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2019年10月23日 (水)

なぜ、10月22日は「お休み」なのですか?

天皇の「即位礼正殿の儀」が行われた昨日、日本基督教団広島流川教会でその意味を問いかける「10・22『即位礼正殿の儀』を問う広島集会」が開催されました。主催は、同集会実行委員会、そして共催は日本基督教教団西中国教区広島西分区/広島市キリスト教会連盟です。30年前、昭和天皇からの代替わりの時には、多くの団体がそして地域で「天皇制を考える」集会や学習会が開催されましたが、今回は本当に少なくなった中で開催された貴重な集会でしたので、私も参加しました。会場、共催者の名前を見ればすぐにわかるようにキリスト教関係者が多く参加していましたが、もちろん呼びかけに応えた市民の姿も多く見ることができました。73年前のあの日被爆した十字架の下で戦後の民主主義、とりわけ国民主権のあり方を一緒に考えました。

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問題提起者は、二人。足立修一弁護士の演題は「思想・信条・信教の自由と即位礼、大嘗祭の違憲性」。もう一人は、「即位の礼・大嘗祭等違憲差止等請求事件原告」の古郝(こかく)荘八さんで、演題は「キリスト者の立場から・・・日韓関係と即位礼・大嘗祭」。古郝さんは、日本基督教団の牧師でもあります。足立さんの指摘で興味深かったのは、「天皇の退位メッセージから始まった、今回の代替わりは、憲法が予測しなかった事態(憲法第2条が示す皇室典範の4条は『天皇が崩じた時は、皇嗣が、直ちに即位する』と生前退位を予定していない)で、明らかな憲法違反だ」ということです。そして古郝さんも強調されたことですが、「代替わりの諸儀式は宗教性があり、国民主権原理の反する」という指摘です。それと同時に、「日本国憲法の思想両親の自由、信教の自由」にも反することであり、「一連の即位の行事は違憲と評価すべきである」とまとめられました。古郝さんは、同様の考え方を示しながら「前回の代替わりに比較し、今回の代替わりに対し反対の声が大きくなっていない」ことを本島長崎市長の「昭和天皇に戦争責任がある」の発言に端を発した当時の状況を投じ長崎に住んでいて経験したことを交えながら、話されました。

集会に参加しながらの私の感想です。テレビに流れ続ける天皇賛美の画面を観ながら、日本国憲法とのかかわりとともに、平成天皇の退位メッセージ後から始まった安倍政権のすさまじいまでの政治利用をこそ問わなければならないということです。まさに「なぜ、10月22日は『お休み』なのですか?」です。安倍首相は、本来「生前退位」には反対であったにもかかわらず、その流れが決まるや今度は徹底して政治利用に走り、本来やるべき皇室典範の徹底的な見直しを進めるのではなく、今度は10月22日を「祝日」に制定し、昭和から平成への代替わりにはなかった、主権者たる国民に「祝意の強要」を推し進めてきたのです。一連の即位の行事が違憲であることを指摘するとともに、この安倍政権による露骨な天皇の政治利用をも厳しく指摘されなければならないと思います。

いのちとうとし

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