「Ginger Page」という英文チェックのためのアプリで、私の使っているブラウザーでもなぜか拡張機能として、ブログ編集の時だけ顔を出していたのです。
ワープロやメールを使うときには、それぞれスペルチェックの機能が付いていますし、提案機能もそれなりにあり、「Ginger Page」は顔を出さなかったので気付き難かったのですが、ブログの編集をするとき、つまりブラウザーを使っているとき、しかも日本語で書いているときに勝手にしゃしゃり出て、句読点やカギ括弧があると悪さをしていたのです。
早速、拡張機能から削除し、ソフトそのものも削除しました。今後はレイアウトの乱れは、ほとんどなくなるはずです。英文のチェックをするソフトですので、英文の時だけ顔を出してくれるのならそれなりに使えるとは思いますが、日本語で書いているのに勝手に英文のルールで、しかもこちらでは変えて欲しいとは一言も言っていないのに、勝手なことをするとは呆れてものが言えません。もし同じような現象で悩まれている方がいらっしゃれば、こんな可能性も考えて下さい。
もう一つは、Intel security 提供の「True Key」です。こちらもある日突然、起動画面に表れて、「パスワードなしで起動しませんか」とアピールしてきました。「Intel」社だから問題はないのかと思い、また「顔認証」でパスワードの入力が不必要になるのなら便利かもしれないと思い、登録しようとしたのですが、それが間違いの元でした。
まず、顔の認証ができません。Skypeを使っての通話や会議をしたときにカメラを通してお互いの顔を見ることがありましたので、カメラもあり、それは今まで普通に使えていたにもかかわらず、何回試しても顔を認識して貰えません。
それでも、他の仕方があるのかと思いきや、一つのアプリから他のアプリに飛ぶ度に、今までは、保存してあったパスワードで簡単に入れたにもかかわらず、登録画面のようなところに入らされ、もう一度すべての情報を入力するように求められました。さすがにこれは、「フィッシング」の可能性が高いと思い、その時点で中止しました。
後で調べてみると、ホームページもきちんとしているようなので、問題はないのかもしれませんが、そもそも、「フィッシング」かもしれない、と思わせるようなアプリをIntelが提供するのは問題なのではないでしょうか。
私の誤解もあるのかもしれませんので、良く御存じの方がいらっしゃいましたら、御教示のほどお願い致します。
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機能拡張では便利がお節介になることもありがちなことで、ワープロソフトですら Microsoft の Word をはじめ殆どが英語圏で開発されたものなので、日本語では便利な機能がお節介になることも多く、DTPソフトを使う出版業界に限らず、文章を多く書く人も最終的な割付までシンプルなエディターで行う人が多いようです。
True Key は Intel が競合していた Password Box を買収して不評でしたが、iPhone版もあるので私も一時期使ってみたものの、特に Apple純正の Touch ID や Apple Watch を使ったログインに比べて優位性は感じられなかったので、あまり使いませんでしたが、特に Windows では他のセキュリティソフトとの絡みなどで不具合が起きやすく、そうなると面倒だろうということは想像できます。
不精な私は何でも自動が好きですが、高度な自動化は不具合が出た時の対応が大変で、True Key は、まだアンインストールが楽なことが救いですが、削除すら苦労するものも少なくないので、そうしたものを使う時には必ず削除の方法から先にチェックしています。
もう一つ捕捉しますと、True Key をすぐに使わなくなったのは無料で使えるのが15のIDまでで、私の場合、軽く100を超えていますし、有料サービスを一定期間無料で使える制度はあるものの、それこそNTTやdocomoですら、契約は簡単なのに解約には何十倍もの手間がかかることは良くあることなので、そこまでは試しませんでした。
「工場長」様
二つのコメント有り難う御座いました。便利さと安全性とは相反する方向を向いているのですから、上手い着地点がなかなか見付からないのも仕方のないことなのかもしれません。試行錯誤の末に、少しでも良い解決策が現れることを祈っています。
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機能拡張では便利がお節介になることもありがちなことで、ワープロソフトですら Microsoft の Word をはじめ殆どが英語圏で開発されたものなので、日本語では便利な機能がお節介になることも多く、DTPソフトを使う出版業界に限らず、文章を多く書く人も最終的な割付までシンプルなエディターで行う人が多いようです。
True Key は Intel が競合していた Password Box を買収して不評でしたが、iPhone版もあるので私も一時期使ってみたものの、特に Apple純正の Touch ID や Apple Watch を使ったログインに比べて優位性は感じられなかったので、あまり使いませんでしたが、特に Windows では他のセキュリティソフトとの絡みなどで不具合が起きやすく、そうなると面倒だろうということは想像できます。
不精な私は何でも自動が好きですが、高度な自動化は不具合が出た時の対応が大変で、True Key は、まだアンインストールが楽なことが救いですが、削除すら苦労するものも少なくないので、そうしたものを使う時には必ず削除の方法から先にチェックしています。
投稿: 工場長 | 2017年4月 3日 (月) 08時34分
もう一つ捕捉しますと、True Key をすぐに使わなくなったのは無料で使えるのが15のIDまでで、私の場合、軽く100を超えていますし、有料サービスを一定期間無料で使える制度はあるものの、それこそNTTやdocomoですら、契約は簡単なのに解約には何十倍もの手間がかかることは良くあることなので、そこまでは試しませんでした。
投稿: 工場長 | 2017年4月 3日 (月) 10時53分
「工場長」様
二つのコメント有り難う御座いました。便利さと安全性とは相反する方向を向いているのですから、上手い着地点がなかなか見付からないのも仕方のないことなのかもしれません。試行錯誤の末に、少しでも良い解決策が現れることを祈っています。
投稿: イライザ | 2017年4月 3日 (月) 14時59分