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2016年10月27日 (木)

テレビ番組をブルーレイ・ディスク(BD)に残す


テレビ番組をブルーレイ・ディスク(BD)に残す

 

数年前に東芝のRegzaというテレビを買いました。画面がキレイなことも良かったのですが、特に惹かれたのは、外付けのハードデイスク(HDD)に録画ができて、HDD4台までつなげるという点でした。見たい番組は取り敢えず録画しておいて、後から見るかどうかを決めるという合理的な選択ができるような気がしたからです。

 

でも現実はそれ以上で、録画する番組はどんどん増える一方でした。勇気を出して削除する番組を決めて何とか削除できましたが、その中で、どうしても後、何度か見ておきたい番組や、記録として残しておきたいものが出てきました。何しろHDDの寿命は長くて10年、HDDがダメになると記録もなくなってしまいます。BDの方が寿命は長いので、そちらにダビングするのが自然です。

 

そのためにはいろいろな仕掛けが必要で、LANネットワークにテレビとパソコンをつなぎ、Diximというソフトを使うのが一番簡単でした。Diximは元々パソコン用の外付けBDレコーダーに付属していたのですが、このソフトを使うとRegzaHDDからLANネットワーク経由で、パソコンにつないだBDプレーヤーに挿入したBDに内容がダビングできました。

 

ところが、二つ問題が生じました。一つはDiximWindows10では使えなくなってしまったことです。これは、古いパソコンを持ち出してきてWindows7のまま使うことで解決しました。もう一つは、2時間を超える番組だと、この方法ではダビングができないことです。Regzaの機能を使って、HDDに録画した番組を分割できれば良いのですが、その機能は付いていません。

 

いろいろ考えた末、同じ東芝のRegzaに対応したBDレコーダーを買うことにしました。他社のレコーダーでは、Regzaで録音した番組をダビングできないからです。つまり、東芝の機器同士でしか便利な機能は使えないということです。それは他のメーカーでも同じようです。


 

Regza_tv_2

                           

Regza TV  HDDの録画リスト画面

 

 

これで一件落着と行けば素晴らしいのですが、一つ目の問題は、Regza TVにつないだHDDからBDレコーダーに挿入したBDには直接ダビングができず、一度HDDからHDDへのダビングをして、次にレコーダー内のHDDからBDにダビングしなくてはならないこと。しかもその間にダビングの回数は一回減ってしまいます。

 

もう一つは、2時間を超えた番組の分割をレコーダーで、その度にしなくてはならないことですが、もう少し使いこなせるようになれば、ショートカットが見付かるかも知れません。あるいは、この件について良く御存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。

 

それにしても、技術的にはごく簡単なことのはずなのですが、家電メーカーは、消費者が便利に使うことなどは念頭になく、自社製品の囲い込みが一番大切だという「サービス精神」に凝り固まっているとしか見えません。そんな姿勢では遅かれ早かれ破滅することは目に見えているはずなのに、です。

 

 

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 韓国などIT先進国では数年前からテレビ番組を録画するようなものは売っていないと聞きますが、音楽がレコードからカセット、CD,MD、HD、フラッシュストレージと変化した挙句にネットを利用した聴き放題サービスと変遷しているように、映像コンテンツも個人で持たなくても、いつでもどこでも見たいものを見たい時に見られるオンデマンドに全てのものが入るようになるでしょう。
 我が家にも8mm、ビデオ(ベータ)、DVDminiと今では再生機器のない映像コンテンツが沢山あり、DVDやBlu-rayもいつまで見られるものか疑問ですし、写真なども本棚の奥に仕舞い込まれて誰も見ないアルバムから、いつでもどこでも簡単に見ることのできるクラウドでの保存が主流になっています。

「映像マニア」様

コメント有難う御座いました。我が家にも音声そして映像の録音・録画、そして再生機器が所狭しと並んでいます。

技術の進歩を消費者のために使うのではなく、企業の短期的な利益や官僚の利権や変なプライドを優先してきた我が国のエスタブリッシュメントの責任が問われているような気がします。

大きな分岐点は、VHSとベータの闘いだったような気もするのですが、どうなのでしょうか。

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コメント有難う御座いました。我が家にも音声そして映像の録音・録画、そして再生機器が所狭しと並んでいます。

技術の進歩を消費者のために使うのではなく、企業の短期的な利益や官僚の利権や変なプライドを優先してきた我が国のエスタブリッシュメントの責任が問われているような気がします。

大きな分岐点は、VHSとベータの闘いだったような気もするのですが、どうなのでしょうか。

 韓国などIT先進国では数年前からテレビ番組を録画するようなものは売っていないと聞きますが、音楽がレコードからカセット、CD,MD、HD、フラッシュストレージと変化した挙句にネットを利用した聴き放題サービスと変遷しているように、映像コンテンツも個人で持たなくても、いつでもどこでも見たいものを見たい時に見られるオンデマンドに全てのものが入るようになるでしょう。
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