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2020年11月 4日 (水)

平和といのちと人権を! 11・3 オンライン憲法集会―憲法を活かす 新しい時代

11月3日は、祝日法では「文化の日」となっていますが、1946年10月29日の閣議決定によって、日本国憲法が公布された日でもあります。

戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、毎年この日を中心(昨年は11月1日)に「憲法のつどい」を開催してきました。

今年は、コロナ過ということで「つどい」の開催方法をいろいろと論議しましたが、メイン会場は人数を制限(100名)し弁護士会館で開催し、県内各地(広島市内2カ所、福山市2か所、三次市、廿日市市、三原市)にオンライン会場を設けオンライン中継で開催することになりました。戦争をさせない千人委員会、平和運動センターは、自治労会館にオンライン会場を設け、参加者を募り、38名の参加がありました。

Img_20201103_141433

弁護士会館のメイン会場では、定刻の午後2時ちょうどに世話人の依田有樹恵弁護士の司会でスタートしました。最初の主催者あいさつは、共同代表の石川幸恵さんです。

今年の記念講演の講師は、高橋純子(朝日新聞編集委員・論説委員)さんです。高橋さんは、5月3日の憲法記念日の集会に来ていただくことになっていたのですが、コロナの影響で集会が中止となったため、改めてお願いし快諾を得ての講演となりました。

演題は「『仕方ない帝国』を生き抜くための憲法」です。配布されたレジュメには、大きく4項目が書かれています。

「Ⅰ、安倍政権の78カ月 Ⅱ、菅政権をどう見るか Ⅲ、たくましき主権者となるために Ⅳ、『対案』よりも大事なものは」です。私のメモから、少しだけ高橋さんの話を紹介します。

20201103_141500

「来るなと言われたのですが、来ちゃいました。対面で話したかったからです。」で始まった講演ですが、本論の最初は「小選挙区制の問題点」です。わずかな支持によって勝利することができる選挙制度。その結果は、「選挙に勝てば何でもできる」という「選挙勝利主義」を生み出した。本当はそうではない。白紙委任されたわけではないのですから、何をやってもよいということではない。しかし安倍政権は・・・。こうした政治状況の中で「デモをやっても変われますか」という意見が出る。「順応した方が楽だ」と考えるのか「えー変わりますよ。デモができるようになったじゃないですか」と言えるのか。「順応が楽だ」と考える人たちの背景には、「先行きに不安があるという状況が土壌になっている」と思えます。

安倍政権以前、「有権者」という言葉が多かったが、安倍政権になって立憲主義が問われる今は、「主権者」という言葉を使っている。自民党の国家観は、ピラミッド型の組織体系。「分をわきまえろ」という考え方が普通の人たちにも浸透してしまった。しかし、日本国憲法の論理は「ひろばの論理」。それは「共通の目標を作る」のではなく、「個人が目標を立てる」「個人でありつづける」こと。

文字にするとわかり難いかもしれませんが、パンチのきいた高橋さんの口から繰り出されると、何となく納得できるは内容です。

次は「菅政権をどうみるか」です。「国家観が無い」とズバリ指摘。「質問には答えないで、力でねじ伏せる手法を取り続けるだろう」と厳しい認識が示されました。そうなることは「日本の政治がやせ細ってしまっている。政治の土壌がやせてしまったことを意味している」からとの指摘。

私たちの運動への助言もありました。「闘い方の発想は、柔軟に…自由に楽しく、しなやかに。そしてがんばり続けることが大切です。」

さらに、「たくましくなるためには、問い自体を問い返す力を付ける。逆に言えば問い自身を私たちが立てていることが重要」とアドバイス。

最後に茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」と題する詩が紹介されました。ここでは最後の二小節を紹介します。

「駄目なことの一切を /時代のせいにするな /わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい /自分で守れ /ばかもの」

力づけられる高橋純子さんの講演でした。最後に共同代表石口俊一弁護士の閉会あいさつで、集会は終了しました。メイン会場、オンライン会場総計で、317人の参加がありました。

いのちとうとし

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