卵と私
卵と私
「ヒロシマ演説を読み解く」シリーズが続きましたので、息抜きに食べ物の話です。
子どものころ、卵は貴重でした。朝、卵かけご飯は一つの卵を兄弟三人で分けなくてはなりませんでした。十分にかき混ぜないでご飯にかけると、白身のところがずるっと一人目のご飯にかかってしまい、「ずるい」と言われてしまいます。そうならないために、卵のかき混ぜ方は名人級になりました。
炒り卵を初めて作ったのは、小学校の家庭科の授業でした。一つの卵の量が減ってしまうような気がしましたが、直径数ミリの玉状の卵が沢山出来て、綺麗で美味しそうだったことが今でも記憶に残っています。
ちょうどそのころ、「コロンブスと卵」「立春には卵が立つ」の話を聞いて、しばらくは組中で練習をしていたことも思い出しました。
炒り卵を英訳すると、「scrambled eggs」ですが、「egg」ではなく「eggs」であるように、アメリカで食べた「scrambled eggs」には吃驚しました。量が違うのです。炒り卵だと数ミリだった「玉状」の卵が、どわっとお皿の上にあったのです。
目玉焼きにもいろいろ種類のあることも知りました。「sunny-side up」は普通の目玉焼きですが、「over easy」では両面を焼いて、でも黄身は半熟っぽい、もっと焼くと「turn over」になることも食べながら学びました。
黄身が半熟よりもしっかり焼けていた方が好きだったのですが、そのためには、フライパンの中に水を入れて蓋をすると熱い蒸気で上の方まで熱が通ることも教えて貰いました。
一番の得意はゆで卵です。ゆで卵の殻をむくときに、殻が卵に付かないでつるっとむけるような技術だけは身に付けた積りです。これと、オートミールで朝はすっきりです。
自分ではあまり料理をしたことのない告白になってしまいましたが、最近は「プレバト」での卵焼きを見たり、毎朝卵焼きを作っているブロガーの皆さんの記事を読んだりして、卵とは言え「奥が深い」とつくづく感じ入っています。
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コメント
家庭科の授業で、オムレツのテストがあると云う週に、
家族全員、一生分のオムレツを食べさせられましたw
「⑦パパ」様
コメント有難う御座いました。オムレツ好きでも、一週間となるとちょっと辛いですね。通じるかどうか分りませんが、一週間「笑味」できるかどうか微妙かも。
私の記事も踏まえたコメント返し、ありがとうございます。
当然最初はいくつもいくつも失敗するわけで、1日に10
個以上のオムレツが作られます。そこで、「ちゃんと見と
けえよ」と私もママも見本を見せようとするので、オムレ
ツの数はさらに増えまして・・・w
「⑦パパ」様
再度のコメント有難う御座いました。
なるほど。お手本として作るオムレツまでは、数に入れていませんでした。やはり卵料理は奥が深いですね。
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家庭科の授業で、オムレツのテストがあると云う週に、
家族全員、一生分のオムレツを食べさせられましたw
投稿: ⑦パパ | 2016年6月21日 (火) 13時13分
「⑦パパ」様
コメント有難う御座いました。オムレツ好きでも、一週間となるとちょっと辛いですね。通じるかどうか分りませんが、一週間「笑味」できるかどうか微妙かも。
投稿: イライザ | 2016年6月21日 (火) 13時58分
私の記事も踏まえたコメント返し、ありがとうございます。
当然最初はいくつもいくつも失敗するわけで、1日に10
個以上のオムレツが作られます。そこで、「ちゃんと見と
けえよ」と私もママも見本を見せようとするので、オムレ
ツの数はさらに増えまして・・・w
投稿: ⑦パパ | 2016年6月23日 (木) 09時14分
「⑦パパ」様
再度のコメント有難う御座いました。
なるほど。お手本として作るオムレツまでは、数に入れていませんでした。やはり卵料理は奥が深いですね。
投稿: イライザ | 2016年6月23日 (木) 22時29分