子どもたちにこそワークルールを学ぶ機会を!
11月23日、ワークピア広島で「ワークルール検定2020・秋(初級)」を受検しました。
このワークルール検定とは、働くときに必要な法律や決まりを身につけられる検定制度で、一般社団法人 日本ワークルール検定協会が主催しています。
自分自身、これまで働くことに関するルールやそのルールを実現するためのさまざまな仕組みなどについて、十分学習しているとは言えない状況でした。ワークルール検定があることを知ったとき、これを機に学習してみようと思い受検することにしました。
まず、ワークルール検定のホームページを開いて、「初級検定の問題を解いてみよう」にある問題に挑戦しました。結果は半分しか正答することができず、検定の合格ライン70%には程遠い状況でした。
早速、通販サイトを利用して、日本ワークルール検定協会が編集している「初級テキスト」と「問題集」を購入し、学習を始めました。「初級テキスト」は、労働法総論、労働契約、賃金、労働時間・休憩・休日・休暇、雇用終了、労働組合法から構成されており、ポイントになりそうな箇所にマーカーを引くなどしながら繰り返し読んでいきました。
受検日が近づいてきたので、「問題集」に挑戦しました。全154問中108問正解、率にして70.1%。「このままでは合格はまずできない」という危機感をもって、ラストスパートをかけました。ただ、自分が苦手とするジャンルの問題には、再挑戦してもまちがえるということが何度もありました。
こうした不安を抱えながら、受検日を迎えました。さて、手ごたえは…。来月の発表をひそかに待ちたいと思います。
現在、広島県の教育現場では、キャリア教育は推進されていますが、ワークルールについて学習する機会がほとんどないのではないでしょうか。
近年、「ブラックバイト」や「ブラック企業」が問題になっています。使用者がワークルールを遵守することは言うまでもありませんが、将来労働者として社会に出ていく子どもたちにこそ、小学校・中学校・高等学校と段階に応じたワークルールを学んでほしいということを、今回ワークルールを学習しながら強く感じました。
(まるちゃん)
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 荻野晃也さんが残した『科学者の社会的責任を問う』 | トップページ | 宇品線のモニュメントを訪ねてーその2・ちょっと寄り道 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 「2021年度ヒロシマ平和カレンダー」完成に寄せて(2021.01.04)
- 新型コロナ対策への不信感 ――まず東京都は、「実態」に即した「重症者」数を発表すべき―― (2020.12.11)
- 子どもたちにこそワークルールを学ぶ機会を!(2020.11.26)
- 憲法を、文字通り、素直に読んでみませんか ――『数学書として憲法を読む』で伝えたかったこと―― (2020.11.01)
- 「今でしょ!」・その2 ――「SUGA」政権は「本気」―― (2020.10.21)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- コロナ対策で重要な役割を担う保健所が半減していました(2021.01.17)
- 稲岡宏蔵著「核被害の歴史 ヒロシマからフクシマまで」(2021.01.16)
- 1月のブルーベリー農園その2(東広島市豊栄町)(2021.01.15)
- 2021年1月広島県原水禁常任理事会を開催(2021.01.14)
- 軍歴と原爆死没者調査-その2(2021.01.13)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- コロナ対策で重要な役割を担う保健所が半減していました(2021.01.17)
- 軍歴と原爆死没者調査-その2(2021.01.13)
- 軍歴と原爆死没者調査(2021.01.12)
- 新たな決意で核のない平和な世界を目指そう・その2 ――そのためにも、「成功例」から学ぼう―― (2021.01.11)
- 21年、原発・エネルギー政策をめぐる課題(2021.01.10)
« 荻野晃也さんが残した『科学者の社会的責任を問う』 | トップページ | 宇品線のモニュメントを訪ねてーその2・ちょっと寄り道 »
コメント