藤沢市も頑張っています
藤沢市も頑張っています
今日は、藤沢で阿部知子後援会と民進党の共催で「憲法フォーラム」が開かれました。演題は「核廃絶と憲法」でしたが、オバマ大統領の広島訪問にかなりの時間を割くことになりました。
阿部知子衆議院議員とは、脳死を人の死として認めるかどうかが問われた「臓器移植法案」審議の頃からのお付き合いで、尊敬する小児科医であり政治家です。彼女の活動についてはこちらを御覧下さい。
雨の中、200人以上の方が来場、熱気に包まれた会場のエネルギーが勝ったのだと思いますが、講演会が終った時は陽が差していました。それは、藤沢市をはじめとする湘南の自治体さらには神奈川県全体が、これまで核兵器廃絶のために熱心に取り組んできた歴史を考えると頷けることでした。
一例として、2010年に当時の海老根市長のイニシャティプによって藤沢市が主催して開かれた「平和の輪をひろげる湘南・江の島会議」があります。11月の27日と28日の二日間にわたっての集会でしたが、自治体関係者、平和団体、NGO、藤沢市民等、合計1000人が参加した大きな会議です。
会議の様子
開催趣旨は、「広島と長崎が被爆して65年、未だに核兵器の廃絶には至っていない。今こそ、恒久平和の実現に向けて、都市と都市とが手を結び、市民と市民が手を携えていかなければならない。世界の子どもたちの輝く未来のために、ここ湘南・江の島から平和アピールを発信し、大きく平和の輪をひろげていきたい」と謳われています。またこの日までに、神奈川県下の全ての自治体、34が平和市長会議に加盟した上で、「湘南・江の島 かながわ自治体平和アピール」を採択してくれました。アピール文の一部を御紹介します。
「ここ湘南・江の島に集うかながわの34自治体は、市民の生命と暮らしの安全を守る自治体としての原点にたち、核兵器廃絶に向けた平和の取り組みをしている世界中の多くの人々とともに、2020年までの核兵器の廃絶を目指す。
そして34自治体が、核兵器のない平和な世界を目指して、これまでにも増して緊密に連携し、行動していくことを高らかに宣言し、湘南・江の島かながわ自治体平和アピールとする」
オバマ大統領がこのアピールを読んでいたとは思えませんが、昨日取り上げた「ヒロシマ演説」の内容と見事に符合していることが、単なる偶然ではあり得ないという証明になっているような気がします。
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