投票に行きましょう
投票に行きましょう
参議院選挙が、公示されて初めての日曜日を迎えました。候補者のボルテージが一段と上がるときです。参議院選挙は、候補者が少ないこともあり、どうしても盛り上がりが欠ける傾向があります。
でも今回の選挙ほど大切な参議院選挙はありません。
昨年の国会で、国民の声を無視して強行された「戦争法」(安保関連法)の賛否を問う選挙でもあります。戦争法を廃止にするための第一歩が、今度の参議院選挙です。
戦争する国にしてはならないとの強い思いを、直接意思表示できるのが今回の選挙です。
残念なことですが、ある意味では「戦争法」を成立させたのも、これまでの国政選挙で投じられた有権者の一票の結果です。もちろん、選挙の公約でも示されなかったこと、そして憲法違反の法律を作ることが許されないこと当然ですが。
昨年の法律成立以来、今もなお粘り強く多くの市民が、「戦争法廃止」を声をあげ、署名活動に取り組んできました。私もその一人でしたが。
政治を市民の手に少しでも取り戻すためには、今度の選挙でできるだけ多くの人が、きちんとした意思表示をすることが大切です。
「安倍政治はだめだ」とだけ言っていても、政治を変えることはできません。
選挙は、自らの意思を直接国政に反映させることのできる貴重なチャンスです。
にもかかわらず、最近の投票率はどんどん落ち込んでいます。政治を変えるためにもまず大切なことは、一人でも多くの人が、投票によって意思表示することです。
「どうせ政治など変わるはずがない」とあきらめるのではなく、7月10日の投票日には、ぜひ投票所に足を運んでください。もちろん今は、簡単にできる期日前投票の制度もあります。
投票に行きましょう!
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コメント
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どうせ日本が戦争することなんてない、と思っていると、EU離脱はない、と思って国民投票にいかなかったり離脱に投票して後悔している英国人と同じになっちゃいますね。
投稿: 英国かぶれ | 2016年6月27日 (月) 15時28分
コメントありがとうございました。
そのとおりですね。後になって「そんなはずではなかった」といっても遅いのですから。
今起きている政治の出来事を、自分のこととして考えていただきたと思います。
特に、戦争はいのちの奪い合いであることを強く訴えたいです。
一人ひとりの有権者が直接政治に関われるのが、選挙の投票行為ですから、ぜひその大切な権利を行使していただきたいと願わずにはおれません。
コメントが遅くなってしまったことをお詫びします。
投稿: いのちとうとし | 2016年6月27日 (月) 23時11分