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2017年3月10日 (金)

コンピュータが上手く立ち上がりません ――解決策はとても簡単。でもその存在に気付きませんでした。――  


コンピュータが上手く立ち上がりません

――解決策はとても簡単。でもその存在に気付きませんでした。―― 

 

デスクトップのコンピュータは、ずっと自作のものを使っています。今使っているものは、10年位前に組み立てましたが、6年前に不具合が生じて、ほぼ全ての部品を新しくしました。もう6年間、使っているとは信じられませんが、その間にOSWindows 7 から 8 そして 10 に変りました。

 

記憶媒体もHDDからSSDにして、高速化を図りました。ハードウエア関連のトラブルもそれなりにありましたが、「工場長」さんはじめ、コンピュータの権威に教えて貰ったりして何とか切り抜けてきました。

 

さて今回のトラブルは、コンピュータが一度で立ち上がらないことでした。電源を入れると、マザーボードのメーカーであるASUSのロゴが現れて、しばらくするとWindowsの立ち上がり画面になり、パスワードを入れて、メインの画面になるというのが普通の立ち上がり方です。

 

ところが、今回は、「CPU Fan Error」という警告が出て、BIOS の画面に入って、BIOSの設定を変えるようにという「命令」が登場しました。

 

[BIOS バイオスと読み、Basic Input Output Systemの略です。マザーボード上に搭載されているプログラムで、パソコンがハードディスクにアクセスして、OSに主導権を渡す前(起動する前)の段階で、パソコンにつながっているキーボード、マウス、CPU、ハードディスクなどの管理や制御を行います。]

 

               

Bios_20170309_16_09_24

             

電源を入れると、この画面が出てきてしまいます



 

Cpu_20170309_16_10_34

F1と書かれているキーを押してSETUPをするようにという指示です。

 

さて、F1のキーを押すと、次の画面が出てきます。その中で、ファンの回転数を示している部分です。CPUを冷却しているファンのスピードが1分間で225回転しているという事実を示しているのですが、真っ赤な「警告」になっています。

20170309_16_11_40

ファンが上手く動いていない場合、一番怖いのは、CPUの温度が上がってしまうことなのですが、温度の方を見ると、22度で全く問題はありません。

 

Cpu_20170309_16_12_31

CPUの温度を示していますが、その上の日にちにも注目して下さい。

 

次に、さらに詳細な設定をするために、モニターの画面に入ると、600RPMという数字が見えます。これは、「ファンのスピードが毎分600回転より低くなると警告を出す」という設定になっていることを示しています。前に見たように、このコンピュータ立ち上げ時には225だったので、この設定ではファンのスピードをしっかり管理しなさいという「警告」が出たのです。

  

600_20170309_16_13_27

 

しかし、このマザーボードはとても性能が良く、225回転でもCPUの温度は上がらないのです。ですから、「警告」の出る回転数設定を200くらいにしておけば問題ありません。

 

ということで、警告の出る回転数を「200」に変えました。また、ファンが強力に動くように、「ターボ」モードにして回転数が増す頻度が高くなるようにもも設定しました。

  

200_20170309_16_14_07

 

 ここまで来ると、後は「保存してリセット」というキー、これはF10なのですが、それを押せば全て終了して「めでたし、めでたし」になる予定でした。

 

でも本格的トラブルはこれからだったのです。

 

仕事を終えて、電源を切り、しばらくしてまた仕事を再開するために、電源を入れると、以前と全く同じことが起きてしまいました。

 

念のためにBIOSの最新版をダウンロードしてインストールしたり、ということまで試みたのですが、全く改善されません。

 

様々な可能性を考えたのですが、やはりネットで調べるのが早そうですので、症状を短く並べてググってみると、ありました。BIOSの設定は、CMOSというメモリーに保存されているのですが、電源が切れた後では、ボタン電池の電力でこの「記憶」が保たれているのです。でも恥ずかしながら、マザーボード内にボタン電池があることには気付いていませんでした。

 

このコンピュータは少なくとも6年間、一つの電池で賄われてきていたのですが、恐らく、電池が切れてしまったのが原因だろう、というのが結論です。

 

同じ種類の予備の電池があったので、早速取り替えてみたのですが、結果は数日後にならないと分りません。仕事で上京する時間が迫って、上手く行ったかどうかまでチェックできなかったからです。結果については、また御報告したいと思います。

  

 

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