ヒューマン・ライツ・ウォッチ 報告の日本語訳を読んで見ませんか
報告の日本語訳を読んで見ませんか
ヒューマン・ライツ・ウォッチ (Human
Rights Watch、略してHRW) は、Human Rights、つまり、人権をWatchする、すなわち監視すると訳しておきますが、そのために世界規模の活動をしているNGOです。1997年には、地雷禁止国際キャンペーンの創立メンバーとしてノーベル平和賞を受賞しています。幅広い活動の概要は、HRWのホームページに掲げられています。
ヒューマン・ライツ・ウォッチとは?
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、世界をリードする人権NGO(非政府組織)です。1978年の設立以来30年以上にわたって、世界の人びとの権利と尊厳を守ってきました。私たちは、声をあげられない被害者に代って、人権が踏みにじられている現実を世界に知らせます。そして、加害者の責任を追及する世界的な世論を作り出していきます。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、客観的かつ徹底した調査を行い、それを基にした戦略的なターゲット アドボカシー(ロビイング / 政策提言)を行います。質の高い調査とアドボカシーを組み合わせて、人権侵害の解決に向けた行動を求める世論と圧力を作り出します。そして、人権侵害の加害者が負うコストを高めていきます。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、人権侵害の原因を見極めてこれを解決し、表面的ではない真の変化を実現するための法的基盤そして道徳的土台を築いてきました。そして、世界中の人びとが、安全で正義が貴ばれる社会で生活できるよう、今後も活動し続けます。
このサイト内には、最新のニュースも載っていますのでお読み頂きたいのですが、定期的に情報を貰う手もあります。例えば日本語のページから登録すると、週一回、英語のニューレターを送って貰えます。さらに、ニューヨークにある世界本部のホームページからは、毎日、ニュースの要約を、これも英語で送って貰えます。
HRW 本部のホームページに掲載される世界の状況
どちらも英語ですので、英語の勉強も兼ねて、しかもマスコミではなかなか取り上げてくれない、しかし重大な出来事を知るためにはとても役立ちます。とは言え時間も大切ですので、日本語なら読んで見たいと考える方も多いかも知れません。そしてそれは可能です。
実は、HRWのニュースは日本語で毎日配信して貰えます。しかも無料です。このサービスをボランティアとして8年間続けているのは、元新潟市議会議員の山田達也さんです。1991年から3期12年、市会議員として市民の声を新潟市の政治に反映させるだけでなく、環境派・市民派の議員たちの全国ネットワーク「虹と緑」のリーダーの一人として活躍、その発展形である緑の党の誕生にも大きな力を発揮してくれました。
山田さんは、2008年からHRWのニュースの日本語訳を始め、今までに3000本近くのニュースを訳してきたそうです。現在では毎日配信してくれていますが、それも日英の対訳になっていますので、日本語だけ読みたい人はその部分を拾い読みして頂けますし、英語の勉強もしようという興味の沸いた日には、一段落で二段落でも日英両方読んで見て下さい。
山田さんの配信から
HRWが監視・調査して報告してくれるのは、世界中の人権侵害の深刻なケースですので、読むことさえ辛い場合がしばしばです。でも山田さんが選んで翻訳し配信してくれるケースは、「できるだけ、名もなく亡くなった人々の姿です。翻訳して配信することで、少しでも被害にあい亡くなった方々の魂を慰められればという気持を込めています」が、山田さんの読経・写経にも通じる真情です。
配信希望の方は、山田達也さん宛にメールをお願いします。アドレスは、tacchan0726@gmail.com
です。
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