「広島ブログ」

2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 1.27ネバダデー座込み | トップページ | 「子どもたちをよろしく」 »

2020年1月29日 (水)

広島県原水禁第89回総会開催

広島県原水禁は1月27日の午後6時から、自治労会館において第89回目の総会を開催しました。

進行役の総会座長に、自治労の宮下崇斉さんが選出され、総会の冒頭、秋葉忠利県原水禁代表委員から「被爆75周年の意味」として、「平和市長会議では2015年までに、核兵器禁止条約の採択という目標を立てて、実際には2年ほど遅れて2017年に実現させた。2020年までには全世界で核兵器の廃絶をめざしたが、これは2030年になっても意義がある。そのためには内なる闘いが必要である。日本政府にこの条約の署名・批准をさせるには、今の政権を変えることである。今年一年、春のNPT再検討会議における前進、夏の原水禁大会、そして政治決戦となる秋に向けて、被爆地ヒロシマの原水禁運動は政治変革を目標に頑張っていかなければならない。そのためのスタートとなる総会としていただきたい。」とあいさつがされました。

Img_8532

その後、2019年度活動報告、2020年度活動方針などが提案され、審議の後満場一致で採択。別掲の総会決議の採択の後に、県原水禁の常任理事でもある「原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会」代表の木原省治さんから上関原発建設を巡る経過と今後について、そして先日1月17日広島高裁で「伊方原発3号機運転差禁止の仮処分」の画期的内容について特別報告が行われました。

木原さんは「上関原発建は今では国内唯一の新規建計画であり、4年に一度見直される直近の2018年の『第5次エネルギー基本計画』では、新増設については触れられていないにもかかわらず、中国電力と筆頭株主の山口県(自治体)も断念するに至っていない」「電力は余っているし需要も段々と減っている。2年後のエネルギー基本計画において原発はいらないという世論を強くすることで上関原発は断念させることが可能。それまで絶対に埋め立てをさせないとがんばっている現地での取り組みをしっかりと支援をしていこう」と問題点の提起と支援強化を訴えました。

最後に、佐古正明県原水禁代表委員が「今日は大変寒い雨の中昼時間に行ったネバダ・デーの座り込みと総会への協力に感謝。被爆75周年を迎え、被爆者も高齢化・病弱化している中で、核兵器廃絶の思いを引き継いで、反核・平和の社会を実現させるために奮闘しよう」と閉会のあいさつを行い総会は終了しました。

総会の決議を紹介します。


「広島県原水禁第89回総会」決議文

2017年7月、はじめて国際社会が核兵器の違法性を認め、全面禁止を求める核兵器禁止条約が国連で採択され、昨年11月末時点で34ヵ国が批准し国際的な流れは確実に核兵器廃絶へと向かっています。

しかし、日本政府は多くの国民・被爆者の声を無視し、条約反対の姿勢を改めようとはしません。今年4月には、5年に一度のNPT再検討会議が開かれますが、核拡散防止の一方で、核保有国が真摯に核兵器廃絶への道筋を示す姿勢が問われるとともに、唯一の戦争被爆国としての役割を日本政府が果たすことが求められます。

東京電力福島第一原発事故から間もなく9年になります。安倍首相が福島原発事故への懸念を「アンダーコントロール」という言葉を使って招致したオリンピックの年となりましたが、汚染水の処理や溶融燃料の取り出しなど、事故の収束への目途は全く立っていないのが現実です。そのうえに、多くの被災者が政府からの支援を打ち切られ、避難生活を余儀なくされる一方で、原発の再稼働が着々と進められるという理不尽がまかり通っています。

被爆から74年が過ぎ、被爆者は高齢化や病弱化が進み、被爆者を取り巻く環境は年々厳しくなっています。被爆者が訴えてきた核兵器の非人道性と国の戦争責任の追及、原発事故によるあらゆる被災者が訴える国の責任は、等しく核政策の転換と、再び戦争をさせてはならないという決意でもあります。被爆地ヒロシマは、その思いを一身に受け止め、私たちの理念である「核と人類は共存できない」ことを改めて肝に銘じ、「核も戦争もない21世紀の実現」のため、今年も全力で取り組んでいきます。

私たちは訴えます。

◆「核兵器禁止条約」への署名と批准に向け、被爆国・日本の核政策転換を求めよう!

◆原水禁・連合・KAKKIN3団体での核兵器廃絶に向けた運動の強化をはかろう!

◆核廃絶・原水禁運動を強化し、東北アジアの非核地帯化と非核三原則の法制化を実現させよう!

◆原発の再稼働、新増設に反対し、核に頼らないエネルギーに転換しよう!

◆フクシマとの連帯を強化し、すべてのヒバクシャの援護と権利確立に向け、国家補償の精神にもとづく法制化を進めよう!

◆戦争への道を突き進む安倍政権の暴走を阻止し、憲法9条を守り、憲法改悪に反対しよう!

◆ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・フクシマ、ノーモア・ウォー!

                           以上、決議します。

                             2020年1月27日


渡辺宏

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

« 1.27ネバダデー座込み | トップページ | 「子どもたちをよろしく」 »

ニュース」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 1.27ネバダデー座込み | トップページ | 「子どもたちをよろしく」 »