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2020年4月21日 (火)

新型コロナウイルス危機・その10 ――陰に隠れた総理の「英断」――

新型コロナウイルス危機・その10

――陰に隠れた総理の「英断」――

 

2月27日の安倍総理の「全国一斉休校宣言」、略して「安倍宣言」には、後追いの形にはなりましたが、「専門家」たちから3月2日に、10代の子どもたちが活発に活動しないことで感染を防げる、というお墨付きが出されました。でも、大半の人には「唐突」という言葉しか浮かばなかったのが現実です。しかしながら、これほど変てこなことをするのには、それ相応の強烈な動機が必要なのではないでしょうか。それは何なのか、検証してみましょう。そのために、2月25日と26日に何が起きていたのかを思い出してみましょう。

 

《2月25日と26日の動き》

何度も繰り返していますが、2月25日には、新型コロナウイルス感染症対策本部幹事会(第2回)が開かれ、そこで「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が採択されています。また、25日と26日の対策本部そのものの会議で配布された資料と共通している「感染拡大防止策」は次のような内容です。

「患者クラスター(集団) が発生しているおそれがある場合には、確認された患者クラスター(集団)に関係する施設の休業やイベントの自粛等の必要な対応を要請する」、さらに「高齢者施設等における施設内感染対策を徹底する」また「公共交通機関、道の駅、その他の多数の人が集まる施設における感染対策を徹底する」

これを受ける形で、同時にもう一歩踏み込んで、26日の12時10分から12時25分まで開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部(第14回)で、安倍総理は次のように述べています。

まずは、「イベント等の開催について、現時点で全国一律の自粛要請を行うものではないものの、地域や企業に対し、感染拡大防止の観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう要請した」と、これまでの対応の仕方を振り返り、しかしながら、「この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、また、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします」という全国規模の要請を行っています。

当時、複数のクラスターが出現していたことから、それがより大きな規模の感染に広がる可能性を考えると、「先手」を打ったと評価されてしかるべき出来事でした。また、3月2日に公表された専門家による「見解」の中でも、大規模イベントの自粛は大きな柱の一つとして強調されていましたので、その時点での決断として時宜を得ていたことは間違いありません。「英断」とまで言っても良い決断でした。

これに応えて、3月1日の東京マラソンでの一般参加を取り止めたり、相撲の春場所は無観客での興行にする等、ドラスチックな決定が次々と行われましたので、事態の深刻さについての理解が深まったことに疑問の余地はありません。その時点では、「そこまでしなくてはいけないのか」という声がまだまだ多くありました。3月19日に開幕予定だった選抜高校野球の中止がようやく11日に決められたのは、深刻さについての理解が進みながら、それでも楽観的な見通しが正しいのではないかと揺れ動く社会全体の雰囲気を反映しているのではないでしょうか。

 

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《本当のリーダーは誰か》

安倍総理が、この「英断」の結果、我が国の危機的状況に的確に対応している「真のリーダーだ」という評価を得られるだろうと期待していたとしても不思議ではありません。しかし、26日から27日に掛けて、「これぞ、リーダーとしてのお手本だ」と褒めそやされたのは、安倍総理ではなく、北海道の鈴木直道知事と千葉県市川市の村越裕民市長だったのです。安倍総理にすれば、称賛も受けられず、誇りも傷付けられたとしても不思議ではありません。

[長くなりますので、次回に続きます。]

 [2020/4/21 イライザ]

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今日も一つだけ書いておきますが、今、日本政府は非常事態宣言で、国民に対して、人との接触を少なくとも7割、できれば8割減らすように国民に要請しています。

その根拠はクラスター班で理論免疫学の西浦博教授の出した8割減らせば早く収束するという計算で、彼は7割ではなく8割だと主張し続け、8割おじさんとも呼ばれています。その根拠は、感染症疫学の計算で、基本再生産数を2.5として、の実効再生産数を1以下にするという目標です。その計算結果から、接触率を0.8にするというのが西浦教授の計算ですが、実効再生産数は国によって違うので、日常生活での接触(握手、ハグ、キス)の少ない日本社会では補正を入れるべきだと思いますし、さらに、基本再生産数の2.5というのも、実はインフルエンザがそのくらいというだけで、確定的な数値でもありません。

やってみなければ分からないことですし、学者としてやりたい気持ちも分かりますが、私自身が常に3σ外で生きてきたので、どうも統計に個人の行動を縛られることには抵抗があります。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

数理モデルですが、近い内に紹介しようと思っているTomas Pueyo氏の分り易い分析・論考も、同じモデルを使っています。パラメーターが違うだけのようです。日本語訳もあります。

https://medium.com/@tomaspueyo/coronavirus-act-today-or-people-will-die-f4d3d9cd99ca

「工場長」さんのように飛び抜けて多才な方々は、ほとんど、「3σ外」ということになるのではないでしょうか。ニューヨーク・タイムズのベストセラーになった本のタイトルも「Outlier」でした。


イライザ様、外出時、どうか、お気をつけてください。。     どうなるのでしょうか。楽観していまた。外出時、自分なりに、気をつけています。自分のことを話させて、ください。目の粘膜の、防御と、言うことで、ゴーグルを、しています。他人の、目を気にしてられません。ファイスガードも、あります。これは、日曜大工での、目への、飛び散りを、防ぐためのものです。空中の、浮遊物には、隙間が、あり過ぎます。感染したくないので、自分なりにやっています。人様に、薦めるものでは、ありませんが。一ヶ月ほど前の、ことです。パルコへ、所用。どうしようかなぁ。危ないなぁ。駐車場から、バイクのフルフェイスの、ヘルメットで、パルコへ、入りました。ゴーグルでも、仰々しいものですが、,、、。慣れたら私本人は、いたって、、平気に、なりました。手は、洗えばいいので、しょうか。その内に、手袋ですか。スパーの、レジスターさん、ゴム?手袋を、使用。自分なりに、やっています。他人さんが、どのように、思っても、気にならない性分なのです。恥や、外聞に、こだわりません。えらっそうにそう、言うことでは、ないのですが。イライザ様、お気をつけてください・


紹介頂いたものは一ヶ月前のものですが、分かりやすく説明されていると思います。ただ、問題だと思うのは、Eastern

Countriesという括りです。少なくとも都市国家は別に考える必要があります。ジョンズ・ホプキンズ大学のグラフでは、感染が拡大している国の対数グラフは、欧米諸国の急激な上昇と、日本と都市国家の緩やかな上昇に大別できました。

そして、日本は他の国より早く感染が始まり、遅くまで中国人を受け入れ、水際対策も、国民への移動制限も最も甘く、それでも感染曲線は緩やかという特殊な国です。また、SARSの時も死者どころか感染者も出さなかった不思議な国です。今回の新型コロナウイルスはSARS-CoV-2という名前の通り、SARSによく似たコロナウイルスでもあります。他の国とは一緒に論じられない、パラメーターも相当に変えないと計算式が成立しないような気がします。

サクラメントでの抗体検査ではPCR検査の50倍から85倍の感染者がいるとされていましたが、それをそのまま日本に当てはめると、COVIT-19の致死率はインフルエンザの半分以下ということになります。しかも、日本の検査数が極端に少ないことを考えれば、致死率はもっと低いことになります。かなり乱暴な推計ですが、楽観視もできる根拠とも言えます。もちろん、悲観的なシナリオもいくつも考えられます。


「60sp」様

コメント有り難う御座いました。

外出時に気を付けるのは基本中の基本ですね。目を守る必要があることは理解しているのですが、ゴーグルやシールドを着用する勇気がありません。実行されている「60sp」さんには脱帽です。今後、外でも老眼鏡をかけるようにしたいと思っています。

お互い、感染しないよう気を付けましょう。


「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

Pueyo氏の解説を御紹介しましたが、それは、私と同じレベルの知識しかないほとんどの方々への参考にという意味です。私にはとても勉強になりましたので。

特に、注目した点はいくつもあるのですが、その一つは、政府が公式に把握して発表している数値と、実際に感染したり死亡したりしている人の数の乖離です。政府発表の数値に頼っていては、対応が「手遅れ」になることが良く分ります。

日本についての様々な数値が、他の国との比較で同じような傾向を示していないことに注目する必要がある点、同感です。私が強調したいのは、まずは検査数、PCR検査でも、抗体検査でも、とにかく検査数を増やしてからでないと議論が始まらないのでは、という点です。

日本での死亡者数が少ないことについては、再度、考えてみたいと思っています。



4月22日の専門家会議の会見では、やっとPCR検査の拡充とサーベイランスとしての抗体検査の必要性に触れていましたが、政府の出すデータがどれほど信用できるかは別にして、今は疑う数字すらありません。

今の検査データで計算すると、新型インフルエンザに罹患する確率は、ざっとインフルエンザの千分の1です。もちろん、現実がそうであるとは思いませんが、現状はあまりに根拠のない要請ばかりで、これを素直に受け入れることには抵抗があります。とは言え、分からない以上、予防原則に従って自粛するしかありません。



「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

御指摘のように、データを元にして方針を立て、それに納得した人たちが積極的に協力する、という好循環を作りたいですね。


いずれにしても、現状の日本では、検査数が少なすぎるの一言に尽きるという印象です。統計学で大数の法則というのは、一番最初に習う基本定理であり極限定理とも呼ばれるものです。

例えば、西浦教授は、検査数が少ない中、陽性率については、多重代入法により診断バイアスも補正して解釈していると説明していますが、その補正に使われた数式もパラメーターの値も、そして推定が成り立つ前提も示されていません。おそらく検査数が少ない中、ご苦労されて、様々な補正を行って推定されているのだろうとは思いますが、そうしたものを全て出してもらわないと、検証のしようもないと思います。宗教ではなく科学である以上は、信じられるだけの根拠が必要です。


「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃることに全面的に賛成です。分り易く説明するための例とは言え、ガールズバーに行く人を止めさせられないから、6割から8割にしたというような説明は、そのことによって日常生活に厳しい制限を加えられ、それこそ食べることにまで影響を受ける人にとっては、納得できるものではありません。

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今日も一つだけ書いておきますが、今、日本政府は非常事態宣言で、国民に対して、人との接触を少なくとも7割、できれば8割減らすように国民に要請しています。

その根拠はクラスター班で理論免疫学の西浦博教授の出した8割減らせば早く収束するという計算で、彼は7割ではなく8割だと主張し続け、8割おじさんとも呼ばれています。その根拠は、感染症疫学の計算で、基本再生産数を2.5として、の実効再生産数を1以下にするという目標です。その計算結果から、接触率を0.8にするというのが西浦教授の計算ですが、実効再生産数は国によって違うので、日常生活での接触(握手、ハグ、キス)の少ない日本社会では補正を入れるべきだと思いますし、さらに、基本再生産数の2.5というのも、実はインフルエンザがそのくらいというだけで、確定的な数値でもありません。

やってみなければ分からないことですし、学者としてやりたい気持ちも分かりますが、私自身が常に3σ外で生きてきたので、どうも統計に個人の行動を縛られることには抵抗があります。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

数理モデルですが、近い内に紹介しようと思っているTomas Pueyo氏の分り易い分析・論考も、同じモデルを使っています。パラメーターが違うだけのようです。日本語訳もあります。

https://medium.com/@tomaspueyo/coronavirus-act-today-or-people-will-die-f4d3d9cd99ca

「工場長」さんのように飛び抜けて多才な方々は、ほとんど、「3σ外」ということになるのではないでしょうか。ニューヨーク・タイムズのベストセラーになった本のタイトルも「Outlier」でした。

イライザ様、外出時、どうか、お気をつけてください。。     どうなるのでしょうか。楽観していまた。外出時、自分なりに、気をつけています。自分のことを話させて、ください。目の粘膜の、防御と、言うことで、ゴーグルを、しています。他人の、目を気にしてられません。ファイスガードも、あります。これは、日曜大工での、目への、飛び散りを、防ぐためのものです。空中の、浮遊物には、隙間が、あり過ぎます。感染したくないので、自分なりにやっています。人様に、薦めるものでは、ありませんが。一ヶ月ほど前の、ことです。パルコへ、所用。どうしようかなぁ。危ないなぁ。駐車場から、バイクのフルフェイスの、ヘルメットで、パルコへ、入りました。ゴーグルでも、仰々しいものですが、,、、。慣れたら私本人は、いたって、、平気に、なりました。手は、洗えばいいので、しょうか。その内に、手袋ですか。スパーの、レジスターさん、ゴム?手袋を、使用。自分なりに、やっています。他人さんが、どのように、思っても、気にならない性分なのです。恥や、外聞に、こだわりません。えらっそうにそう、言うことでは、ないのですが。イライザ様、お気をつけてください・

紹介頂いたものは一ヶ月前のものですが、分かりやすく説明されていると思います。ただ、問題だと思うのは、Eastern Countriesという括りです。少なくとも都市国家は別に考える必要があります。ジョンズ・ホプキンズ大学のグラフでは、感染が拡大している国の対数グラフは、欧米諸国の急激な上昇と、日本と都市国家の緩やかな上昇に大別できました。

そして、日本は他の国より早く感染が始まり、遅くまで中国人を受け入れ、水際対策も、国民への移動制限も最も甘く、それでも感染曲線は緩やかという特殊な国です。また、SARSの時も死者どころか感染者も出さなかった不思議な国です。今回の新型コロナウイルスはSARS-CoV-2という名前の通り、SARSによく似たコロナウイルスでもあります。他の国とは一緒に論じられない、パラメーターも相当に変えないと計算式が成立しないような気がします。

サクラメントでの抗体検査ではPCR検査の50倍から85倍の感染者がいるとされていましたが、それをそのまま日本に当てはめると、COVIT-19の致死率はインフルエンザの半分以下ということになります。しかも、日本の検査数が極端に少ないことを考えれば、致死率はもっと低いことになります。かなり乱暴な推計ですが、楽観視もできる根拠とも言えます。もちろん、悲観的なシナリオもいくつも考えられます。

「60sp」様

コメント有り難う御座いました。

外出時に気を付けるのは基本中の基本ですね。目を守る必要があることは理解しているのですが、ゴーグルやシールドを着用する勇気がありません。実行されている「60sp」さんには脱帽です。今後、外でも老眼鏡をかけるようにしたいと思っています。

お互い、感染しないよう気を付けましょう。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

Pueyo氏の解説を御紹介しましたが、それは、私と同じレベルの知識しかないほとんどの方々への参考にという意味です。私にはとても勉強になりましたので。

特に、注目した点はいくつもあるのですが、その一つは、政府が公式に把握して発表している数値と、実際に感染したり死亡したりしている人の数の乖離です。政府発表の数値に頼っていては、対応が「手遅れ」になることが良く分ります。

日本についての様々な数値が、他の国との比較で同じような傾向を示していないことに注目する必要がある点、同感です。私が強調したいのは、まずは検査数、PCR検査でも、抗体検査でも、とにかく検査数を増やしてからでないと議論が始まらないのでは、という点です。

日本での死亡者数が少ないことについては、再度、考えてみたいと思っています。


4月22日の専門家会議の会見では、やっとPCR検査の拡充とサーベイランスとしての抗体検査の必要性に触れていましたが、政府の出すデータがどれほど信用できるかは別にして、今は疑う数字すらありません。

今の検査データで計算すると、新型インフルエンザに罹患する確率は、ざっとインフルエンザの千分の1です。もちろん、現実がそうであるとは思いませんが、現状はあまりに根拠のない要請ばかりで、これを素直に受け入れることには抵抗があります。とは言え、分からない以上、予防原則に従って自粛するしかありません。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

御指摘のように、データを元にして方針を立て、それに納得した人たちが積極的に協力する、という好循環を作りたいですね。

もう一つ、実体が分かってもゴールを示す必要もあると思います。それには数理モデルの確定が必要です。

専門家会議は西浦教授の計算をもとに、最悪のシナリオとして41万8000人が死亡するという具体的な数字を出しています。その数理モデルの詳細は完全な形で公開すべきだと思います。当初、専門家会議が想定していた基本再生産数は東京都の推定値である1.7だったはずで、それがどうして2.5になったのか、SARSにも無傷だった日本人に、あえて感染爆発を起こしている欧米の値を使ったのだとしたら、その理由も明確に説明して欲しいと思います。

さらに、2.5で計算しても、6割減で良いところを、更に2割も上乗せしたのは、どうしてなのか。一体どういう計算による補正を行ったのか。ただの安全率では説明のつかない値です。今の状態では実体が分かっても、ゴールが示せません。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

御指摘のように、私も「数理モデルの詳細は完全な形で公開すべきだと思います。」に賛成です。

基本再生産数の不思議、6割ではなく8割になった理由、私も詳しく知りたいです。4月11日のBuzzFeed.Newsには、西浦教授のインタビューが載っていますが、そこでの説明と、日経の4月25日の説明とではそれについての内容が違います。

BuzzFeedでは、6割で良いのだが、夜の街に行く人はそれを守らないので、その分、他の人たちがもっと努力をしないと感染拡大は収束しない。だから8割、という説明です。

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura

日経では、6割プラス、7割、8割、それぞれ収束するけれど、そのスピードが違う。6割だと、緊急宣言前のレベルにはならず、6割努力を始めたレベルがずっと続く。6.5割にすると、緊急宣言前のレベルに達するのに70日以上、7割だと34日、8割なら15日という説明です。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58399970T20C20A4000000/

後者の説明は、他の研究者、そして海外のサイトにも使われていますので、こちらの方が信憑性があるのかなと思います。この点についても、再度、論じたいと思います。

いずれにしても、現状の日本では、検査数が少なすぎるの一言に尽きるという印象です。統計学で大数の法則というのは、一番最初に習う基本定理であり極限定理とも呼ばれるものです。

例えば、西浦教授は、検査数が少ない中、陽性率については、多重代入法により診断バイアスも補正して解釈していると説明していますが、その補正に使われた数式もパラメーターの値も、そして推定が成り立つ前提も示されていません。おそらく検査数が少ない中、ご苦労されて、様々な補正を行って推定されているのだろうとは思いますが、そうしたものを全て出してもらわないと、検証のしようもないと思います。宗教ではなく科学である以上は、信じられるだけの根拠が必要です。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃることに全面的に賛成です。分り易く説明するための例とは言え、ガールズバーに行く人を止めさせられないから、6割から8割にしたというような説明は、そのことによって日常生活に厳しい制限を加えられ、それこそ食べることにまで影響を受ける人にとっては、納得できるものではありません。

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