Amazon の Fire TV Stick ――長押し「30秒」と、なぜ最初の画面で教えてくれないのか――
Amazon
の Fire TV Stick
――長押し「30秒」と、なぜ最初の画面で教えてくれないのか――
喜ぶべきか、悲しむべきか、はたまた怒るべきなのか良く分りませんが、このブログのネタに困るとコンピュータやインターネット関連のトラブルが起きて、それにどう対応したのかを報告する回数が多くなっています。
今回のトラブルのそもそもの原因は、我が家のテレビRegzaで、YouTubeが見られないことでした。RegzaでYouTubeが見られたのは、東芝が自前のサービスを提供していたのではなく、Google社のYouTubeXLというサービスにつなげていたからに過ぎません。そのサービスをGoogle社が止めたために、古いRegzaではYouTubeから見られなくなったのです。ネット上には「いつ終了するか分からない他社のサービスでテレビの機能を提供しているとは思いもよりませんでした」という反応がありました。
とは言っても、背に腹は代えられません。有料の代替策を探したのですが、候補として残ったのが二つでした。Chromecastという機器を買って、それをテレビに付けるか、Amazonのfire TV stickにするのかのどちらかという選択です。
結局、Amazon の Prime会員になっていますので、Amazon ビデオの見放題、という特典を優先してfire TV stickを買いました。
fire TV stickです
こちらが買わなかったChromecast
設定は簡単だということでしたので、テレビのHDMI端子につなぎ、電源にもつないでテレビを付けて現れるであろう設定画面を待っていたのですが、なかなか現れません。電源コードを抜いたり差したり、またHDMI端子への抜き差しを繰り返して、ようやく画面が現れました。
そこでのプロンプトは「リモートを探しています。🏠をタップしてください」というものでした。リモコンの「🏠」をタップ(軽く叩く)したのですが、何も起こらず、次に画面が変わり、「次のことを試して見て下さい」になり、三つの選択肢が示されました。
一つは、リモコンの電池を変えてみること。二つ目は、stickの電源を入れ直すこと。もう一つは、「🏠」を10秒間長押しすること、でした。それでも同じ画面が出続けて、次に進みません。仕方なく、夜でしたが、Amazonのサービスセンターに電話をしました。Appleの電話サービスも丁寧でお勧めしますが、Amazonのサービスセンターも同じように丁寧かつ忍耐強く対応してくれました。
ただし、その結果は、ちょっと残念な点が残りました。設定の最初からやり直したのですが、結局何も変らず、長押しを10秒くらいで諦めよぅとしたときに電話の向こうからの指示は「長押しは30秒ですから10秒で止めないでください」でした。
えっ!!!????----画面のプロンプトは確かに「10秒」と書いてあります。「タップ」は「軽く叩く」そして、それがだめなら「10秒」ですから、何回も試みたときにはそれより長く押した積りではいたのですが、「30秒」までは行かなかったのでしょう。30秒なら最初からそう書いてくれれば、気長に押し続けたはずです。そうして貰えていれば、何も電話をしなくても良かったのに――。
とは言え設定は終りました。次はAmazonの見放題映画のどれを見ようか、リストを眺めています。
[お願い]
文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 違和感のある日本語 ――「やんちゃ」と「いじる」―― | トップページ | 森の工房AMAのサクラの様子など »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- TP-LINKの爆速ルーター ――Archer AX73Vは、3倍の速さです―― (2023.11.01)
- マウスを快適に使うために ――ドンピシャの「リスト・レスト」は百均で売っていました―― (2023.09.21)
- お気に入りのキーボードを使い続けるために ――SetPointというソフトが起動するための対処法を講じました―― (2023.09.17)
- iPadもカメラとして使える! ――目から鱗とはこのことです―― (2023.06.23)
- 父の日の夕焼け ――気を遣う仕事が増えているので、ブログは息抜きの場に―― (2023.06.20)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 姉妹公園協定のために投下責任を「棚上げ」? ――「棚上げ」して、誰が得をするのか?―― (2023.09.26)
- 「原爆にさわる」 ――映像ジャーナリスト熊谷博子さんの言葉―― (2023.03.23)
- 成田発言のおぞましさ検証 (3) ――1,000万人もの人をどう殺すのですか?―― (2023.02.28)
- 非暴力社会を目指す(2022.06.13)
- The World Financial Review に掲載されたインタビューの和訳をアップします。(2022.05.01)
「音楽」カテゴリの記事
- 断酒の障害が分りました ――甘い言葉でした―― (2023.07.04)
- 日記を付けなくても良いと考えた理由 ――去年も同じ日に日記のことを書いています―― (2023.04.23)
- アレクセイ・リュビモフ ピアノ リサイタル ――引退宣言を撤回して再度来日してくれました―― (2023.04.15)
- H君を偲ぶ会 ――没後3年、80人が集いました―― (2023.02.27)
- 明けましておめでとうございます(2023.01.01)
「消費者」カテゴリの記事
- 新幹線もスマホをかざすだけで乗れるようになりました ――モバイルSuicaのお蔭です―― (2023.05.06)
- Uber Eatsを名乗った詐欺メール ――用心しましょう―― (2023.04.20)
- フェラーリからの調査結果が届きました ――お詫びの言葉は一言もありませんでした―― (2023.02.18)
- 好きなものが消えて行く ――「一つの物にこだわらない」が答かも―― (2023.02.06)
- 日本が壊れて行く? (1) ――「異次元」の違和感が広がっている―― (2023.01.27)
コメント